これ日本に持ち込めないの?!意外と知られていない「持ち帰れない」お土産

これ日本に持ち込めないの?!意外と知られていない「持ち帰れない」お土産

こんにちは。ナビちゃおハワイのmimiです。

普段の生活で何気なく買っているものでも、海外から日本に持ち込めないものが沢山あるのをご存知でしょうか。

今日は意外と知られていない「日本に持ち込めないお土産」の話です。

せっかく買ったのに、日本の空港到着後に破棄しなければならないことも!

そうなる前にぜひ読んでくださいね。

肉製品の日本への持ち込み

ビーフジャーキーは日本持ち込みNGって知ってるけど、その他の肉製品は?

残念ながら、殆どの肉製品は日本に持ち込みできません。

生肉でも焼いてあってもダメです。

ソーセージ、ベーコン、ポークジャーキーなどもNG。

空港でハンバーガーを買って、食べきれずに機内で食べようと持ち込んだものの、機内食を食べてしまって結果的に日本に持ち込んでしまうこともあるのでお気を付けください。

肉製品でも缶詰ならいいの?例えばスパムの缶詰

肉製品はたとえ缶詰でも、到着した日本の空港の「動物検疫」に提出し検査を受けなければなりません。

缶詰は通常、高温殺菌処理がされているため多くの物が大丈夫なのですが、「缶に入っていればよい」とは言えない理由があるとのこと。

それは高温殺菌されず、ただ「缶に詰めただけのもの」も存在するからだとか。

そのため缶詰であろうと、肉製品を持ち込む際には必ず動物検疫に立ち寄って品物を見せないといけないということです。

ハワイで購入するスパム缶は、あっという間に検疫終了ですので面倒がらずに動物検疫へ。

検疫を通したものにはこんな紙を貼ってくれるので、ちょっとした話のネタになるかも!

果物・植物は日本に持ち込めない?

果物の日本持ち込み規制

ハワイにいくとパイナップル、パパイヤ、マンゴー、パッションフルーツなど、南国ならではのフルーツが街のあちこちで目につき、つい買いたくなってしまいませんか?

海外のフルーツの多くは日本へ持ち込むことができません。

例えば、下記の果物は持ち込み禁止です。

  • オレンジ等のかんきつ類
  • キウイフルーツ
  • さくらんぼ
  • バナナ
  • パパイヤ
  • グァバ
  • マンゴー
  • りんご

上記はあくまでも一例です。

パイナップルは禁止ではありませんが、検査証明書の添付が必要です。

検査証明書の添付は、2018/10/1より海外から日本へ植物や果物を持ち込む際に義務付けられています。

証明書の添付がない場合はその場で破棄せざるを得ません。

検査証明書の発行手数料も1枚61ドルとかなりの高額で、各自がハワイの空港の植物検疫のブースで手続きしなければなりません。

*発行手数料は国によって違いがあります

証明書の発行には時間がかかることもあるとのことですので、時間に余裕をもって空港へ行かれることをお勧めします。

もし特別なルートで検査証明書付きの物を買ったとしても、日本の到着空港の植物検疫で検査証明書を提出して検査を受ける必要があります。

パイナップル1個でも検査証明書が必要なの?

合計1250ドル未満でしたら検査証明書1枚で申請できます。

したがってパイナップル1個でも10個でも検査証明書の発行手数料は61ドル。

かなり割高なお土産になってしまいます。

観光客にも人気のある「Frankie’s Nursery/フランキーズ ナサリー」のハニークリームパイナップルをお土産に買いたいという方もいらっしゃると思いますが、その場合は検査証明書を発行して日本に持ち帰る手続きをしてくださいね。

植物の日本への持ち込みにも検査証明書が必要

果物同様、植物も検査証明書の添付が必要です。

きれいなレイをハワイで買ったり頂いたりした場合、大切に持ち帰りたくなりますが、証明書がないと持ち帰ることはできません。

ドライフラワーも検査証明書添付が必要です。

プルメリアの苗木は持ち帰れない

ハワイのスーパーや空港などでも販売しているプルメリアの苗木ですが、2017年5月24日から日本への持ち込みが制限されています。

日本にはいないミカンクロトゲコナジラミという害虫が寄生する恐れがあるためです。

害虫がいないことを証明する「栽培地検査証明書」が必要ですが、個人での入手はかなり困難ですので、事実上日本への持ち込みは難しいでしょう。

詳細は植防疫所のサイトをご覧ください

参照:植物防疫所

また、スワップミートなどで証明書が付いてるよと言って販売してる人もいるようですが、それはForUSと書いてある米国国内向けの証明書なので日本では無効です。

だまされないようご注意ください。

殻付きのマカダミアナッツも要注意!

殻付きのマカダミアナッツを買ってくる方もいらっしゃると思いますが、殻付きにはローストしてあるものと生のものの2種類あります。

それぞれ検疫方法に違いがありますのでご注意ください

*ローストしてあるもの
検査証明書は「不要」・日本到着後の植物検疫検査「不要」

*生/RAW
検査証明書は「不要」・日本到着後の植物検疫検査は「必要」

検査証明書を添付せずに輸入した場合や輸入時の検査を受けなかった場合は、3年以下の懲役、又は100万円以下の罰金が科せられる場合があります。

ルールを守って楽しい旅行にしましょうね。

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