ハワイの伝統文化「フラ」に親しめる4スポット

ハワイの伝統文化「フラ」に親しめる4スポット

ハワイの伝統的な踊りといえばフラ(ダンス)を思い浮かべる方も多いだろう。ハワイには無料で見られるものから王朝時代のハワイの宴会のスタイルで行われるルアウ・ショーまで数多くのフラ・ショーがある。そこで今回は本格的なフラショーを見られる4つのスポットを紹介しよう。

ポリネシア・カルチャー・センター/Polynesian Cultural Center

ポリネシア・カルチャー・センター/Polynesian Cultural Center

「ポリネシア・カルチャー・センター」は、2600万平方メートルの広大な敷地の中にハワイ、マルケサス、サモア、フィジー、トンガ、タヒチ、ニュージーランドの7つのエリアがあり、それぞれの地域の民族の歴史や文化を学べるテーマパーク。この「ポリネシア・カルチャー・センター」でフラを見られるのは2つのスポットで、その一つは、園内にあるハワイ村のエリア。中央にはタロの水田が再現され、昔のハワイにあるような建物を再現した中にあるステージで、ライブ演奏と共にフラダンサーによってカヒコ(古典)からアウアナ(モダンフラ)が披露される。ショーの後にはダンサーと一緒に写真を撮ってもらえる。またエリア内ではタロイモの試食や、工芸品作り体験、木陰でフラのレッスンも受けられる。

ポリネシア・カルチャー・センター/Polynesian Cultural Center

次にフラが見られるスポットは、エンターテインメントを楽しみながらハワイ伝統の食事をブッフェ形式で味わえる、ハワイの宴会をテーマにした「アリイ・ルアウ」(王族の宴)。このルアウは、園内にあるレストラン「ハレ・アロハ」で楽しむことができ、「アンバサダー・ルアウ・パッケージ」「アリイ・ルアウ・パッケージ」「アリイ・ルアウ・パッケージ(イブニング・ショー無し)」の3つのパッケージに申し込むことで参加できる。

ポリネシア・カルチャー・センター/Polynesian Cultural Center

600席ある会場内にある前方のステージでは、ハワイの祈り、チャントを合図にショーが始まる。カヒコ(古典フラ)やアウアナ(モダンフラ)はもちろん、地元ライエの子ども達によって「フキラウ」と「フキラウ・ジェネラルストア」が踊られ、ハワイのルアウショーでは唯一ケイキ(子ども)フラダンサーの踊りも含まれているプログラム。この2つのスポットの他、純粋なフラショーではないが、園内のシアターでは総勢100名あまりの出演者によって繰り広げられる迫力満点のショーも見られる。「ポリネシア・カルチャー・センター」は、1日を通して楽しめるテーマパークなのだ。

ポリネシア・カルチャー・センター(オアフ島)/Polynesian Cultural Center (Oahu Island) アクセス+店舗情報

ポリネシア・カルチャー・センター/Polynesian Cultural Center

住所:
55-370 Kamehameha Hwy Laie
電話番号:
808-367-7060
営業時間:
11:45~21:00
定休日:
日曜
URL:
http://www.polynesia.jp/

 

ハウス・ウィズアウト・ア・キー/House Without a Key

ハウス・ウィズアウト・ア・キー/House Without a Key

ハワイ語で“天国にふさわしい館”という名前のホテル「ハレクラニ」。その1階にあり、作家アール・ビガーズの小説『The House Without a Key(鍵のない家)』に登場するレストランが、「ハウス・ウィズアウト・ア・キー」。ここで毎晩17:30~20:30まで開かれるフラ&ハワイアンミュージックショーが、ワイキキの人気アクティビティのひとつになっている。このショーを見るためには“ドリンク”か“ディナー”を注文する必要があり、ドリンクを選べば、ノンアルコール・カクテルなら$6から$7、カクテルなら$12ほどで美しいサンセットを背景に約1時間のショーを満喫できる。

ハウス・ウィズアウト・ア・キー/House Without a Key

このフラショーで一番人気のダンサーといえば、やはり「ハレクラニの華」と呼ばれるカノエ・ミラーさんだ。3歳でフラを始めた彼女は19歳でミス・ハワイに選ばれ、1977年にハワイアン航空で客室乗務員として勤務していたときに、「ハウス・ウィズアウト・ア・キー」で代役として出演したことをきっかけにフルタイムダンサーとして踊るようになり、その美しいフラがハレクラニの華と称えられるようになった。今では、フラショーなどでたびたび来日されるなど、活躍の場が増え、このショーで彼女のフラが見られるのは、金曜日と土曜日のみとなっている。

ハウス・ウィズアウト・ア・キー/House Without a Key

彼女の踊りが見たければ、彼女のサイトでスケジュールを確認可能。どうしても旅行のスケジュールの都合でカノエ・ミラーさんが踊る日に行けなくてもがっかりすることはない。この「ハウス・ウィズアウト・ア・キー」では、ハワイアン航空の地域統括シニアマネージャーで、1984年のミス・ハワイという輝かしい経歴を持つデビー・ナカネルアさんなど、他にも優れたフラダンサーの踊りを楽しめる。同じフラでも、その踊りの違いを楽しむのも面白いかもしれない。「ザ・ハウス・ウィズアウト・ア・キー」のフラショーは、何度でも体験してほしいワイキキのエンターテインメントだ。

ハウス・ウィズアウト・ア・キー(オアフ島)/House Without a Key (Oahu Island) アクセス+店舗情報

ハウス・ウィズアウト・ア・キー/House Without a Key

住所:
2199 Kalia Road Honolulu
電話番号:
808-923-2311
営業時間:
7:00~21:00 (ショーは17:30~20:30の間に3ステージ)
定休日:
無休
URL:
http://www.halekulani.com/jp/restaurant/house.php
カノエ・ミラー:
http://www.kanoemiller.com

 

ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ、ワイキキ・ビーチ・リゾート/Hilton Hawaiian Village, Waikiki Beach Resort

ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ、ワイキキ・ビーチ・リゾート/Hilton Hawaiian Village, Waikiki Beach Resort

世界的に有名なリゾートホテル「ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ」。7つのタワーと6つのプールがあるこの一大リゾートではさまざまなアクティビティが催されているが、金曜日の19時から開演される「ロッキン・ハワイアン・レインボー・レビュー」もそのひとつ。ホテル内にあるスーパー・プールで行われる45 分間のショーは、カラカウア・アベニューにたつ銅像で有名な「デューク・カハナモク」を称えたショーで、フラを力強く現代的なアレンジで見せてくれる。

また、ハワイアンソングやウクレレ演奏などが繰り広げられ、ショーのフィナーレは、今は亡きハワイ出身のシンガー「イズラエル・カマカヴィヴォオレ」のヒット曲『虹の彼方に』等にのせて花火が打ち上げられるが、これがワイキキの名物「ヒルトンの花火」である。有料エリアの外でも立ち見が可能だが、ここはチケットを手に入れたい。宿泊者ならアリイタワーのアクティビティーデスクであらかじめ購入可能。また、宿泊者でなくてもショー当日の18:15~19:00の間にスーパー・プール入り口で当日券を購入でき、料金は1人$30。マイタイ・パンチかソフトドリンクが付き、最後に打ち上げられる花火も正面で見られるショーだ。

また、この「ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ」では日曜~木曜までの18時から、ホテル内のルーフ・トップ・ガーデンで3時間のルアウショー「ワイキキ・スターライト・ルアウ」が開催される。ルアウとはハワイ伝統の宴の事で、そのプランは座席によって、ステージ正面のダイヤモンド・シート、ステージ周りのゴールデン・シート、そして最もリーズナブルなスタンダード・シートの3種類となっている。受付で席別に分けられたレイをかけてもらい、ダンサーと写真を撮ると座席へと案内されるが、この写真は後で購入も可能。全員が席に着くまでの間、ウェルカム・ドリンクのマイタイが運ばれてくる。これはノンアルコールを選べるので、アルコールが苦手な人にもうれしいサービスだ。

ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ、ワイキキ・ビーチ・リゾート/Hilton Hawaiian Village, Waikiki Beach Resort

18時になるとルアウショーが始まり、最初にフラ・レッスンやパフォーマンスなどが繰り広げられその後ビュッフェのディナーとなる。食事はサラダやポキ、カルアピッグ、フリフリチキンなど数多くのメニューが用意されているが、ショーが始まると料理を下げられてしまうので早めに食べた方がよいだろう。19時から迫力あるファイヤーダンスやタヒチアンダンス、そして優雅なフラダンスのショーが繰り広げられる。この「ワイキキ・スターライト・ルアウ」は野外でのショーなので、羽織るものを持っていくことをおすすめする。「ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ」で開かれる2つのフラショーは、予算やスケジュールによってどちらに参加するのかを選ぶことができ、ワイキキからも手軽に行ける、旅の予定に入れやすいフラショーなのだ。

ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ、ワイキキ・ビーチ・リゾート/Hilton Hawaiian Village, Waikiki Beach Resort アクセス+店舗情報

ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ、ワイキキ・ビーチ・リゾート/Hilton Hawaiian Village, Waikiki Beach Resort

住所:
2005 Kalia Road, Honolulu
電話番号:
808-949-4321
営業時間:
ワイキキ・スターライト・ルアウ17:00~20:00/ロッキン・ハワイアン・レインボー・レビュー 19:00~19:45
定休日:
ワイキキ・スターライト・ルアウ : 金・土 / ロッキン・ハワイアン・レインボー・レビュー : 金曜のみ開催
URL:
http://www.hiltonhotels.jp/hotel/hawaii/hilton-hawaiian-village-waikiki-beach-resort

 

オールド・ラハイナ・ルアウ/Old Lahaina Luau

オールド・ラハイナ・ルアウ/Old Lahaina Luau

「オールド・ラハイナ・ルアウ」は1987年にマウイ島のラハイナでオープンした、ルアウを再現したアクティビティ。ルアウとはハワイ語で「宴」の意味で祝い事の時に開かれ、基本的に野外で執り行われる。「オールド・ラハイナ・ルアウ」で行われるショーでは、ハワイ本来のフラだけが披露され、フラの原型とされているタヒチアンダンス以外、例えばファイヤーダンスなどは披露されない。座席はすべて8人席となっており、ローテーブルにクッションのトラディショナル(桟敷席)と、床に座るのが苦手な人のためのテーブル&チェア(テーブル席)を予約時に選べる。

入り口で受付を済ませると、スタッフが生花のレイをかけてくれて座席まで案内される。このとき、ウェルカム・ドリンクのマイタイも振る舞われる。ショーが始まるまでの間、場内ではハワイの伝統に触れられるレクリエーションが数多く用意され、ハワイに古くから伝わる遊びや、フラのレッスンを体験できる。また、このときに行われる、地面に穴を掘ったイム(蒸しかまど)から丸ごとの豚「カルアピッグ」を取り出す「イム・セレモニー」は必見。宴会はブッフェ形式の食事から始まり、ドリンクは飲み放題。バーカウンターにはビールやカクテル、さらにノンアルコール・カクテルやソフトドリンクも用意されている。料理は「ハレアイ」と呼ばれるブッフェエリアへ行き、イム・セレモニーで取り出されたカルアピッグをはじめ、ポキ、ロミロミサーモン、ポイ、サラダ、ステーキ、フルーツ、デザートなどを好きなだけお皿に取れる。

オールド・ラハイナ・ルアウ/Old Lahaina Luau

食事が終わると、いよいよフラショーがはじまるが、このショーは英語で解説が入りながら進行していく。最初に踊られるタヒチアンダンスは、ポリネシア人がハワイを発見し、移住してきた歴史を表現した踊りで、フラの原型といわれている。続くカヒコ(古典フラ)では火の神ペレの神話が踊られ、やがて優雅なアウアナ(モダン)フラによる、キリスト宣教師団に禁止されて消滅しかけた<フラ>を復活させた、カラカウア王をたたえた踊りへと物語は進み、タヒチへの祈りでショーは終わる。まるで古代ハワイへとタイムスリップして、ルアウに参加しているような気分を味わえるルアウショーが「オールド・ラハイナ・ルアウ」である。

オールド・ラハイナ・ルアウ(マウイ島)/Old Lahaina Luau (Maui Island) アクセス+店舗情報

オールド・ラハイナ・ルアウ/Old Lahaina Luau

住所:
1251 Front St, Lahaina
電話番号:
800-248-5828
営業時間:
17:15(10月~2月)・17:45(9月、3月~5月)・:18:15(6月~8月) (開始時間、所要3時間 )
定休日:
無休
URL:
https://www.oldlahainaluau.com

ひとくちに「フラショー」といっても、昔ながらの様式を守り、ハワイのフラだけを見せるショーから、現代風にアレンジしているショー、ハワイを含むすべての踊りを見せるショーなどさまざまなショーがハワイでは開催されている。この記事を参考にいろいろなショーを体験するのもハワイ旅行の醍醐味かもしれない。

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