カップルや夫婦でロマンティックになれるハワイのおすすめスポット
世界中から愛され多くの観光客が訪れるハワイは自然が豊かで景色も美しく、ウェディングやハネムーンで訪れるカップルも多い。今回は、2人で訪れればよりロマンティックで、特別な場所に変わるスポットを紹介しよう。
もくじ
ラニカイ・ビーチ/Lanikai Beach
ハワイ語で「天国の海」という意味のラニカイ・ビーチは、全米ナンバー1に選ばれたこともあるオアフ島東海岸カイルアの超高級住宅街にあるビーチだ。
ビーチへと続く住宅と住宅の間の小道「オーシャン・アクセス」を抜けた先に広がる白い砂浜と青い海、沖合に浮かぶ双子の島「モク・イキ、モク・ヌイ島」が織りなす景色はまさに天国の海そのもの。キメの細かい真っ白な砂はサラサラとしていて、他のビーチとは一味違う手触りだ。
カイルアの有名パンケーキ店「ブーツ&キモズ」でパンケーキをテイクアウトして、ビーチにピクニックシートを敷きランチを楽しむのも気持ちよい。波も穏やかなのでカヌーをレンタルして沖へ出ても楽しめ、双子島の左側のモク・ヌイ島へ上陸すれば、また違った景色を楽しめるだろう。ただしモク・イキ島は上陸禁止なので注意が必要。
時間に余裕があればビーチから歩いて10分ほどの場所に入口がある「ピルボックス・トレイル」を訪れるのもおすすめだ。
ラニカイ・ビーチ/Lanikai Beach
- 住所:
- Mokulua Dr, Kailua
- 営業時間:
- 常時開放
- 定休日:
- 無休
タンタラスの丘/Tantalus Lookout
ワイキキの北側にあるコオラウ山脈の小高い丘である「タンタラスの丘」は、ホノルル随一の展望スポットである。
頂上のプウ・ウアラカア州立公園(Puu Ualakaa State Park)にある展望台はワイキキの高層ビルやダイヤモンドヘッド、空港から飛び立つ旅客機やパールハーバーまで見渡せる絶景ポイントだ。この公園は日が落ちると共に閉園となるため、街の灯がちらほらと灯る頃までしか景色を楽しむことはできない。
しかし夕日に照らし出されるダイヤモンドヘッドの全景も見ることのできる夕景の絶景ポイントでもあるのだ。日没後は中腹にあるパーキングから宝石箱のように輝くワイキキの夜景を見ることができ、さらに金曜日の夜にはヒルトンハワイアンビレッジから打ち上げられる花火も見えるので、訪れる者をロマンティックな気分にしてくれることだろう。
タンタラスの丘への道は幅が狭く急カーブが続き街灯もないので、ハワイでの運転に自信が無ければツアーやタクシーの利用をお勧めしたい。
タンタラスの丘/Tantalus Lookout
- 住所:
- Puu Ualakaa State Park
- 営業時間:
- 常時開放(州立公園は日中のみ解放)
- 定休日:
- 無休
マウナ・ケア山 サンセット&スターゲイジング/Mauna Kea Sun Set & Star Gazing
マウナ・ケア山はハワイ島にある標高4,205mの休火山。ハワイ語でマウナ・ケアとは白い山の意味、冬にはハワイで唯一雪で覆われる美しい山である。
非常に空気が澄んでいるため、頂上には12基の天文台が建造され、富士山より標高の高い頂上まで車を利用して1.5時間ほどで行くことができる。ただし通常のレンタカー会社では山頂まで続く道を保険適用外としているところがほとんどであり、高山病になる危険もあることから、知識のあるガイドが同行するツアーなどに参加するのが望ましいだろう。
頂上で臨むサンセットは空気が綺麗なこともあり非常に美しく、地球の影が見えるという「アルペングロー現象」が見られることもある。日没後は余計な光が天文台の望遠鏡に入らないよう一般客は下山する必要があり、天体観測は登山時に休憩する「オニヅカビジターセンター」付近で行われることが多い。このビジターセンターはスペースシャトル・チャレンジャーの事故で殉職したハワイ出身の宇宙飛行士エリソン・オニヅカの名がつけられている。
このセンター周辺も照明がないため夜間は暗く、まさに満天の星が楽しめる。また、季節によっては日本では見ることのできない南十字星などの星座を観測できるので、星に詳しいガイドが同行するツアーに参加すればより楽しめることだろう。
マウナ・ケア山 サンセット&スターゲイジング/Mauna Kea Sun Set & Star Gazing
- 住所:
- Mauna Kea Access Rd., Hilo (オニヅカ・ビジター・センター)
- 電話番号:
- 808-9621-2180
- 営業時間:
- 9:00~21:30
- 定休日:
- 無休
ハワイ出雲大社/Izumo Taishakyo Mission of Hawaii
「ハワイ出雲大社」はホノルルのチャイナタウンの端にある神社だ。出雲大社といえば縁結びの神様として知られる大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る鳥取県にある神社。毎年10月には神々が集まる場所としても知られているが、ハワイの出雲大社は日本からの移民達によって1906年に創祀された神社である。
手を清める手水舎(ちょうずや)には手を拭くためのペーパータオルが設置され、狛犬の首にはレイがかけられているなど、ハワイの神社ならではの風景も楽しめるが、もちろん霊験あらたかな神社である。
テレビ番組などで取り上げられたことから参拝客も多く、縁結びのお守りをはじめさまざまな御利益が得られるお守りが配布されている。神社の開門は7:30だが、社務所の受付時間は8:30となっているので、お守りを授かりたい方は気をつけて。また、神社といえばお賽銭だが、日本円ではなくアメリカ$で大丈夫だ。
ハワイ出雲大社/Izumo Taishakyo Mission of Hawaii
- 住所:
- 215 N.Kukui St, Honolulu
- 電話番号:
- 808-538-7778
- 営業時間:
- 7:30~17:00
- 定休日:
- 無休
アウトリガーリゾーツ バウ・リニューアル/Outrigger Reef Waikiki Beach Resort
バウリニューアルは最近注目を浴びている結婚している夫婦のためのセレモニー。これはお互いに感謝し愛を確認しあう儀式のことで、このバウリニューアル・セレモニーを宿泊客向けに無料で実施しているのが、アウトリガー・リゾーツのアウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾートと、アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾートである。
アウトリガー・リーフでは火曜と金曜日の朝7:45から、アウトリガー・ワイキキ・ビーチでは月曜と木曜日の朝7:45からそれぞれ開催されている。
無料とはいえカフナ(ハワイの神官)が執り行う厳かなセレモニーで、レイ(または指輪など)の交換やハワイ式の鼻と鼻を付ける挨拶なども式の中で行う。式の間はプロのカメラマンが写真を撮ってくれ、後で購入もできる。たくさん写真を撮ってもらえるので、そのなかから気に入った写真を選べるほか、パネルなどにするという希望にも応えてくれる。
このバウリニューアルは、式が行われるホテルのチェックイン時に申し込むこともできるが、夫婦にとっては特別なセレモニーなので専用サイトからあらかじめ予約していくことをお勧めしたい。
アウトリガーリゾーツ バウ・リニューアル/Outrigger Reef Waikiki Beach Resort
- 住所:
- 2169 Kalia Rd, Honolulu
- 電話番号:
- 808-923-3111
- 営業時間:
- 24時間
- 定休日:
- 無休
- URL:
- https://jp.outrigger.com/landing-pages/services/orf-owk-hawaiian-vow-renewal(バウリニューアル受付専用サイト)
美しいビーチに夜景、サンセットや日本では見ることのできない美しい星空などハワイにはカップルで訪れたいロマンティックなスポットが多い。そのような場所を訪れてハワイ旅行を2人の思い出深い旅にしてほしい。