6月4日放送、ガイアの夜明け「JALハワイ決戦!」"負けられない戦い"の行方は
現場で奮闘する人々の姿を通して、日本や海外の経済・ビジネスニュースの裏側を届けるドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」(毎週火曜日夜10時放送)。
2019年6月4日(火)の放送回では、「JAL ハワイ決戦!~シリーズ『激烈!航空戦争』前編~」と題して、日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)との攻防が描かれます。
年間150万人以上の日本人が訪れる”常夏の楽園”ハワイ。日本航空(JAL)は1954年に就航以来、その観光需要の開拓を担ってきた。ハワイと日本を結ぶ便の座席数シェアでは3分の1を握り、ライバル全日空(ANA)に倍以上の大差をつけている。しかし、その牙城に今、ANAが迫ろうとしている。5月24日、成田―ホノルル線に2階建ての大型機、”空飛ぶホテル”の異名を持つA380を投入するのだ。狙うはシェアの逆転。ライバルの猛攻に対し、JALはいかなる対抗策を取るのか? 2010年の経営破たんから9年。会社更生法の適用に伴う法人税の減免措置も今年3月期で終了。いよいよ再建の新たな段階に入ったJAL。「負けられない戦い」の結末は?
(引用:公式サイト「日経スペシャル ガイアの夜明け : テレビ東京」)
近年、国内線を始めとして国際線においても市場規模を拡大してきた全日空(ANA)。
新規路線の開拓や運賃申請の面においてもANAが先陣を切ることが増えてきました。
そんな中、2010年の1月に会社更生法を申請し、経営再建を図ってきたJALは利益率を主軸に置いた経営戦略を展開。
昨今では、拡大路線のANAと利益性重視のJAL、それぞれの姿勢が鮮明になっていました。
しかし、絶好調のANAでも崩せないJALの牙城があります。それが「ハワイ路線」です。
1954年2月2日(火)に飛び立った日本初の国際線は、ホノルルを経由してサンフランシスコに到着しています。
JALとハワイはこの就航から縁が続いており、ホノルルマラソンのスポンサーも長年に渡って務めている歴史があります。
対してANAは、これまでハワイ路線に力を入れていなかったものの、ファミリー・カップル層を中心に様々なサービスを展開することを発表。JAL伝統のハワイ路線の牙城に迫ろうとしています。
予告動画の中で、JALの赤坂祐二社長は「ハワイをつくってきたのはJAL。全日空より長い経験がある。」と語っています。
JALとANA、ハワイを巡る「負けられない戦い」の結末は一体どうなるのでしょうか?
シリーズ「激烈!航空戦争」は2週連続で放送予定です。
公式サイト:日経スペシャル ガイアの夜明け : テレビ東京