ハワイに満ちる「Mana」を感じるパワースポット特集

ハワイに満ちる「Mana」を感じるパワースポット特集

ハワイは島全体がスピリチュアルな場所といわれ、「マナ」と呼ばれる力が宿るパワースポットが点在している。マナの不思議な秘密とハワイの人たちとの深いつながりともに、それらスポットを紹介する。

マナとヘイアウとは

「マナ」の存在

「マナ」はその解釈には諸説あるため説明するのは非常に難しい。一般的にいわれている意味を集約すれば、「神が持つ大きなエネルギーの源」ともいえるだろう。先祖代々受け継いだり、良いおこないや努力をすることによって大きくなることもある。また悪行を重ねると小さくなるという。

ハワイに点在する「ヘイアウ」

ハワイが統一される以前から存在する「ヘイアウ」は、古代ポリネシア時代に神々を信仰するために建てられた神殿のこと。現在は石垣のみが残っているが、石垣の上に木造の神殿があったそう。ヘイアウにあるのは、「もらう・与える」という利害関係ではなく、先祖や神と「結ばれる」場所とされた。現在ハワイにあるヘイアウは基本的に観光できるが、現地の人にとっては神聖な場所。「持ち込んでよいのは水飲み」などのルールがあったりするので、事前に調べ敬意をもって訪れよう。

マカプウ・ビーチ/Makapuu Beach Park(マカプウ・ヘイアウ/ヒーリングプール)

マカプウ・ヘイアウの海岸沿いにある「ヒーリングプール」は、海水が溜まりプール状になった場所。豊漁を祈願するために男神・女神が祀られている。豊漁の他にも、ネガティブな心を海へ流し心身を浄化してくれるスポットとして、古代から現在まで現地ロコには大切な存在になっている。

「ヒーリングプール」は、古代ハワイでは心身に不調をきたした人が身を沈め、オリ(祈り)を捧げながら「カフナ」と呼ばれる祈祷師の治療を受けた場所でもある。20172月に制定されたハワイの法律により、マカプウ・ヘイアウやヒーリングプールなどがある東オアフ海岸線は、ツアーバスが寄れない地域となってしまった。そのため、タクシーや現地のコーディネーターをリザーブして一般車両を手配しておこう。

マカプウ・ビーチ/Makapuu Beach Park(マカプウ・ヘイアウ/ヒーリングプール) アクセス+店舗情報

マカプウ・ビーチ/Makapuu Beach Park(マカプウ・ヘイアウ/ヒーリングプール)

住所:
41-202 Kalanianaole Hwy Honolulu
営業時間:
常時開放

 

ヌアヌ・パリ展望台/Nuuanu Pali

1975年4月にカメハメハ大王1世率いるハワイ島軍と、マウイ島の酋長の息子カラニプクレ率いるオアフ島軍の最終決戦地となったヌアヌ・パリ展望台。ここもまたパワースポットとして有名なスポット。ハワイ語で「ヌアヌ」は涼やかな高台、「パリ」は崖を意味する。900mの断崖、コオラル山脈の切れている部分に位置しているため、年中強い風が展望台を吹きつける。

近くにはカメハメハ大王4世の妻エマ妃が使用した「クイーン・エマ・サマー・パレス(エマ妃の夏の離宮)」や「ハワイ王室霊廟(ヌウアヌ)」もあり、ハワイ王室との深い繋がりも知ることができる。この地にハワイ王朝を据えることにしたのも、マナが宿るがゆえにであったそうだ。

ヌアヌ・パリ展望台/Nuuanu Pali アクセス+店舗情報

ヌアヌ・パリ展望台/Nuuanu Pali

住所:
Pali Lookout Honolulu,
営業時間:
常時開放

 

プウオマフカ・ヘイアウ/Puu O Mahuka Heiau

カメハメハ大王が戦勝祈願のために建立した神殿跡。18世紀ごろのオアフ島酋長カハハナの指示と神官カオプルプルの指揮のもと、約20,240平方メートルものオアフ島最大のヘイアウがこのとき誕生した。山・海、そして戦いの神であるハワイ四大神「クー」を祭る神殿であった。このヘイアウは「ルアキニタイプ」と呼ばれ、生贄を必要とする祈祷が行われていたことが他のヘイアウと異なり、歴史的に興味深い。ワイメア湾を望む丘の上に広がるこのヘイアウは、1965年に国指定の史跡として登録された。

また古代ハワイでは、このプウオマフカ・ヘイアウから宇宙と交信できる(繋がれる)とも信じられてきた。祀られている「クー」は前途の山・海、戦いの神でもあるが、同時に「土地を奪う」「男性のシンボル」としての神ともいわれているため、ビジネスなど男性にとって大切な「戦い」になるカテゴリでのご利益(勇気や勇ましさ)をもらうために男性が多く訪れているようだ。

プウオマフカ・ヘイアウ/Puu O Mahuka Heiau アクセス+店舗情報

プウオマフカ・ヘイアウ/Puu O Mahuka Heiau

住所:
Pupukea Rd, Haleiwa, Oahu
営業時間:
常時開放

 

ケアイワ・ヘイアウ/Keaiwa Heiau

海抜約305mの高台にあるケアイヴァ・ヘイアウ州立公園の中にあるヘイアウ。ハワイにあるヘイアウにはそれぞれ違った目的や役割があるが、「ケアイワ・ヘイアウ」は祭祀場や祈祷所とは別に、医療を学ぶ者の育成や治療所、古代ハワイアンの癒しの場としての役割を果たしていた場所でもある。

建物自体は16世頃に建築された。現在は土台となった石が残るだけだが、その周りには、体内バランスを整えてくれるといわれるノニの木や、ヒーリング効果のあるユーカリ、血糖値を下げ、生活習慣病防止に効果のあるグァバ、古代ハワイで神経の疲れや筋肉の疲れにシップ代わりとして用いられたにティーリーフなどのハーブや薬効のある草木が植えられている。「ケアイワ」とはハワイ語で「神秘的・不可解・不思議」など意味を持ち、この場所が古代ハワイアンたちにとって特別な存在だったかを垣間見ることができる。

ケアイワ・ヘイアウ/Keaiwa Heiau アクセス+店舗情報

ケアイワ・ヘイアウ/Keaiwa Heiau

住所:
99-1849 Aiea Heights Dr, Aiea,Honolulu
営業時間:
常時開放

 

古代ハワイから現在まで、ロコたちの生活において重要で神聖な「マナ」。スポットによって様々な「マナ」の力が存在するということを知っておけば、ちょっとしたハワイ通になれることだろう。

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