【ハワイを楽しむ50の方法】 vol.24 冬のハワイを駆けぬけるランナーたちの祭典

【ハワイを楽しむ50の方法】 vol.24 冬のハワイを駆けぬけるランナーたちの祭典


開催日を含むツアーはあっという間に完売、航空券も争奪戦になるハワイ随一の人気イベント「JALホノルルマラソン」。ランナーにとって「一度は走ってみたい」といわれるマラソン大会の筆頭だが、2008年大会のデータによればエントリー数2万3230名のうち日本人が1万4406名にのぼった。その人気の理由とは何だろうか。それはスタートからゴールまでの制限時間が設けられていないことにある。歩いても、休み休みだったとしてもゴールする意思を持って進み続ける限り、フィニッシュラインにはスタッフが待っていてくれる。朝早くにスタートして自分のペースでレースを楽しみ、日が暮れてからゴールする人もいるのだ。だからこのハワイのホノルルマラソンは、他の大会に比べ、高い完走率を誇っている。もちろん、印象的なコース設定も魅力のひとつ。夜明け前の空に打ち上げられる花火、クリスマス・イルミネーションが彩るダウンタウン、朝日に輝くハワイの海とダイヤモンド・ヘッド。デジカメ持参で記念撮影しながらのんびり走るランナーの姿も数多く目にする。とはいえ42.195kmの道のりは決して楽なものではない。そんなときに力を与えてくれるのは沿道の温かい声援。住宅街ではハワイらしいフルーツを差し入れてくれたり、何時間も楽器を演奏してランナーを励ましてくれる人もいる。胸に染みるハワイの方々のそんな応援に出会うと、ホノルル・マラソンがハワイのアロハ・スピリッツに支えられていることをしみじみ実感するだろう。

[DATA]

JAL Honolulu Marathon

JALホノルルマラソン

電話:03-3545-1102(ホノルルマラソン協会日本事務局)

URL:www/honolulumarathon.jp

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