ハワイで絶対に食べたいローカルフード4選

ハワイで絶対に食べたいローカルフード4選

せっかく旅行先を訪れたなら、その土地ならではのお料理を試してみたいもの。
でも、昔からハワイで食べられているポイなどの伝統的なハワイアンフードはちょっとハードルが高いかも

そこでおすすめしたいのが、日本人の口にもよくあうローカルグルメです。
今回はハワイへ行ったら絶対に味わってほしいローカルフードを4つ厳選してご紹介します。

ロコモコ

ハワイのローカルフードのひとつ「ロコモコ」。
その誕生は諸説ありますが、最も有力なのが1940年代後半にハワイ島ヒロの街で生まれたというもの。

当時、ダウンタウンの近くにある「リンカーン公園」の目の前にナンシー・イノウエさんという方が経営する「リンカーン・グリル」というお店がありました。
高校生にも人気のレストランで、特にアメリカンフットボールチームの選手がよく訪れていたそう。

ある日、フットボールの練習を終えた一人の少年がナンシーさんに25セントを手渡して、「これで何かお腹いっぱいになるものを作ってほしい」とリクエストしたところ、サイミンの丼ぶりによそったご飯の上にハンバーガー用のハンバーグと目玉焼きをのせ、グレイビーソースをかけたものが出てきました。

これが日本でも知名度の高いハワイアングルメ、ロコモコ誕生の瞬間です。
今ではハワイ各所のレストランで提供され、素朴なものから豪華なものまでバラエティに富んだロコモコを楽しむことができます。

リンカーン・グリルはすでに閉店していますが、その味に最も近いと言われているのがハワイ島ヒロにある「カフェ100」のロコモコ。
また、カフェ100からレシピを受け継いだというホノルルの「レインボー・ドライブ・イン」のロコモコも人気があります。

スパムむすび

樽形に握ったご飯の上に缶詰のランチョンミート「スパム」をのせて、海苔で巻いたローカルフードが「スパムむすび」です。

スパムはアメリカのホーメル・フーズが販売している商品。
安価で賞味期限も長いことから、第2次大戦中にアメリカ軍の戦闘食料として使われており、戦後ハワイでも出回るようになりました。

スパムむすびの発祥といわれているのが、カウアイ島にある「ジョニ・ハナ」というレストラン。

1983年、お寿司を握っていた店主のバーバラ・フナムラさんが、スパムを見て、押し寿司の型にぴったりはまるのではと考えたことがきっかけになり、スパムむすびは生まれました。
ほかの島からカウアイ島に来ていた人たちがこのスパムむすびを持ち帰り、ハワイ州全体に広がっていったと伝えられています。

当初のスパムむすびは白いご飯に、醤油や照り焼きソースなどで味を付けて焼いたスパムをのせ、海苔で巻いたものでした。
今では白いご飯を酢飯にしたものや、スパムといっしょに卵焼きやキムチをのせたものなど様々なスパムむすびを味わうことができます。

ハワイでは、おにぎりの専門店「いやす夢」のものが有名です。
また日本でも有名なコンビニエンスストア「セブンイレブン」のスパムむすびも人気があります。

マラサダ

「マラサダ」は北大西洋にあるポルトガル領の諸島・マデイラで作られていた揚げパンのようなお菓子です。

強力粉や薄力粉をイースト菌で発酵させた生地を油で揚げ、グラニュー糖をまぶして作ったマラサダはポルトガル語で「大雑把」「ブサイク」という意味が込められています。

もともとはカトリック教徒のあいだで、復活祭46日前の「灰の水曜日」と言われる日から当日までの「四旬節」の間、使用が禁止されるラードや砂糖を使い切るために考案されたもの。
マラサダは灰の水曜日の前日にあたる懺悔の火曜日「マルディグラの日」に食べられていました。

そんなマラサダがハワイに渡ったのは1878年のこと。
マデイラ諸島から仕事をしに来たポルトガル人移民がマラサダを作り、他の民族の労働者にも分け与えたことによって広がっていきました。

今日でもハワイでは、マルディグラの日を「マラサダの日」と呼んでいます。

ハワイにはマラサダの有名店が何軒もありますが、最も有名なのが1952年創業の「レナーズ・ベーカリー」。
ハワイ島ホノカアの老舗「テックス・ドライブイン」も人気です。

ちなみに日本でマラサダが有名になったのは、映画『ホノカアボーイ』がきっかけといわれています。

ガーリックシュリンプ

エビをたっぷりのニンニクとガーリックオイルで炒めたハワイのローカルフードが「ガーリックシュリンプ」です。

ハワイ風のシュリンプ・スキャンピとも言えるこの料理、それほど歴史は古くありません。
ガーリックシュリンプの発祥は1970年代後半、広大な土地が広がっていたオアフ島北部のカフクという街でエビの養殖が始まったことがきっかけだといわれています。

ガーリックシュリンプを最初に販売したのはカフクで採れた新鮮な海老を使って、1993年にフードトラックでの営業をスタートした「ジョバンニーズ」です。

当初は移動販売を行っていましたが、一度食べたらクセになるその味はロコのあいだであっという間に話題になり、1996年カフクに拠点を置きました。

この頃からノースショアでガーリックシュリンプを提供するお店が増え、現在ではそれぞれのお店が工夫を凝らしたメニューを販売しています。

そして、老舗のジョバンニーズと人気を二分していたのがハレイワにあった「マッキーズ」。
残念ながら2016年に閉店してしまいましたが、2019年2月、シェフを務めていたジェニーさんが「ジェニーズ・シュリンプ・ランチワゴン」をスタート。
マッキーズのあの味が帰ってきたと今、ハワイで話題になっています。

今回ご紹介したグルメはいずれも日本人好みのテイストのローカルフード。
おすすめのお店もいくつかご紹介しているので、初めてのハワイ旅行を考えているという方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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