ワイキキのフォトジェニックスポット
ハワイは、思わず写真を撮りたくなってしまうフォトジェニックなグルメやスポットにあふれた場所だ。そこで今回はワイキキのフォトジェニックスポットのなかから、人気の場所をピックアップして紹介しよう。
もくじ
ナルストレージ/Nalu Storage
ロイヤル・ハワイアンセンター1階、チーズケーキファクトリーの裏手にあり、カラカウア・アベニューからビーチへと通り抜けられる「ワイキキ・ビーチアクセス」。色とりどりのサーフボードが並びハワイのフォトジェニックスポットとして人気の場所で、多くの人がここで撮った写真をSNSに投稿している。ここは「ナルストレージ」と名づけられているサーフボードを預けるロッカー。ナルとはハワイ語で「波」という意味で、ストレージは英語で「倉庫」という意味である。
2013年5月にオープンし、260個が並ぶロッカーにはサーフボードやサップ(スタンドアップパドルボード)を預けることができる。誰でも契約することができ、一年契約で毎月$35、半年契約で毎月$40の利用料がかかり、レンタルの申し込みや支払い、契約更新は公式ウェブサイトから行う。このワイキキ・ビーチアクセスにはスイーツの有名店「バナン」のワイキキ店もあり、こちらもフォトジェニックなスイーツが人気のお店。歩行者を入れずに撮影したい場合は、早朝が狙い目だ。
ナルストレージ/Nalu Storage
- 住所:
- 2201 Kalakaua Avenue
- 電話番号:
- 808-675-6633
- 営業時間:
- 8:00~17:00、金曜8:00~16:00、土曜0:00~15:00、日曜12:00~15:00
- 定休日:
- 無休
ローカルモーション(ハイアットリージェンシー)/Local Motion
ローカルモーションはハワイを代表する老舗サーフブランドだ。1977年にサーフボードを創る「ボード・シェイパー」だったロブ・バーンズが、自らシェイプしたサーフボードの販売を始めたことがこのブランドのスタート。オアフ島のカイルアにショップをオープンさせると世界有数の波から考案されたボードは多くのサーファーに支持され、オアフ島の人気サーフショップとして知られるようになった。
Natural & ComfortableをコンセプトとしたTシャツなどのアパレル・アイテムは、クールなデザインと共に着心地の良さも定評がある。アラモアナセンターを始めワイキキ周辺にもショップを展開するローカルモーションで、ハイアットリージェンシー・ワイキキ、エヴァタワーのプアレイラニ アトリウム ショップス1階にあるショップのショーウインドウはフォトジェニックだと注目されている場所。ここには「A・L・O・H・A」と白い文字で書かれたブルー、グリーン、イエロー、オレンジ、レッドのサーフボードがディスプレイされており、定番の写真スポットとなっている。
ローカルモーション(ハイアットリージェンシー)/Local Motion
- 住所:
- 2424 Kalakaua Ave 132 & 133, Honolulu
- 電話番号:
- 808-922-7873
- 営業時間:
- 9:00~22:00
- 定休日:
- 無休
歩道に刻まれたハワイ語/Hawaiian Word
英語と共に先住民の言語であるハワイ語も公用語としているハワイ州。学校でも英語の授業とハワイ語の授業が行われているが、このハワイ語が書かれたブロックをワイキキの街で見ることができ、最近ではフォトジェニックだとしてSNSに投稿する人々も多いという。
ハワイ語が書かれた(彫り込まれた)ブロックは2011年にハワイでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)の開催に向けてワイキキの街を整備した際に設置されたもので、カラカウア・アベニューのサラトガ通りからリリウオカラニ通りまでの山側の、横断歩道がある交差点近くの歩道の角に見つけることができる。
エリアごとに書かれているハワイ語は異なっており、サラトガ・ロードからレワーズ・ストリートまでの間にはPAU、OPALA、MALIHINI、MAUKA、MAKAI 、MAHALO、 AINA、WAHINE、KANEのハワイ語が、ロイヤル・ハワイアン・アベニューからデュークス・レーンまでの間にはKEIKI、HALE、WAIKIKI、HONOLULUなど、さらにカイウラニ・アベニューからリリウオカラニアベニューまでの間にはALOHA、WIKI、KAMA AINA、KULEANAのハワイ語が見られる。
それぞれのハワイ語の下には英語でその訳が書かれているので、写真を撮るだけでなくハワイ語の意味を学ぶのも楽しいだろう。
ダイヤモンドヘッド山頂からのワイキキ/Diamond Head
ハワイを象徴するダイヤモンドヘッドはマグマが噴き出す火山だった。海面に近かったためマグマが水蒸気爆発を起こして、今の姿になったといわれている。地元ではその形からレアヒ、ハワイ語でマグロの頭と呼ばれていたが、イギリスの船乗りがレアヒの山腹に輝く方解石をダイヤモンドと勘違いしたことからダイヤモンドヘッドと呼ばれるようになり、このダイヤモンドヘッドをハワイ語に直訳したのがカイマナ・ヒラである。
標高は232メートルしかないものの、ワイキキから最も手軽にアクセスできるトレッキングコースとして人気があり、山頂まで片道およそ40分の山歩きを楽しめる。山頂では360度パノラマの景色が広がり、ワイキキの街とコバルトブルーの海、さらに手前に広がるカピオラニ公園のグリーンのコントラストが非常に美しく、ワイキキを象徴する絶景が撮れるスポットである。
登山口のゲートが6時にオープンするため夏期はサンライズに間に合わないが、冬期は開門と共に登り始めれば、頂上に着くころには、朝日に照らし出されていく美しいワイキキの街を望むことができる。
ダイヤモンドヘッド/Diamond Head
- 住所:
- Diamond Head, Honolulu
- 電話番号:
- 808-587-0300
- 営業時間:
- 6:00~18:00
- 定休日:
- 無休
ワイキキのフォトジェニックスポットから、とりわけ人気の撮影スポットを紹介した。ハワイのフォトジェニックスポットは無数にあるので、この記事を参考にあなただけのハワイを切り取ってほしい。