ハワイのシンボル「ダイヤモンドヘッド」のベストビュースポット3選

ハワイのシンボル「ダイヤモンドヘッド」のベストビュースポット3選

雑誌やテレビなどでハワイが紹介されると必ずといっていいほど映し出される「ダイヤモンドヘッド」はオアフ島南東部にある標高232mの火山。ハワイの代表的な絶好のビュースポットとしても有名なダイヤモンドヘッドが美しく、さらに少し変わった見え方が楽しめるスポットを3つ紹介しよう。

カピオラニ公園/Kapiolani Regional Park

カピオラニ公園/Kapiolani Regional Park

ワイキキでダイヤモンドヘッドが美しく見える場所といえば、最初にあげられるのはワイキキ東側に広がる「カピオラニ公園」だろう。広大な敷地を持つ緑豊かなこの公園は元々ハワイの王族が所有する土地で、第7代ハワイ王国国王カラカウアがホノルル市へ寄贈、この土地に公園が造られ、1978年に完成するとカラカウア王の王妃カピオラニの名がつけられた。多くの人が太極拳やジョギングで汗を流し、園内のピクニックテーブルを利用してBBQやピクニックを楽しむファミリーもみられ、ホノルル市民の憩いの場だ。敷地内には動物園「ホノルル・ズー」もあり、多くの子どもたちが連日訪れている。

カピオラニ公園/Kapiolani Regional Park

芝が広がる園内には樹齢100年を超えるバニヤンツリーや椰子の木、モンキーポッドツリーなどの木々が多く、その向こうにそびえるダイヤモンドヘッドは圧巻。

カピオラニ公園/Kapiolani Regional Park

早朝の「カピオラニ公園」も日中とは違った雰囲気で、多くの鳥がさえずる中ダイヤモンドヘッドから朝日が昇ってくる光景は非常に美しく、ハワイのマナをたっぷりと感じることができる。一度は見る価値のある景色なので、ワイキキ滞在中は早起きして「カピオラニ公園」に出かけてみてはいかがだろう。

カピオラニ公園/Kapiolani Regional Park アクセス+店舗情報

カピオラニ公園/Kapiolani Regional Park

住所:
3840 Paki Ave, Honolulu
電話番号:
808-768-4623
営業時間:
常時開放
定休日:
無休

プウオ・カイムキ・ミニパーク/Pu’u O Kaimuki Mini Park

ダイヤモンドヘッド/daiamond head

グルメの街と呼ばれるカイムキにある小さな公園、「プウオ・カイムキ・ミニパーク」からなら、ダイヤモンドヘッドだけでなく、公園の周囲に広がるホノルルの景色が見渡せる。このプウオ・カイムキ・ミニパークは、カイムキ消防署(Fire Station 05 Kaimuki)の南側の裏手にあり、オーシャンビュードライブとココヘッドアベニューに挟まれた小高い丘にある。

日中は東側にカハラからココヘッド方向に美しく広がる海が、西側はワイキキの高層ホテルの数々、北側には急坂のウィルアミーア・ライズやマノア、さらに天気がよければワイアナエの山々までと360度パノラマの美しい景色が見られ、特に南側にはワイキキからでは見られないダイヤモンドヘッドの姿を見渡すことができる。この公園から見るその姿は立体的なシルエットでそびえ、ダイヤモンドヘッドが持つクレーターは美しいものだと再認識させてくれるはずだ。

またこの公園から見るダイヤモンドヘッドの裾野には住宅街が広がっているため、住宅街を見下ろすようにそびえ立つダイヤモンドヘッドは、ハワイに暮らす人たちの生活を見守っているようにも見えてくるから不思議だ。この「プウオ・カイムキ・ミニパーク」には駐車場がないので、車で訪れるのは難しい。ザ・バス利用ならクヒオ通りから13番のバスに乗りKaimuki Ave + Kapiolani Bで9番に乗り換え、Pahoa Ave + Ocean View Drで下車後、徒歩2分ほど。便利に利用できるのはUberかレンタサイクル。この付近には美味しいレストランやカフェなども多いので、のんびりとサイクリングがてら立ち寄るのがおすすめだ。

プウオ・カイムキ・ミニパーク/Pu'u O Kaimuki Mini Park アクセス+店舗情報

プウオ・カイムキ・ミニパーク/Pu’u O Kaimuki Mini Park

住所:
951 Koko Head Ave Honolulu
営業時間:
常時開放
定休日:
無休

ケポイカイⅡ(カタマラン・クルーズ)/Kepoikai II (Catamaran Cruise)

ケポイカイⅡ(カタマラン・クルーズ)/Kepoikai II (Catamaran Cruise)

ダイヤモンドヘッドはハワイ語でカイマナヒラと呼ばれているが、これはダイヤモンドヘッドをハワイ語で直訳した言い方だ。ローカルはダイヤモンドヘッドをレアヒと呼び、これはダイヤモンドヘッドがマグロの額のような形に見える為にハワイ語でマグロの額と呼ぶようになったから。ところが、このレアヒ(ダイヤモンドヘッド)、海から見ると全く違った表情を見せる。この少し変わった表情のダイヤモンドヘッドは、ワイキキビーチから出航する「ケポイカイ」のクルージングでたっぷりと見られる。

「ケポイカイⅡ」は並列に並ぶ2つの船体をつないだ双胴艇で、1977年ドン・リプトン船長によってデザインされた。この船を使ったクルーズは日中のクルーズ、デイ・ツアーと、日没を見るサンセットクルーズの2つのコースがあるが、どちらのコースに参加しても今まで見たことの無いダイヤモンドヘッドを海上から見られる。

ケポイカイⅡ(カタマラン・クルーズ)/Kepoikai II (Catamaran Cruise)

日中のクルーズならホヌ(アオウミガメ)やイルカが泳いでいる姿を見かけることもあり、子どもも大喜びすることだろう。揺れが少なく酔いにくいカタマラン「ケポイカイⅡ」で、ワイキキの海へクルージングに出航し、海の上からダイヤモンドヘッドを楽しんでみてはいかがだろう。

ケポイカイⅡ(カタマラン・クルーズ)/Kepoikai II (Catamaran Cruise) アクセス+店舗情報

ケポイカイⅡ(カタマラン・クルーズ)/Kepoikai II (Catamaran Cruise)

住所:
2259 Kalakaua Ave, Honolulu
電話番号:
808-224-7688
営業時間:
10:00~19:30
定休日:
無休
URL:
http://www.kepoikai.com/book-now/

今回はダイヤモンドヘッドのべストビュースポットを3つ紹介した。それぞれ王道のレアヒ(マグロの頭)に見える場所、火山らしく噴火口に見える場所、海の上から「これがダイヤモンドヘッド?」と思わず言ってしまう場所などだ。遊覧飛行などではさらに違った表情を見せるダイヤモンドヘッドだから、ぜひあなたのお気に入りを見つけてみてはいかがだろう。

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