【オンライン購入可能】ハワイといえばアロハシャツ!おすすめショップ5選
「アロハシャツ」というと、リゾートウェアとして認識している人も少なくないはず。
実は「アロハシャツ」は、オフィスやレストラン、冠婚葬祭でも着ることができる「ハワイにおける男性の正装」とされています。
もちろん、どんな柄でも良いというわけではなく、描かれるモチーフには全て意味があるため、シチュエーションによって使い分けをしなければいけません。
例えば結婚式には、絡まり合いながら伸びることから「平和」や「絆」、「縁結び」の意味があると言われる「マイレ」という植物のモチーフを。
「始まり」や「終わり」を意味する「ラウハラ」のモチーフは入学式や卒業式、葬儀に。
また、オフィシャルな場には神聖な花として古来より神に捧げられてきた「ハイビスカス」など、女性の正装「ムームー」もだが、特に男性はTPOに応じたモチーフを選ぶのがマナーとされています。
今回はそんな「アロハシャツ」が多く揃うショップをご紹介。
もくじ
Kahala Waikiki/カハラ・ワイキキ
オアフ島ホノルルのワイキキ・ビーチ・ウォーク1階のほぼ中央にある「カハラ」は、ハワイで最も歴史のある老舗アロハシャツブランド。
1936年に創業し80年以上経った今でも愛され続け、現在はビッグアイランドを始めアラモアナやハレイワを含めた全4店舗を展開しています。
「カハラ」のアロハシャツは、ハワイの自然や文化、アロハスピリットを大切に生きるロコボーイ達をイメージしており、どれも伝統的ながらスタイリッシュなデザインと品質の高さ、高級感が特徴。
どれもカジュアルなシーンからビジネスシーンまで対応できるものばかりです。
デザインやカラーのバリエーションも豊富で価格は$52と比較的リーズナブルなものから$94とやや高級なものまで揃うので、用途やシーンに合わせて選ぶことができます。
日本では正規の新品がなかなか手に入らずかなりレアなため、「カハラ」のアロハシャツを求めてハワイに行くコレクターも多いのだとか。
Kahala Waikiki/カハラ・ワイキキ
- 住所:
- WAIKIKI BEACH WALK 1F, 226 Lewers St, Honolulu
- 電話番号:
- 808-922-0066
- 営業時間:
- 9:00 ~ 22:00
- 定休日:
- 無休
REYN SPOONER/レイン・スプーナー
世代問わずローカルにも愛される1956年創業の老舗アロハシャツブランド。
クラシカルなデザインが人気で、裏地を表にしたリバースプリントは派手すぎず、アロハ初心者でもオシャレに着こなせます。
リバースプリントとは、一般的なアパレル界ではなかなか聞くことはありませんが、本来ならば表に出さない裏地を表にするという、アロハシャツではオーソドックスな技法のことです。
ハワイで販売されているアロハシャツをよく見ると、表面より内側の方が発色が鮮やかなものがあるのはそのため。
柔らかく霞んだ色合いでアロハシャツ初心者も抵抗なく着られるのが人気なのだが、実はムラができやすく思い通りの色を出すのが難しいため、熟練した職人の技が必要なのだそうです。
そのリバースプリントのために独自に開発された生地は「スプーナークロス」と呼ばれ商標登録もされている完全オリジナルの生地で、綿とポリエステルの混紡なので丈夫でシワがつきにくく手入れが簡単。
さらにジーンズのように着れば着るほどに味が出て柔らかくしなやかになるのが「スプーナークロス」の特徴です。
その「スプーナークロス」を使用したアロハシャツは、創業者の一人レイン・マッカラー氏の息子、ティム・マッカラー氏によってトラディショナル且つ、より細身でスタイリッシュな若い世代向けのデザインも取り入れるなど、常に進化を続けています。
REYN SPOONER/レイン・スプーナー
- 住所:
- 2255 Kalakaua Ave #9, Honolulu, HI 96815
- 電話番号:
- 808-275-4491
- 営業時間:
- 8:00~22:30
- 定休日:
- 無休
Noa Noa/ノア・ノア
ハワイとポリネシアの伝統的な柄をデザインに取り入れたリゾートウエア専門店。
店名の「ノア・ノア」とは、画家ポール・ゴーギャンの自叙伝から取ったものです。
タヒチ語で「芳しい香り」という意味があり、「南太平洋の香りがするお店にしたい」というオーナーの願いが込められているのだとか。
ニューヨークで育ちで自分の服は全て手作りだったという、オーナー兼デザイナーのジョーン・スモイヤー氏がデザインするアロハシャツや、ハワイらしいドレスなどのほか、プロのフラダンサーがこぞって着るというフラ衣装も数多く揃っています。
バリ島で出会ったバティック職人から技術を習得したジョーン氏が自ら染色するバティックのウエアは、肌触りも心地よく好評。
バティックとは、ユネスコの無形文化遺産にも登録されており、インドネシア・ジャワ島を中心に生産される伝統的な蝋纈染(ろうけつぞめ)のことです。
溶かした蝋を染色しない部分に塗り、藍や茶褐色の染料で様々な模様を作っていくという技法を使っています。
伝統的な文化とジョーン氏が織りなす個性的なアイテムは、ぜひハワイ滞在中に一度は身につけてもらいたいアロハシャツです。
Noa Noa/ノア・ノア
- 住所:
- 1200 Ala Moana Blvd. Ward Center
- 電話番号:
- 808-593-0343
- 営業時間:
- 10:00~21:00(日曜~18:00)
- 定休日:
- 無休
Bailey’s Antiques&Aloha Shirts/ベイリーズ・アンティーク&アロハシャツ
店内にあるアロハシャツは約1万5千枚以上とも言われ、コレクションは世界最大規模との声もある「ベイリーズ・アンティーク&アロハシャツ」。
ピンクの外壁に鮮やかなターコイズブルーのドアと窓枠が目印で、決して広いとは言えない店内には新品からユーズド、ヴィンテージ品までオーナーこだわりのアイテムで溢れかえっています。
アロハシャツはほとんどがメンズ物だが、実はレディース物も販売しており、男性だけでなく女性も一緒に楽しめる空間です。
アイテム数が多いため短時間で好みのものを見つけ出すのは至難の業ですが、ゆっくりと時間を掛けて探せばきっと自分にピッタリの一枚に出会えるはず。
壁一面に並ぶアロハシャツの品ぞろえはハワイ気分を味わえ、マニアならずとも必見の光景です。
Bailey’s Antiques&Aloha Shirts/ベイリーズ・アンティーク&アロハシャツ
- 住所:
- 517 Kapahulu Ave.
- 電話番号:
- (808)734-7628
- 営業時間:
- 10:00~18:00
- 定休日:
- 無休
Avanti Shirts/アヴァンティ・シャツ
ハワイらしいトロピカルな看板が目印の「アヴァンティ・シャツ」は、アロハシャツの黄金期と呼ばれる1930~1950年代のヴィンテージ感を再現したこだわりのレプリカアイテムで注目されているアロハシャツの専門ブランド。
現在ではもう手に入らないものや超が付くほどプレミアなものなど、アロハシャツマニアにはたまらないレアなデザインを見事に復刻させたレプリカが手に入るのが、この「アヴァンティ・シャツ」の魅力です。
しかも素材は全てシルクがベースのため軽くて丈夫、且つサラサラとした手触りで着心地も抜群。
発色も鮮やかで深みがあるのが特徴ですが、シルクは扱いが難しく汚れたからといって洗濯機で洗うのはあまりおすすめできないそうです。
できればぬるま湯で手洗い、もしくは洗濯機のウールモードなどの使用が必要で、脱水モードは絶対にNGなデリケートなアロハシャツ。
せっかくのアロハシャツがシワシワになってしまうのはもったいないので、すすぎが終わったら取り出し絞らずに水を切ってから裏返しにして、陰干しというのが好ましいです。
レプリカとはいえシルクなので価格は多少張りますが、アロハシャツ好きなら一枚は持っていたいアイテムではないでしょうか。
Avanti Shirts/アヴァンティ・シャツ
- 住所:
- 2164 Kalakaua Ave.
- 電話番号:
- (808)926-2323
- 営業時間:
- 時30分~22時30分
- 定休日:
- 無休
ひとくちにアロハシャツといっても、ただのリゾートウェアや民族衣装というわけではなく、お店ごと、オーナーごとにしっかりとこだわりや思い入れがあり奥が深いのがアロハシャツの魅力。
コレクターが多いのも頷けます。
日本にいると着ている人を見かけることもそれほど多くないアロハシャツですが、実は日本人が着物をハワイに持ち込んだ際、それを見た現地の人々が着物の美しさに惹かれ「その着物をシャツにしてくれ」と頼んだのがアロハシャツの起源だと言われているのをご存知でしょうか。
約6000キロ以上も離れていながら何かとつながりがある日本とハワイ。
そんなちょっとした豆知識があれば、見方も少し変わるかもしれませんね。