本物みたい!ハンドメイドの造花を使ったジュエリーブランド、Anna Grace Jewelry

本物みたい!ハンドメイドの造花を使ったジュエリーブランド、Anna Grace Jewelry

今年の8月にホノルルのコンベンションセンターで開催されたハワイのビッグイベント、メイド・イン・ハワイ・フェスティバル(Made in Hawaii Festival)で見つけたのが、エレガントで美しい造花のジュエリーブランド、アナ・グレース・ジュエリー(Anna Grace Jewelry)。
粘土を使ってプアケニケニやピカケ、パカラナ、ロケラニなどハワイの顔とも言える花々を手作りし、ジュエリーにしています。
オーナーデザイナーは、オアフ島の北部ミリラニ(Mililani)出身のアナ・ゲブ(Anna Guieb)さん。
子供の頃からクラフトフェアに行くのが好きで、ビショップミュージアムでおばあさんやお母さんがハワイアンキルトのクラスを受講する姿を見て育ちました。
 「子供の頃に母が縫い物を教えてくれて、人の心の記憶に残ってもらえるような物を作るという精神を養いました」とアナさん。
この経験が、後にアナ・グレース・ジュエリーの礎となるのでした。
アナさんの本職は特別支援学校の教師で、主に低学年を教えています。
ハワイでは、教師の給与がハワイの高い物価や生活費と比べると低く、副職をしている教師も少なくないそうです。
アナさんもそんな一人で、教師としてフルタイムで働き、キャリアを高めるために大学へ通い、シングルマザーで二人の娘さんを育てる傍ら、足りない生活費をまかなうために副収入を得るというリアルな目標から、2015年にジュエリーブランドを立ち上げました。
 当時は、ビーチで拾い集めた貝殻を使ったビーチジュエリーを作り、友人に売ったり、カイルアのセレクトショップで扱ってもらっていました。
その後、貝殻からパールやジェムストーンを使ったジュエリーにシフトしましたが鳴かず飛ばずの状態で、パンデミックになりブランドを休止。
パンデミック中に、初心に戻ってリサーチをしていると、アメリカ本土で粘土を使ったジュエリーがブームになっていることを知りました。
ハワイアンの血を引き、フラを学んで育ったアナさんは、家族が大好きなハワイのレイに使われる美しい花々を粘土で作ることを思いついたのです。
 試行錯誤を重ねて、ついに2022年、粘土と14kゴールドフィルドの素材を使った初めてのコレクションを発表。
以後、ハワイ島ヒロの人気ファッションブランド、シンプリー・シスターズ(Simply Sisters)のオーナーにジュ…

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