ハワイで○○といえばこのお店 グルメ編

ハワイで○○といえばこのお店 グルメ編

ショッピングやアクティビティに加えて、食の面でも楽しみなハワイ。
せっかくハワイのグルメスポットを訪れるなら、そのジャンルの有名店で味わいたいと思いませんか。
そこで今回は、ハワイの「○○といえばここ」といわれている人気店をご紹介します。

マラサダといえばレナーズ/Malasada~Leonard’s Bakery

マラサダはパン生地を油で揚げ、グラニュー糖をまぶした揚げパンのようなポルトガル発祥のお菓子です。
ポルトガルでは復活祭の46日前である灰の水曜日の前日、「マルディグラの日」によく食べられていました。

ハワイでは1800年代後半に、ポルトガルからやってきた移民が持ち込んだといわれています。
カパフル・アベニュー沿いにある「レナーズ」は、ハワイでマラサダの代名詞といわれるほどの人気店。

創業者であるレオナルド・レゴさんは、1882年にサトウキビ畑の契約労働者としてポルトガルからマウイ島に移民してきた祖父母をもつ、ポルトガル系ハワイアン三世。
31歳で妻のマーガレットさんと共にオアフ島へ移り住み、ベーカリーで修行した後に、1952年にレナーズ・ベーカリーをスタートします。

レオナルドさんのパン作りに対する情熱は、あっという間にベーカリーを地元の人気店にしました。
ある日、彼は母親から「マルディグラの日」にマラサダを販売してみては?というアドバイスを受けて、店頭に出したところ、これが大ヒット。
こうしてハワイでマラサダといえばレナーズとして知られるようになり、マルディグラの日は「マラサダの日」と呼ばれるようになりました。

レナーズ/Leonard’s

レナーズ/Leonard’s Bakery

住所:
933 Kapahulu Ave., Honolulu
電話番号:
808-737-5591
営業時間:
7:00~18:00
定休日:
無休
URL:
Leonards Hawaii

ステーキといえばウルフギャング・ステーキハウス/Steak~Wolfgang’s Steakhouse

日本からハワイを訪れる大勢の観光客が宿泊先に選ぶワイキキ。
ワイキキに数あるステーキレストランの中でも、超人気店なのが「ウルフギャング・ステーキハウス」です。

オーナーで創業者のウルフギャング・ズィーナー氏はニューヨークでNo.1との呼び名も高い名門ステーキハウス「ピーター・ルーガー」に40年以上勤めた方。
ステーキを知り尽くしたズィーナー氏が独立し、2004年にニューヨークのマンハッタンで創業したのがウルフギャング・ステーキハウスの始まりです。

ハワイでは2009年にロイヤル・ハワイアンセンターのC館3階にオープン。
ハワイでステーキといえばウルフギャング・ステーキハウス、と言われるほどになりました。

人気の秘密は、ステーキ肉の品質と熟成法。
アメリカ農務省(USDA)によって最上級と認定された希少な部位を、ドライエイジングという手法で28日間熟成します。
旨みが凝縮され、香りも味わいも増した極上のお肉は、注文を受けてからカット。
高温のオーブンでジューシーに焼き上げて、提供されます。

ドレスコードはスマートカジュアル。
高級店であってもかしこまる必要はありませんが、男性のタンクトップとサンダルは避けて下さい。
超が付くほどの人気店ですので予約は必須。
予定が決まったら早めに予約を入れることをお勧めします。

ウルフギャング・ステーキハウス/Wolfgang’s Steakhouse アクセス+店舗情報

ウルフギャング・ステーキハウス/Wolfgang’s Steakhouse

住所:
2301 Kalakaua Ave., Honolulu
電話番号:
808-922-3600
営業時間:
11:00~22:30 、金・土曜 11:00~23:30
定休日:
無休
URL:
Wolfgang’s Steakhouse

パンケーキといえばエッグスンシングス/Pancake~Eggs’n Things

「エッグスンシングス」は、ハワイのパンケーキブームの火付け役として知られる超有名店。
ハワイのみならず日本や台湾、グアムにも展開し、各地で行列ができる人気店として話題を呼んでいます。

パンケーキが看板のお店ですが、もともとは1974年にジェリー&ジャン・フクナガ夫妻がワイキキのエナロードにオープンさせたカジュアルレストラン。
2008年にオーナーが変わり、サラトガ・ロード沿いにあったビルに本店を移転して、再出発をしています。

現在のオーナー縄野由夏さんは、もともと日本でエッグスンシングスのオープンを考えるほど、このお店を愛していた方。
創業当時から働くスタッフの後押しもあり、夫のジャンさんを亡くしていたジェリーさんから2代目オーナーとしてお店を任されました。 このストーリーは女優の川口春奈さん主演のドラマ『しろときいろ』として、アマゾンプライムで独占配信中。
興味のある方は一度ご覧になってみてはいかがでしょう。

エッグスンシングスのパンケーキは、ひとりでひとつ食べるには少しボリュームが多め。
パンケーキの他にもオムレツやロコモコなど美味しいメニューがたくさん揃っているので、是非シェアして食べてみてくださいね。

エッグスンシングス/Eggs’n

エッグスンシングス/Eggs’n Things

住所:
339 Saratoga Rd., Honolulu
電話番号:
808-923-3447
営業時間:
7:00~18:00
定休日:
無休
URL:
Eggs’n Things

シェイブアイスといえばマツモトシェイブアイス/Matsumoto Shave Ice~Shave Ice

1951年にオープンし、60年以上もハレイワで営業を続けている「マツモトシェイブアイス」。
創業者は現在のオーナー、スタンリー・マツモトさんの父親で、日系移民の松本守氏。

オープン当時は缶詰などの食料品や金物など、客から要望のあったものなら何でも販売する日用雑貨店でした。
お店があるノースショアは、周囲にサトウキビプランテーションがあったエリア。
一日中サトウキビ畑で働く労働者たちはノドが渇くだろうと考えた守氏は、日本からかき氷の機械を取り寄せ、お店の片隅でシェイブアイスの販売を始めました。

以来、このお店はシェイブアイスを求めてローカルや旅行者が大勢訪れる人気店となり、地元紙をはじめ様々なグルメ賞を受賞する超有名店となりました。

40種類以上のシロップを使ったシェイブアイスメニューの中で、最も人気があるのは、虹色に色づけされたレインボーシェイブアイス。
さらにお店のオススメは、シェイブアイスの上にコンデンスミルクやあずき、アイスクリームや餅を乗せた、ボリュームたっぷりの「イチバンスペシャル」。

器もワッフルでできていて、丸ごといただけるシェイブアイス。
スタンリーさん自慢の「ウメシロップ味」も、ぜひお試しあれ!

マツモトシェイブアイス/Matsumoto Shave Ice アクセス+店舗情報

マツモトシェイブアイス/Matsumoto Shave Ice

住所:
66-111 Kamehameha Hwy., Suite 605, Haleiwa
電話番号:
808-637-4827
営業時間:
9:00~18:00
定休日:
無休
URL:
Matsumoto Shave Ice(Facebook)

今回ご紹介したのは、いずれもハワイで名の知れたお店ばかり。
混み合う曜日や時間帯もあるので、訪れる際は公式ホームページなどで確認、必要な場合は予約を入れてから出かけてくださいね。

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