ワイキキの美しい姿を高い場所から眺めてみよう!

ワイキキの美しい姿を高い場所から眺めてみよう!

ハワイ語で「水が涌き出す場所」という意味を持つワイキキは、かつてタロイモ畑が広がる湿地帯だった場所。
アメリカ合衆国の準州になると開発が一気に進み、世界有数の観光地となりました。
今回は、この美しいワイキキの姿を高い場所から眺められる絶景スポットやアクティビティをご紹介します!

ダイヤモンドヘッド/Diamond Head

ハワイの象徴とも言える「ダイヤモンドヘッド」は、今から30万年前、海岸近くで噴火が起こり、地中から噴出したマグマが海中で水蒸気爆発してできた火山です。
「レアヒ」とも呼ばれていますが、これは山容がアヒ(マグロ)に似ているからという説の他、ハワイ語で「渦巻く炎」から名付けられたという説もあります。

ダイヤモンドヘッドと呼ばれるようになったのは、水夫が方解石の結晶をダイヤモンドと間違えたためと伝えられています。
第一次世界大戦の頃には米軍の軍事施設として使われ、その頃に整備された山道を使って今でも頂上まで片道約45分のトレッキングが楽しめます。

山頂からは360度の絶景が楽しめ、周辺の有名観光スポットも見渡せます。
南側にはきらきらと輝く広大な太平洋が見渡せ、日の出が遅くなる冬季は開門とともに山頂を目指せば、美しいサンライズを眺めることもできます。

東側に目を移せば、ハワイを訪れる観光客に人気があるハナウマ・ベイのクレーターやココヘッドが、眼下にはダイヤモンドヘッドのクレーターを見ることができます。
北側にはコオラウ山脈を背に、カハラエリアからタンタラスの丘までが望めます。

そしてなんといっても、西側の眼下に広がるワイキキの街並みは、ダイヤモンドヘッドの山頂から見える最も感動的な眺めといえるでしょう。

うっかり閉門時間を忘れると、外に出られなくなってしまうので注意して下さい。

ダイヤモンドヘッド/Diamond

ダイヤモンドヘッド/Diamond Head

住所:
Diamond Head Rd., Honolulu
電話番号:
808-587-0300(ハワイ州土地自然資源局)
営業時間:
6:00~18:00
定休日:
無休
URL:
http://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/oahu/diamond-head-state-monument/

パラセーリング/Parasailing

オアフ島で人気のマリンスポーツのひとつ「パラセーリング」。
体に専用のハーネス(ベルト)を装着してパラシュートと接続、モーターボートなどで引っ張ってもらって空中散歩を楽しむアクティビティです。

ハワイでパラセーリングが行われているのはハワイカイの他、ケワロ湾やカカアコ沖、ヒルトン沖のスポットなど。
いずれのスポットでも素晴らしい空の旅が楽しめますが、ワイキキの景色を空中散歩しながら堪能したい人にオススメなのが、ヒルトン沖で行われているツアー。

ハワイで最初にパラセーリングを始めた老舗「ハワイアン・パラセイル」は、ヒルトン近くのアラワイ・ボートハーバーから出発するツアーです。
人気は300mの長さのケーブルで、高度150mの空中散歩を10分間楽しめるコース。
コバルトブルーに煌めく海の上で、まるで海鳥のようにダイヤモンドヘッドからワイキキの街並みまで見渡せます。

終了時、ボートの上への着陸も可能ですが、1度膝下まで海水につかる「ジャポン」も楽しいので、オススメ!
リクエストしてみて下さい。

パラセーリングを楽しむ姿をスタッフが撮影し、別料金で撮った写真の購入も可能です。
防水のカメラやビデオを持参して、空中からワイキキの景色を撮影することもできますよ。

ハワイアン・パラセイル/Hawaiian

ハワイアン・パラセイル/Hawaiian Parasail

住所:
1651 Ala Moana Blvd., Honolulu
電話番号:
808-591-1280
営業時間:
8:00~18:00
定休日:
無休
URL:
http://hawaiianparasail.com/

タンタラスの丘/Tantalus Lookout

「タンタラスの丘」は車でワイキキから30分ほどで行くことのできる、ホノルル屈指の絶景スポットです。
正式な名前を「プウ・ウアラカア州立公園」といい、美しい木々の緑を感じながらトレッキングが楽しめる「ウアラカア・トレイル」の出発地としても知られています。

ハワイで美しい夜景が見られる場所といえば、最初に名前が上がる人気のスポット。
宝石を散りばめたようにきらきらと輝くホノルルの夜景を眺められるとあって、毎晩数多くのツアー客が訪れています。

夜景スポットとして知られるタンタラスの丘ですが、夜間は頂上の展望台が閉まるため、実際に夜景を見ることができるのは頂上より標高が低い道路沿い。
日中には頂上にある公園の展望台から、美しいホノルルのパノラマを眺めることができます。

西の方角にはダウンダウンやパンチボウル、ダニエルKイノウエ空港が見渡せ、東には青い海と澄んだ青空を背景に、ハワイのランドマークであるダイヤモンドヘッドや、ワイキキの市街地が見渡せます。

山頂までヘアピンカーブと急勾配が続くので、レンタカーなどで訪れる際には事故に遭わないよう注意を。
また、夜間訪れるときにも日中訪れるときにも、車内に荷物を置いていかないよう、車上狙いに気をつけてください。

タンタラスの丘/Tantalus

タンタラスの丘/Tantalus Lookout

住所:
Round Top Dr., Honolulu
電話番号:
808-587-0300(ハワイ州土地自然資源局)
営業時間:
7:00~18:45、夏季4月1日~9月第1月曜7:00~19:45
定休日:
無休
URL:
https://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/oahu/puu-ualakaa-state-wayside/

ワシンエアー遊覧飛行/Washin Air~Scenic flight

ダニエルKイノウエ空港に隣接してオフィスを構える「ワシンエアー」は、1997年に創業した「体験飛行」や「遊覧飛行」が楽しめる観光フライトの老舗です。
日本ではなかなかできない「体験飛行」を行っており、操縦経験が無くても日本人インストラクターが丁寧にサポートしてくれるので、小型飛行機での空中散歩が簡単に楽しめます。

所要時間30分のショートコースはダニエルKイノウエ空港を離陸後、ワイキキ上空やハワイカイ、パンチボウルを飛行して空港に戻ってくるコース。
ノースショア方面まで飛行する、約60分のスタンダードコースも用意されています。
自らの操縦でハワイの大空を飛行する経験は、一生の思い出に残ることでしょう。

自分で操縦する自信が無いという方は、ベテランのパイロットが案内する遊覧飛行がオススメです。
コースは全部で6コースあり、「ワイキキ周遊」のコースでは、ワイキキを中心に、にぎやかなホノルル市街やダイヤモンドヘッドのカルデラを、真下に眺めることができます。

「体験飛行」、「遊覧飛行」ともにワイキキからは無料送迎が付いています。
ハワイ旅行の記念に、ワイキキ上空をひと回りしてみるのはいかがでしょう。

ワシンエアー遊覧飛行/Washin

ワシンエアー遊覧飛行/Washin Air~Scenic flight

住所:
112 Nakolo PI., Honolulu
電話番号:
808-836-3539
営業時間:
8:00~18:00
定休日:
無休
URL:
http://www.washin-air.com/

ワイキキは、ビルが建ち並ぶ華やかな街のすぐ隣にビーチがあり、東には特徴的なシルエットのダイヤモンドヘッドも。
展望台や上空から一望すると、その絶景はまた格別。
ハワイ旅行に訪れたら、ぜひ一度ワイキキのパノラマを堪能してみてくださいね。

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