マカダミアナッツ、ハワイアングッズ、コーヒー……。ハワイの定番お土産というとこのあたりが思い浮かぶのでは？　これらももちろんアリだが、「定番」にこだわるとかえって面倒になってしまうことが多いお土産選び。だったら、脱定番でハワイの個性的なアイテムを「定番」にしてしまうのもありかも。旬な商品、ハワイらしいアイテムを「新定番土産」で購入してみよう！

Kona Coffee Butter/コナ・コーヒー・バター

優しい甘さとホイップクリームのような軽い口当たり、まろやかな風味でベーグルやワッフルにぴったり。こんな日本未発売のバターが、いまハワイ土産の新定番で急上昇中の「コナ・コーヒー・バター」。ファーマーズマーケットで毎回完売していた人気商品だ。

原料は100％コナコーヒーだが、コーヒー特有の苦みは感じられず、毎日食べたくなるほどハマる人も多いのだとか。カフェオレのようなほんのりした甘さで、トーストなどパンやスコーン、マフィンなどに塗って味わうのはもちろん、ステーキやパスタなどの隠し味としても利用でき、調味料のひとつとしても利用できるのがうれしい。「バター」というけれど、未開封であれば常温22℃前後での保存も可能だ。持ち運びにも気を使わなくて済むし、未開封であれば常温で6ヵ月はもつ。開封後は冷蔵庫保管になるが、食べる5分くらい前に出しておけば、程よい柔らかさになる。

取り扱いは、コナコーヒーを扱う販売コーナーや店舗、カフェ、ABCストアなどでも購入できる。特にニーマン・マーカスには限定パッケージが置かれているので、お土産にはピッタリ。試食が用意されているところもあるので、味をチェックして購入してみては。なお、バターは液体と同じ扱いになるので、必ずスーツケースにいれて持ち帰るように。

Kona Coffee Butter/コナ・コーヒー・バター

住所：

Hyatt Regency Waikiki Resort & Spa 1F, 2424 Kalakaua Ave.

営業時間：

火曜・木曜 16:00～20:00

 

Malie Kai Chocolate/マリエ・カイ・チョコレート

ハワイのチョコレートというと「マカダミアナッツ・チョコレート」を思い浮かべる人も多いが、その上をいきそうなチョコレート専門店が「マリエ・カイ・チョコレート」だ。

香料は一切使わず、ノースショア産の手摘みカカオから作るオールナチュラルオーガニックのチョコレートは、素材奈フルーティな香りと味わいが楽しめる。ハワイはアメリカの中で唯一カカオ栽培に適した場所で、ノースショアの無農薬カカオは生産量も少なく、希少価値も高い。全工程を手作業で行うため、手間暇かけて作られるチョコレートは最高級品質で、サンフランシスコのサロンミルクチョコレート部門で1位を獲得したり、数々の賞を受賞している逸品だ。シグネチャーは濃厚なコクがあとをひく「ミルクチョコレート」やコナコーヒーとダークチョコレートの苦みと酸味が味わえる「コナコーヒーエスプレッソ」など8種類。そのほか、トリュフやビスコッティ、チョコフレーバーが楽しめる紅茶などが並び、どれにしようか迷ってしまいそう。

これだけの逸品なのでちょっとお値段も高めだが、シェルのロゴが入ったおしゃれなパッケージもテンションUP！　特別な人に渡すお土産としてぜひ購入していきたい。

 

 

Malie Kai Chocolate/マリエ・カイ・チョコレート

住所：

2201 Kalakaua Ave. ロイヤル・ハワイアン・センター

電話番号：

808-922-9090

営業時間：

10:00～22:00

定休日：

無休

URL：

http://www.maliekai.com/

 

South Shore Paperie/サウス・ショア・ペーパリー

旅先で手に入れやすいお土産の筆頭がポストカード。手ごろな金額だしばらまき用にもなるし、どこでも購入できる。最近はフォトジェニックな写真も仲間入りして、インテリアなどの一部に利用する人も多いはずだ。

ポストカードでおすすめしたいお店が「サウス・ショア・ペーパリー」。ロコにも注目されるステキなペーパーグッズがそろうステーショナリーショップで、「ハワイ・ベスト・ステーショナリー・ストア」にも選ばれた実力店。スタイリッシュなコンテンポラリーなイラストのポストカードだったり、再生紙を利用したメイドインハワイのお手製のペーパーグッズがそろう。なかでも、グラフィックデザイナーのオーナーがデザインするオリジナルブランド「Breadly & Lily」は活版印刷の温かみのあるペーパーアイテムが注目の的だ。

ハワイらしいリラックス感のあるカードやミニノートなど、オーナーの審美眼にかなったおしゃれでセンス抜群のステーショナリーがそろい、自分使いしたいアイテムも。日本ではなかなか手に入らない高感度のあるペーパーアイテムなので、お土産はもちろん、おしゃれに毎日の生活に取り入れてみてもいいかも。

South Shore Paperie/サウス・ショア・ペーパリー

住所：

1016 Kapahulu Ave., No.160

電話番号：

808-744-8746

営業時間：

09:00～16:00

定休日：

日曜

URL：

http://southshorepaperie.com/

 

Soha Living/ソーハ・リビング

自宅でもハワイの雰囲気を楽しみたい、ハワイっぽいお部屋にしたい、と思う人もいるだろう。インテリア系のお土産を探すなら「ソーハ・リビング」に足を運んでみよう。

店内にはデザイン性の高いインテリア雑貨やルームアクセサリーがずらり。南国のカラフルでポップなハワイアン雑貨というよりは、自然と調和した落ち着きのあるナチュラル系で、部屋のアクセントとしてプラスできる色合いの落ち着いたアイテムがそろう。インテリアの素材に使われているのは貝殻や流木、ハワイアンキルト、麻製品などで、ハワイの自然を彷彿とさせるもの。

目を引くのは貝殻のコレクション。なかには珍しい貝もあり、実は貝好きの間では有名なのだとか。これらの貝をつかったハンギングなどもおすすめだ。女子用にはハワイで培った植物や花を原料としたハンドクリームやソープがあり、ハワイ産100％のエッセンシャルオイルを用いるオリジナルのルームディフューザーも人気が高い。すべてを南国風にすることは難しくても、ポイント使いして部屋の模様替えをすれば、またハワイに行きたくなる気分になるかも。

Soha Living/ソーハ・リビング

住所：

4211 Waialae Ave

電話番号：

808-591-9777

営業時間：

10:00～21:00 （日曜～18:00）

定休日：

無休

URL：

http://www.sohaliving.com/

 

Martin & MacArthur/マーティン＆マッカーサー

コアの木はハワイ州に自生する固有種で、ハワイ王族のみが使用を許されていた神聖な木。王朝が途絶えてからは一般の人にも使用が許され、ウクレレやカヌーなどを筆頭に生活を支える日用品の材料としても使われるようになった。そのハワイアン・コアを使った製品を扱うのが「マーティン＆マッカーサー」だ。

お店自体は1961年創業の老舗。腕時計、リング、サングラス、アイフォンケースと扱うアイテムも幅広い。職人がひとつひとつ手作りしている商品は、使いこめば使い込むほど木目や色合いが美しくなり、長年愛用したくなるものばかりだ。木製品というとちょっと壁掛けや飾りなどを思わせて購入しにくい感はあるが、この店では日常使いできる器やお椀などの食器類やペンケースやカードケースなどのアイテムもそろう。人とはちょっと差をつけたいなら、腕時計、サングラスやリングなどのアクセサリなどもチェックしたい。

コアは現在絶滅種に認定された希少な木。輸出も制限されているので、ハワイのみで購入できる希少なアイテム。ぬくもりのある温かい雰囲気が感じられるので、特別なお土産として喜ばれそうだ。

Martin & MacArthur/マーティン＆マッカーサー

住所：

1450 Ala Moana Blvd., Ala Moana Shopping Center#2045

電話番号：

808-941-0074

営業時間：

9:30～21:00（日曜10:00～19:00）

定休日：

無休

URL：

http://martinandmacarthur.com/

 

いずれも「メイドインハワイ」なので、日本では手に入らないものばかり。お土産といえども、もらう人にも好みがあるので、商品はジックリ吟味して選ぶのがおすすめだ。今回紹介したお店はハワイらしい商品を扱うほんの一握りのお店で、もっとたくさんの魅力的なアイテムやお店がたくさんあるはず。「自分が買って帰りたいもの」を基準に、楽しみながらお土産を探せば、それが「定番」になっていくこと、間違いなし！