ハワイへ行ったら必ず味わいたいマラサダのお店
マラサダとは、ポルトガル移民がハワイに持ち込んだドーナツのようなお菓子です。
今ではハワイを代表するローカルスイーツになりました。
そこで今回は美味しいマラサダが食べられるお店をご紹介しましょう。
もくじ
アグネス・ポーチュギーズ・ベイク・ショップ/Agnes’ Portuguese Bake Shop
2018年に惜しまれながら閉店したカイルアの人気マラサダ店「アグネス・ポーチュギーズ・ベイク・ショップ」がフードワゴンで復活しました。
こちらを運営するのは「レット・ゼム・イート・カップケーキ」のオーナーを務めるカヴェヒ・ハウグさんとキム・ポッターさんという2人の女性。
彼女たちは前オーナーであるノン・デメロさんの許可を得て、クラウドファンディングによる資金調達を行う『キックスターター』を利用し、ブランドネームやレシピを受け継ぎ、アグネスのマラサダを復活させました。
いつでもどこにでも移動できるようにと、店舗ではなくフードトラックでの営業となりましたが、常駐場所は「モケズブレッド&ブレックファスト」の近く、今は閉店してしまった「マヌヘアリィ」の一角です。
メニューはシンプルなマラサダのみ。
価格はひとつ1.2ドル、ハーフダズンだと6個で7.2ドルです。
見た目はもちろんのこと、味も以前とまったく同じ。
カイルアにお出かけの際にはぜひ、足を運んでみてはいかがでしょう。
気になる前オーナーのデメロさんですが、今は「ダウントゥアース カカアコ店」のリードベーカーとして働いているそう。
また、「レット・ゼム・イート・カップケーキ」も店舗こそ畳んでしまったものの、カップケーキはダウンタウンにあるレストラン「フキラウホノルル」で販売が続いています。
アグネス・ポーチュギーズ・ベイク・ショップ/Agnes’ Portuguese Bake Shop
- 住所:
- 5 Ho’olai St., Kailua
- 電話番号:
- 808-284-4963
- 営業時間:
- 6:00~14:00
- 定休日:
- 日曜
パイプライン・ベイクショップ&クリーマリー/Pipeline Bakeshop & Creamery
ノースショアにある有名なサーフブレイクから名付けられた「パイプライン・ベイクショップ&クリーマリー」はカイムキの中心にある人気マラサダ店。
店主のゲイラさんはカイムキで生まれ育った生粋のローカルオーナー。
ハワイの海の色をイメージしたという白と水色を基調とした店内がとても印象的です。
オーダーが入ってから揚げるマラサダはボールのようにまん丸で、外はカリカリ、中はモチモチの癖になる食感。
マラサダの知識豊富なオーナーが自身で研究したというだけあって、時間が経ってもベタベタせず、パン生地も潰れないので冷めても美味しくいただけます。
さらに、レンジで15秒温めればできたてのようなお味を楽しむこともできます。
気になるフレーバーはプレーンなクラシックのほか、ココア、コーヒー、さらにハワイのお菓子などによく使われる甘酸っぱいパウダーを振りかけたリーヒンの4種類。
価格はクラッシックマラサダがひとつ1.5ドル、そのほかのフレーバーはひとつ1.7ドルです。
場所はワイアラエ・アベニューと12thアベニューが交差する山側で、道路を挟んで老舗カフェ「コーヒー・トーク」の向かい側にあります。
パイプライン・ベイクショップ&クリーマリー/Pipeline Bakeshop & Creamery
- 住所:
- 3632 Waialae Ave., Honolulu
- 電話番号:
- 808-738-8200
- 営業時間:
- 水曜・木曜8:00~18:00、金曜~日曜9:00~19:00
- 定休日:
- 月曜・火曜
テックス・ドライブイン/TEX Drive In
美味しいマラサダを販売しているお店があるのはオアフ島だけではありません。
ハワイ島北部の小さな街、ホノカアにある「テックス・ドライブイン」は朝からハンバーガーやプレートランチなどさまざまな料理を提供する老舗ドライブイン。
毎日早朝から夜まで営業しているので、地元に暮らすロコだけでなくハワイ島を訪れる観光客にも重宝されています。
1969年創業のこちらのお店で一番人気のメニューはなんといってもマラサダ。
一般的なマラサダは丸い形をしていますが、「テックス・ドライブイン」のマラサダはころんとした可愛らしい四角形。
サイズも大きくボリュームがあるので、ひとつ食べればおなかいっぱいになります。
気になるフレーバーはなんと11種類。
シンプルにグラニュー糖をかけただけのプレーンのほか、バーバリアン(カスタードクリーム)、チョコレート、グアバ、アップル、レモン、パイナップル、ストロベリー、ラズベリー、アプリコット、チェリー。そのほかにジャムやクリームをフィリングしたマラサダもあるので、どれにしようか迷ってしまいそうです。
ハワイ島でいちばん美味しいと評判のマラサダをぜひ一度、味わってみてくださいね。
テックス・ドライブイン/TEX Drive In
- 住所:
- 45-690 Pakalana St., Hwy.19, Honokaa
- 電話番号:
- 808-775-0598
- 営業時間:
- 6:00~18:00
- 定休日:
- 無休
レナーズ・ベーカリー/Leonard’s Bakery
ハワイのマラサダを語るうえで、絶対に忘れてはいけないのが「レナーズ・マラサダ」です。
創業者はポルトガル移民二世のレナーズさんと妻のマーガレットさん。
レナーズさんは「スノー・フレーク・ベーカリー」で修行の後、1952年に「レナーズ・ベーカリー」をオープンさせました。
母親からアドバイスを受けて作った彼のマラサダはあっという間に評判となり、今ではハワイのマラサダといえば多くの人がレナーズを思い浮かべるほどの有名店に。
こちらのお店では注文が入ってから揚げてくれるので、いつでも熱々の美味しいマラサダを手に入れることができます。
フレーバーは砂糖をまぶしただけのオリジナルのほか、シナモンとリーヒンの3種類。
また、中にクリームなどをフィリングした「マラサダパフ」にはカスタード、チョコレート、ハウピア、マカダミアナッツ、グアバの5種類があります。
さらに月替わりのフレーバーもあるので、さまざまな味のマラサダを楽しむことができます。
場所はカパフルアベニュー沿いあるスーパーマーケット、セーフウェイから山側に歩いて2分ほど。
大行列ができていることもあるので、時間に余裕を持って出かけすることをおすすめします。
レナーズ・ベーカリー/Leonard’s Bakery
- 住所:
- 933 Kapahulu Ave., Honolulu
- 電話番号:
- 808-737-5591
- 営業時間:
- 6:00~18:00、金曜~日曜6:00~21:00
- 定休日:
- 無休
ドーナツによく似ているけれど、ひと味違うハワイのマラサダ。
どのお店のマラサダも個性たっぷりで美味しいものばかりです。
ハワイ旅行の際には食べ比べをしてみるのも楽しいかもしれませんね。