ハワイ神話で圧倒的な存在感を放つ、火の女神ペレにまつわるスポット4選

ハワイ神話で圧倒的な存在感を放つ、火の女神ペレにまつわるスポット4選

あまたあるハワイの神々の中で特によく知られているのが、火の女神ペレ。ハワイの火山活動のすべてはペレによるものといわれ、彼女が怒ると、火口はすまさじい火を噴き、流れ出る溶岩は町や村を飲み込むという。彼女にまつわる神話や伝説はたくさんあるが、共通する内容としてあるのは、とても美しく男を魅了し、嫉妬深く身勝手で、自分の思い通りにならないとすぐに火山を爆発させる…というもの。ハワイの人々は、大地の創造と破壊を行うペレに対して畏敬の年を抱きながらも、敬意と信仰心を持って暮らしてきた。そんな火の女神、ペレにゆかりのスポットを紹介します。

キラウエア火山/Kilauea Volcano

キラウエア火山/Kilauea Volcano

キラウエア火山

活火山であり、現在も噴火し続けているハワイ島・キラウエア火山。ハワイ語で「噴き出す」という意味を持つキラウエアは、ハワイ島の観光スポットの中でもハイライトと言われているほど、必見のポイントになっており、噴火口のハレマウマウ火口は、ペレが住む場所として知られている。直径約900m、深さ約85mの火口は常に白い水蒸気を吹き上げ、大自然のエネルギーが感じられる。明るい昼間は見えないが、夕方以降に訪れると火口にゆらゆらと燃える赤い炎が見え、その妖しげな美しさはまさに女神ペレを思わせる。火山一体を中心にしたハワイ火山国立公園は、世界遺産に指定されており、ハワイ島の約3%に当たる面積を占めている。

キラウエア火山/Kilauea Volcano

2017年7月現在は、火山活動が活発になっているため、火口近くまで続く道は閉鎖されている。ハレマウマウ火口を最も近くで見るには、ハワイ火山国立公園の中にある、ジャガー博物館の展望台が絶好のスポット。展望台は24時間オープンしているので、博物館が閉館している時間帯でも利用可能だ。

キラウエア火山/Kilauea Volcano アクセス+店舗情報

キラウエア火山/Kilauea Volcano

住所:
Hawaii Volcanos National Parks, HI
電話番号:
808-985-6000(キラウエア・ビジター・センター)
営業時間:
9:00~17:00(キラウエア・ビジター・センター)
定休日:
無休
URL:
https://www.nps.gov/havo/

 

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キラウエア火山/Kilauea Volcano

ダイヤモンド・ヘッド州立自然記念公園/Diamond Head State Monument

 

ダイヤモンド・ヘッド州立自然記念公園/Diamond Head State Monument

オアフ島のみならず、ハワイ全体のシンボルとしても知られるダイヤモンド・ヘッド。ワイキキビーチからの眺めがあまりにも有名で、山であるかのように見えるが、約30年前の噴火でできた巨大なクレーターで、中央部分はくぼんでいる。

ここにもペレにまつわる逸話が残っている。神話によると、ペレは最初からハワイに住んでいたわけではなく、神々の故国からハワイに渡って来たとされる。ニイハウ島、カウアイ島、オアフ島へと、住む場所を探して穴を掘り、島々へと移動したのだという。その過程で掘られたのがダイヤモンド・ヘッドと言われている。掘っても水が出てくるためここに住むことは出来なかったが、南東へと移って行き、最終的にハワイ島のキラウエアにたどり着いたのだとか。

名前の由来は諸説あるが、先住民の人々が呼ぶ、ダイヤモンド・ヘッドのハワイ語「レアヒ」は、ペレの妹、ヒイアカが名付けたという説も。「レ」は額、「アヒ」はマグロの意味があり、ダイヤモンド・ヘッドの山頂を見たヒイアカがマグロの額のようだと言い、「レアヒ」と名付けたと言われている。

ダイヤモンド・ヘッド州立自然記念公園/Diamond Head State Monument

頂上からは360度のパノラマビューが望めることもあり、ダイヤモンド・ヘッドはハイキングコースとしても知られている。エメラルドグリーンと青のグラデーションが美しい海、高層ビルが建ち並ぶワイキキの街並みなど、標高232mの山頂から見下ろす眺めはまさに絶景。朝日に輝く景色が見られる日の出ハイキングも人気だ。

約40分程度で登ることができ、山道も険しいものではなく、初心者でも気軽にハイキングが楽しめる。本格的なトレッキング用の服装は必要ないが、動きやすい服装で、サンダルなどは避け、履きなれた靴で向かおう。

ダイヤモンド・ヘッド州立自然記念公園/Diamond Head State Monument アクセス+店舗情報

ダイヤモンド・ヘッド州立自然記念公園/Diamond Head State Monument

住所:
4182-4190 Diamond Head Road, Honolulu
電話番号:
808-587-0300
営業時間:
6:00〜18:00(入場は16:30まで)
定休日:
無休
URL:
http://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/oahu/diamond-head-state-monument/

 

ペレの椅子/Pele’s Chair

オアフ島の東海岸、マカプウ岬の手前にそびえる、溶岩でできた巨大な奇岩。ここは、その名の通りペレが座ったとされる場所で、ペレが住むところを求めて移動をする途中に腰をかけて一休みしたと言われている。古代のハワイアンはこの岩をニワトリがうずくまっているようにも見えたということから、別名「カパリオカモア(ニワトリの丘)」とも呼ばれている。エリア全体が聖なる場所として信じられ、ハワイの中でも屈指のパワースポットのひとつとしても知られている。

ペレの椅子/Pele’s Chair

海に突き出たペレの椅子の前には心地よい風が吹いていて、シークレットビーチになっている眼下のクイーンズビーチや、ボディボードを楽しむ人で賑わうサンディビーチを見渡すことができる。
ペレの椅子へ行くには、マカプウ・ライトハウス・トレイルと同じ場所に駐車し、ハイキングコースへは向かわずに、トレイル入口脇のビーチへ続く下のトレイルをたどって行こう。道は舗装されていないので、スニーカーを履いていくのがおすすめ。

ペレの椅子/Pele’s Chair アクセス+店舗情報

ペレの椅子/Pele’s Chair

住所:
Kaiwi Shoreline Trail, Honolulu
営業時間:
全日24時間
定休日:
無休

マウナケア/Maunakea

ハワイ島にある、古代より聖地とされてきたハワイ最高峰の山。ハワイ語でマウナは「山」、ケアは「白い」。ハワイで雪は無縁であると思われがちだが、標高4205mあるこの山では、11月〜3月頃には雪が降り、山頂では万年雪が見られる。


このマウナケアにはペレのライバルである雪の女神ポリアフが住み、雪を降らせていると言われている。ポリアフは、ハワイ神話の中で最も美しい女神とされていて、その美貌に嫉妬したベレは、ポリアフに何度も戦いを挑むが、ことごとく破れる。毎度ポリアフの勝利に終わるが、ポリアフはペレをハワイ島から追放するようなことはせず、島の南をペレが、北をポリアフが統治するという共存関係が続いたと言われている。

マウナケア/Maunakea

また、マウナケアは年間を通して晴天の日が多く、空気の透明度が高く周囲に明かりもないなどの環境から、世界でも天体観測に優れた場所のひとつとして知られており、山頂には日本の「すばる」をはじめ、世界中の天文台が並んでいる。天体観測をする場合は、旅行会社などが行っているツアーを申し込むのが一般的。サンセットまたはサンライズとセットになっているものも多く、日本語によるガイドもある。標高差があるので、訪れる際は服装に注意。サンダルではなくスニーカーを履き、フリースやパーカー、マフラーなど防寒対策をしておこう。

マウナケア/Maunakea アクセス+店舗情報

マウナケア/Maunakea

住所:
Mauna Kea Forest Reserve
電話番号:
808-935-6268(オニズカ・ビジター・センター)
営業時間:
12:00~22:00
定休日:
無休
URL:
http://www.ifa.hawaii.edu/info/vis/

 

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マウナケア/Maunakea

ここで紹介したスポットはいずれも、聖地として現地の人から崇められている場所。大声で騒いだり、石や岩に触ったり、持ち帰ったりすることはタブー。さらにはゴミを置いていくなどはもってのほか。ハワイの神々や古代の人々の魂に敬意を表し、ルールを守って訪れるようにしよう。
また、場所によっては車上荒らしに遭う可能性もあるので、レンタカーで訪れる場合は車内に荷物を置かないなど、充分に注意を。