ハワイの歴史とカルチャーに触れるおすすめスポット

ハワイの歴史とカルチャーに触れるおすすめスポット

たくさんの観光客が訪れるハワイは、魅力あふれる文化と興味深い歴史を持っている。今回はハワイの歴史に触れることが出来るおすすめスポットを紹介しよう。

ポリネシア・カルチャー・センター/Polynesian Cultural Center

「ポリネシア・カルチャー・センター」はオアフ島の北部ライエの街にある東京ドーム約3個分の広さを持つハワイ最大のテーマパークだ。ここはハワイを含むポリネシア地域の文化を体験しながら学べる、ファミリーに人気のスポット。ポリネシアとは、ハワイ、ニュージーランド、イースター島に囲まれた三角形の海域のことで、このテーマパークではポリネシアにある島々のサモア、アオテアロア(ニュージーランド)、フィジー、ハワイ、タヒチ、トンガをそれぞれ「村」として再現している。一つ一つの村ではその文化に触れることのできるアトラクションや、伝統工芸品を作る様子を見たり体験したりできる。

最大収容人数2,700人のセンターステージでは総勢100名以上の出演者によるイブニングショーが開催され、主人公がポリネシアの文化を通して成長していく姿が描かれている。ハワイを含めたポリネシアの文化に触れることができるので、1度は足を運んで欲しいテーマパークである。

ポリネシア・カルチャー・センター/Polynesian Cultural Center アクセス+店舗情報

ポリネシア・カルチャー・センター/Polynesian Cultural Center

住所:
55-370 Kamehameha Hwy Laie
電話番号:
808-367-7060
営業時間:
11:45~21:00
定休日:
日曜
URL:
http://www.polynesia.jp/

イオラニ・パレス/Iolani Palace

最初のイオラニ・パレスの老朽化に伴い、ハワイ王国第7代国王カラカウアの命により1882年に完成したのが、現在ダウンタウンにある「イオラニ・パレス」である。当時の最高技術がいたる場所に使われており、地下の厨房から料理を運ぶためのエレベーターや、当時のハワイには無かった水洗トイレなどを今でも見ることができる。ハワイ王国滅亡後、暫定政府やハワイ共和国の庁舎として使用されたため建物の中は傷み、調度品もハワイから海外へ持ち出された。ハワイがアメリカ51番目の州となり新たな庁舎が建設されると、イオラニ・パレスはハワイ王国当時の姿を取り戻すべく修復作業が行われた。

美しく整備されコアウッドの館内や、さまざまな調度品は、オーディオで説明を聞きながら回るオーディオツアーと、ガイドの説明を聞きながら回るガイドツアーで見学することができ、日本語ガイドによるツアーも行われている。ダウンタウンを訪れるのならぜひ行きたい歴史的価値の高い施設である。

イオラニ・パレス/Iolani Palace アクセス+店舗情報

イオラニ・パレス/Iolani Palace

住所:
364 S King St, Honolulu
電話番号:
808-522-0832
営業時間:
9:00~16:00
定休日:
日曜
URL:
http://www.iolanipalace.org

ロイヤル・ハワイアン・センター/Royal Hawaiian Center

ワイキキの中心にある「ロイヤル・ハワイアン・センター」は、毎日多くの観光客がショッピングに訪れる人気のスポットだ。センター内のショップではさまざまな買い物が楽しめ、バラエティ豊かなレストランが多くの観光客を惹きつける。しかしショッピングやグルメだけでなく、ここではハワイの文化に触れることができるプログラムも開催されている。

センターの中にある庭園「ロイヤルグローブ」では、火~金曜の18:00からフラやハワイアン・ミュージックのライブ演奏が鑑賞できるほか、火、木、土曜の19:00からはセンター4階で開催している「ロック・ア・フラ ディナーショー」のショートライブも無料で鑑賞できる。他にもロイヤル・ハワイアン・センター内ではウクレレ、フラ、ハワイアンキルト、レイ・メイキング、ラウハラ細工、ロミロミ・マッサージなど、ハワイ文化のカルチャースクールが受講料無料(材料費などは一部必要)で開催されており、一流の講師によるレッスンを受講できる。このセンターはワイキキでハワイの文化に触れることのできる貴重なスポットである。(イベント・レッスン情報は2018年8月時点のものです)

ロイヤル・ハワイアン・センター/Royal Hawaiian Center アクセス+店舗情報

ロイヤル・ハワイアン・センター/Royal Hawaiian Center

住所:
2201 Kalakaua Ave, Honolulu
電話番号:
808-922-2299
営業時間:
10:00~22:00
定休日:
無休
URL:
http://www.jp.royalhawaiiancenter.com

ビショップ・ミュージアム/Bernice Pauahi Bishop Museum

ワイキキ西部のカリヒ地区にある「ビショップ・ミュージアム」は、カメハメハ王直系の最後の子孫バーニス・パウアヒ王女を記念して、夫のチャールズ・リード・ビショップ氏が設立した施設である。館内にハワイを中心とするポリネシアの文化、歴史、自然などを展示しているハワイ州最大の博物館で、パウアヒ王女が受け継いだ王家の遺品をはじめ、世界的にも価値の高い貴重なコレクション2,500万点以上が収蔵されている。

施設内にはプラネタリウムが設置され、ハワイの航海術など星に関わる説明を聞くことができるほか、科学館のマグマの取り出しは子ども達にも人気のプログラム。日本人ガイドに館内を案内してもらえるツアーも10:30、11:30、12:45、13:30、14:30の1日5回開催しており、ハワイの歴史を解りやすく説明してもらえてお勧めだ。(情報は2018年8月時点のものです)

ビショップ・ミュージアム/Bernice Pauahi Bishop Museum アクセス+店舗情報

ビショップ・ミュージアム/Bernice Pauahi Bishop Museum

住所:
1525 Bernice St, Honolulu
電話番号:
808-847-8291
営業時間:
9:00~17:00
定休日:
無休
URL:
https://www.bishopmuseum.org/

アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート/Outrigger Reef Waikiki Beach Resort

「アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート」は、ワイキキビーチ西端のグレイズ・ビーチ前にあるオーシャンフロントのホテルだ。チェックインを行うレセプションカウンターには手続きするときに見えるよう、壁にアウトリガー・カヌーが描かれた絵画が何枚も飾られており、まるでギャラリーのようだ。ロビーにはビショップ・ミュージアムなどにも出展される貴重なハワイの歴史的文化財が展示されており、いつでも見学できる。1階にはハワイ語で「音楽やろうよ」という名のレストラン「カニ・カ・ピラ・グリル」が営業しており、毎日豪華なミュージシャンが奏でるハワイアン・ミュージックを聴きながら食事が楽しめる。ハワイアン・カルチャー・アクティビティも盛んに行われており、フラやウクレレなどのレッスンが受けることができる。また最近注目を浴びているハワイ式のバウリニューアルも毎週行われるなど、ハワイの文化を体験できるアクティビティが盛りだくさんのホテルである。

アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート/Outrigger Reef Waikiki Beach Resort アクセス+店舗情報

アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート/Outrigger Reef Waikiki Beach Resort

住所:
2169 Kalia Rd, Honolulu
電話番号:
808-923-3111
営業時間:
24時間
定休日:
無休
URL:
https://www.outriggerreef-onthebeach.com/

ハワイにはその歴史や文化を紹介する施設が多くある。ハワイの楽しみ方のひとつとして、そのような場所に足を運んでみるのはいかが。

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