ハワイ生まれのローカルな味を!次のハワイ旅行で食べてみたい名物料理 6選
サトウキビプランテーションでの労働力確保で、19世紀半ばから移民がハワイに来島し始め、日本からも大勢の人々が海を渡っていきました。
その移民たちが自分の故国の食文化をハワイにも持ち込み、独自の食文化と融合してオリジナルのメニューが誕生しました。
ロコはもちろん、ハワイを訪れる人々にローカルメニューとして親しまれています。
そのなかから、6つの代表的なメニューをピックアップしご紹介します!
最近では日本でも味わえるメニューも多いけれど、やっぱり本場の味を味わってみたいですね♪
ぜひ最後までご覧ください!
もくじ
ロコモコはマスト!「Rainbow Drive-In/レインボー・ドライブイン」
オバマ元アメリカ合衆国大統領がお気に入りの場所として公言したことで、一躍有名になった「レインボー・ドライブイン」です!
虹色に塗られたトタン屋根と飲料会社の看板が目印の有名なドライブインで、店前には行列ができるほど、ロコから絶大な支持を得ています。
1961年に日系2世のセイジュ伊福さんが始めたレストランで、窓口で注文して食べ物を受けとるというスタイルは昔から変わらないです。 ここのおすすめはプレートランチ。
前菜とライス、サラダがひとつのお皿にこんもりのせられ、ボリュームも満点の量があります!
特に人気の高いメニューのひとつが「ロコモコ」です。
開店当初からの古き良きアメリカの味が楽しめるロコモコは、2つの目玉焼きとハンバーグがのり1人では食べきれないくらいになっています。
それで$8.50というリーズナブルさはとても魅力的です。 テーブルに備え付けのアロハ醤油をかけて味を調整できるが、タバスコを少々かけると味が濃厚になり、おいしさがさらにアップしました!
ロコモコはご飯の上におかずをのせる日本の丼を連想させ、各説あるがハワイ島ヒロでレストランを営んでいた日系2世によって1949年に生まれたとされています。
日本の伝統の味を、ハワイの有名店でぜひ味わってみましょう♪
Rainbow Drive-In/レインボー・ドライブイン
- 住所:
- 3308 Kanaina Ave
- 電話番号:
- 808-737-0177
- 営業時間:
- 7:00~21:00
- 定休日:
- 無休
- URL:
- rainbowdrivein.com/
- LaniLani掲載のSHOP記事
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Rainbow Drive-In/レインボー・ドライブイン
マラサダの定番といえば「Leonard’s Bakery/レナーズ・ベーカリー」
レインボー・ドライブインからすぐのところにある「レナーズ・ベーカリー」は、1日1000個を売り上げるという「マラサダ」の名店です。
マラサダはポルトガルのお菓子で、卵大のパン生地を油で揚げてグラニュー糖をまぶした甘い食べ物です。
外はカリッと中はふんわりした今までにない食感がロコに受けています。 その味をハワイで広め、ほぼハワイ伝統の味に定着をさせたのがこの店です。
ポルトガルから移住した創業者のレオナルド氏の母の発案でマラサダを作って販売したところ、爆発的なヒット商品となりました。
店頭にはプレーン味のほか、シナモンやクリーム入りの「パフ」もあり、全部で8種類が並ぶ。
月替わりではハワイならではのトロピカルフルーツ味が登場することもあり、ぜひ味わってみたいですね♪
ホテルに持ち帰ると冷めてしまうので、揚げたてを購入したらアツアツのうちに食べたです! 口の中でとろけるような味わいが楽しめます。
それぞれ1つ$1.15なので、フレーバーをいくつか試してみるのもおすすめです。
朝の開店も早いので、行列ができる前に行ってみましょう!
Leonard’s Bakery/レナーズ・ベーカリー
- 住所:
- 933 kapahulu Ave
- 電話番号:
- 808-737-5591
- 営業時間:
- 5:30~22:00(金・土曜~23:00)
- 定休日:
- 無休
▶ 【在住者レポート】ロカールに聞いた!ハワイで一番おいしいマラサダ店はどこ?|LaniLani
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Leonard’s Bakery/レナーズ・ベーカリー
一度は食べてみたいザ・ローカルフード!「Hamura Saimin Stand/ハムラ・サイミン・スタンド」のサイミン
ハワイ生まれの麺料理「サイミン」は日本のラーメンのような感じです!
中国の中華麺、東南アジアの米麺など、多くの食文化が融合したあっさり醤油味のヌードルスープで、プランテーション時代に特に日本人労働者の間で手軽な軽食として発達してきたといわれており、今では完全なローカル食としてハワイに定着しました。
観光客の多いエリアには少ないが、昔ながらのサイミンが味わえると評判の店がカウアイ島の「ハムラ・サイミン・スタンド」です!
ハワイの優れたレストランを選ぶハレアイナ賞の「ベスト・カウアイ・レストラン」銀賞にも選ばれた実力派で、昼時には行列ができるほどになっています。
昔ながらのラーメン店を彷彿とさせる店内で味わうサイミンは、自社工房で作る鮮度のよい麺とエビガラからダシをとったスープがうまく絡み合い、お腹に優しく絶品です♪
ロコにはローストポーク、野菜などがたっぷりのった「スペシャル・サイミン」やぷりぷりのワンタンが入った「ワンタンメン」が人気だ。
デザートにはパッション・フルーツ味の「リリコイ・パイ」をぜひ。 リーズナブルでテイクアウトも可能なので、カウアイ島に行ったなら立ち寄ってみる価値はあり!
Hamura Saimin Stand/ハムラ・サイミン・スタンド
- 住所:
- 2956 Kress St, Lihue
- 電話番号:
- 808-245-3271
- 営業時間:
- 月曜:9:00~0:00、火曜:10:00~22:30、木・金曜:9:00~0:00、土曜:12:00~0:00、日曜:9:00~17:00
- 定休日:
- 無休
▶ 【エリア別】ハワイのローカルフード「サイミン」のおすすめ店|LaniLani
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Hamura Saimin Stand/ハムラ・サイミン・スタンド
ポキ(ポケ)は欠かせない!
「Tamashiro Market/タマシロ・マーケット」
ハワイでも日本と同じように生魚を食べる習慣があり、そこに日本人移民の味覚が加わって独自の刺身料理と発展した「ポキ」。
ハワイ語では「ポケ」といい、本来は魚の切り身を指すが、現在では切り身を醤油、ゴマ油などで和えた料理を指している。
代表的なものに「アヒ(マグロ)」のポケがあり、気軽に味わえるハワイの伝統メニューだ。
「ハワイのポケ10選」にも選ばれた有名店が1947年創業の「タマシロ・マーケット」。
ピンクの建物にカニの看板が目印のローカル向けスーパーだが、専用のポケコーナーがあり、マグロ、カニ、カジキなど、魚以外の種類も合わせるとなんと30種近くのポケを販売している。
一番人気は「オニオン・アヒ・ポケ」。
タマネギとアヒというごく普通の組み合わせだが、鮮度抜群のアヒを使うので、他店に比べて味は格別だ。 テイクアウトも可能で、ポケの量り売りもOK、ポケ・ボウルやポケ・ベントーなどのランチメニューもある。
人気の味は売り切れも早いので、早起きして出かけてみよう。
Tamashiro Market/タマシロ・マーケット
- 住所:
- 802 North King St
- 電話番号:
- 808-841-8047
- 営業時間:
- 9:00~18:00 土曜 8:00~18:00 日曜 8:00~16:00
- 定休日:
- 無休
- URL:
- tamashiromarket.com
▶ 「ポケとポキ」どっちが正しい?違いは?みんなが気になるハワイ語の疑問をスッキリ解消|LaniLani
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Tamashiro Market/タマシロ・マーケット
シェイブ・アイス
Matsumoto Shave Ice/マツモト・シェイブ・アイス
レインボーでカラフルな色合いがハワイらしさをアピールする「シェイブ・アイス」。
きめ細かいふわふわとしたかき氷で、ハワイに行ったら誰もが口にするだろう、冷たいスイーツの代表格だ。
その元祖がノースショアの「マツモト・シェイブ・アイス」。 ロコも観光客もごぞって足を運び、1日1000個以上を売り上げる超有名店だ。
そもそもは1951年に開業した雑貨店。 ノースショアはサトウキビ産業が盛んでプランテーションで働く人々が多く、炎天下の中で1日働くという苛酷な環境だった。
創業者である松本守氏がそういった人々の喉をうるおし、体を冷やしてもらいたいと考えて売り始めたのがシェイブ・アイス。
現在では、Small$2.75とLarge$3.00の2サイズがあり、シロップは約40種あるフレーバーから3種類を選べる。 好みでアズキ、アイスクリームをトッピングすることもできる。
おすすめが分からない場合はコンビネーションメニューを頼んでみよう。 人気はイチゴ・レモン・パナップルシロップがかかったレインボーで、まずはここから試すのもありかも。
ちなみに、シェイブ・アイスは旧店舗に併設の新店舗で販売。旧店舗ではオリジナルグッズを販売しているので、のぞいてみてはいかが。
Matsumoto Shave Ice/マツモト・シェイブ・アイス
- 住所:
- 66-111 Kamehameha Hwy
- 電話番号:
- 808-637-4827
- 営業時間:
- 9:00~18:00
- 定休日:
- 無休
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Matsumoto Shave Ice/マツモト・シェイブ・アイス
スパムむすび
Musubi Cafe IYASUME/ムスビ・カフェ・いやす夢
ハワイアン・スタイルの食事は結構ヘビーだ。
そんななか、日本人がほっとするようなハワイの味が「スパムむすび」。
アメリカ軍糧食のスパムとおにぎり・海苔巻きをアレンジしたもので形的には握りずしに近いが、軽食・おやつとしてコンビニやスーパーなどで販売されている超一般的な食べ物だ。
2000年に開店したハワイ初のおむすび専門店「ムスビ・カフェ・いやす夢」では、30種類以上のおむすびを販売。
こだわりは「米」と「手作り」。
米はハワイで仕入れられる最上級のアメリカ産コシヒカリ「田牧ゴールド」を使用。
具材から握りまで手作りにこだわり、つくりたての味わいを楽しめる。
シンプルなスパムむすび$1.88はやや甘めの特製タレにつけて焼いたスパムとご飯の量と硬さ、ノリの割合が絶妙なバランスで、ロコや他の外国人観光客に大人気。
そのほか、玉子焼きやチーズを組み合わせたものや、アボカド、ベーコン、玉子焼きを一緒に巻き付けたボリューム満点のものまで8種類が味わえる。
日本人には、ウメ、高菜、明太子などの定番おむすびが人気だが、ハワイの味に挑戦してみるのもおすすめだ。
Musubi Cafe IYASUME/ムスビ・カフェ・いやす夢 ワイキキ・モナーク店
- 住所:
- 2427 Kuhio Ave., Pacific Monarch Hotel
- 電話番号:
- 808-921-0168
- 営業時間:
- 6:30~20:00
- 定休日:
- 無休
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Musubi Cafe IYASUME/ムスビ・カフェ・いやす夢
ハワイのローカルメニューは日本食をアレンジして定着したものも多く、日本人の口にもなじみの深いものばかり。
国際色も豊かでさまざまな国の味が楽しめるのもハワイ旅行の楽しみのひとつだけど、日本ではあまり味わえなくなった懐かしい味わいを求めてみるものおすすめ。
また、紹介したお店では取り上げたメニュー以外にもハワイらしい味やおすすめのメニューがたくさんあるので、いろいろな味に挑戦してみては?