今と昔、ハワイのお酒事情とは?

今と昔、ハワイのお酒事情とは?

Hauʻoli Makahiki Hou!(ハウオリ マカヒキ ホウ)
あけましておめでとうございます。

皆さま、どんなお正月をお過ごしですか?

日系人の多いハワイでは、福袋(Fukubukuro)の売り出しもありますし、神社に初詣に出かけたりと、異国の日本文化を楽しめるのも良いところ。

今回は、年末年始に飲む機会が増える「お酒」について、ハワイの歴史とともに少し掘り下げてみたいと思います。

ハワイのお酒の原型は「アヴァ(ʻawa)」

もともとハワイやハワイのルーツであるポリネシアには、アルコール飲料が存在しませんでした。
そのかわりに、コショウ科の植物アヴァ(ʻawa)(カヴァ)の根を潰して濾したものを御神酒のように儀式で使用していました。
コショウ科のせいか、飲んだあと口の中がピリピリします。
そして麻酔作用があり飲み過ぎると二日酔いにもなるそうです。

古代ハワイアンにとってアヴァは、神々に捧げたり、旅人をもてなす儀式でまわし飲みをしたり、またポリネシアの文化であるタトゥーを入れる時などにも飲まれる聖なる物でした。

もちろん現代でも飲まれますし、アヴァ味のチョコやスムージー、サプリなども販売されています。

ハワイのリキュール「オコレハオ(ʻōkolehao)」

ハワイ諸島が西洋に発見されると、西洋からたくさん船がやってくるようになります。

ハワイで捕鯨貿易が盛んだった19世紀、西洋からハワイへやって来た捕鯨船に積んであった鉄の鍋(鉄の壺)を二つ使い、主にハワイの植物ティの根や、時にはタロイモ、サトウキビなどを蒸留し作られたのがオコレハオ(ʻōkolehao)というリキュールです。

蒸留用の鍋を二つ並べた様子が「お尻」のようだということで、オコレ=お尻、ハオ=鉄と呼ばれた説や、飲むとお尻が鉄のように重くなり立ち上がれなくなることからオコレハオと呼ばれた、などの由来があります。

ハワイ唯一の地元産焼酎


参照: SpiritS of Aloha from Hale’iwa, Hawai’i

今とても人気の芋焼酎があります。

オアフ島ノースショアで日本人ご夫婦が作る波花は、ハワイ産のサツマイモで丁寧に作られ、年2回発売。
リピーターも多くてなかなか手に入りません。

2015年から年1回発売されている希少な原酒「バンザイ・ストロング(BANZAI STRENGTH)」も、発売後すぐ売り切れる人気の品です。

ブログ「SpiritS of Aloha from Haleʻiwa Hawaiʻi」
(訪問はkaloimo@gmail.comへ事前予約が必要)

ハワイのビーチでは飲酒禁止!

その他にも、ハワイでは地ビールも楽しめます。
他島のものであってもほとんどがオアフ島のスーパーで購入可能です。

また、ハワイ産ワインもお土産に人気ですし、2018年7月には全米最大の日本酒のイベントがオアフ島で行われたりと、現代ハワイは案外お酒天国!

海をみながら青空の下での一杯は美味しいことでしょう。

でも待って!!

ハワイでは、ビーチ、公園、歩道など屋外での飲酒は法律で禁止されています。(私有地は除く)

飲酒も21歳からですし、酒類販売は23時45分くらいまで。
それもパスポートなどのIDがないと購入できないなど、なかなか厳しいのです。

お酒は、お部屋に戻ってから、または、お土産として楽しんでくださいね!!

それでは、今年もよろしくお願いします!
A hui hou!

マルヒア・コジマ
著者:マルヒア・コジマ
ロケラニ・ハワイアン・カルチャー・ラボ主宰 ふと手にした"マナ・カード ハワイの英知の力"をきっかけに古代ハワイへの探求がはじまり、今や古代だけでなく、ハワイの文化・歴史・神話・雑学を、大学の特別講義や各地のカルチャースクールなど、飛び回り語っています。ありがたいことに、はや14年。 約5,000件のサンプルから統計を取った、独自のマナ・カードの解釈を理論的に教えており、日本だけでなく現地ハワイにも生徒を持つマナ・カード講師の顔と、 そのマナ・カードを使ったセラピーでは、世界各地にクライアントが存在する、行列の出来る熱血マナ・カードセラピストでもあります。 古代ハワイの叡智(フナ)を残していく事に情熱を傾けています。 ブログ  マナ・カードとハワイアンカルチャー インスタグラム

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