イゲ知事が米国本土からハワイ州への渡航再開許可を発表~その条件とは
こんにちは。ナビちゃおハワイのmimiです。
もくじ
イゲ知事が米国本土からハワイ州への渡航許可を発表
本日6/25 – ハワイ時間6/24 – にハワイ州のデービッド イゲ知事がハワイ州外からハワイへの渡航に関する発表を行いました。
それによると2020/8/1より、ハワイ州への渡航を希望する米国在住者に条件付きで渡航を許可するとのこと。
観光客の減少により、長い間、ハワイの観光業は苦しい選択を余儀なくされていました。
多くの従業員が解雇されたホテルも。
イゲ知事もコロナウィルス感染拡大防止と経済復興の狭間で、なかなか決断を下すことができなかったと思います。
しかしここにきてようやく、州外からの渡航に関する詳細がでました。
つい先日、同じ米国内にも関わらず、ハワイ州に入る際に「14日間の自己隔離義務」が課せられるのは、州間旅行を保護することを目的とした「第4条の特権および免責条項に違反する可能性が高い」と指摘がありました。
今回、米国からの渡航を許可することで、その問題をクリアにする目的もあるのかもしれません。
渡航は条件付き・・・その内容は
発表によると、8/1よりハワイ州への渡航前にコロナウィルス感染の検査をして、陰性の証明が出来た場合にのみ、現在行われている「14日間の自己隔離義務」が免除されるとのこと。
検査結果の証明が出来なかった場合は引き続き課せられます。
現時点では「14日間の自己隔離義務」は7/31まで行われることが決定しています。
また事前のテストで陰性が証明された書類の提出の他、空港での検温(38度以上熱は入国不可)や旅行フォームへの記入なども義務化されています。
日本への許可は?
知事はまた、日本や韓国のような感染率の低い他の国々との旅行バブルの手配にも取り組んでいると語っています。
まずは、米国内からハワイ州への人の動きや感染拡大の懸念などを払拭し、その後、エリアを拡大していく模様。
いずれにせよ、日本でもまだ、米国からの帰国時には制限がかかっていますから、そこが解除されないと難しいでしょう。
バケーションレンタルの使用は不可
ここで問題なのが、予約している宿泊先。
渡航は許可されますが、バケーションレンタルなどの利用は許可されておりません。
また、この時期にかかわらず、バケーションレタルに関しては規制も多く、許可証を持たずに運営している人も多いため、借りる際にはしっかり州から許可を得ているかを確認することをお勧めします。
これに関してはまた別の機会に記事にしたいと思います。
マスク着用義務やソーシャルディスタンシングは続行
事前テストで陰性が証明されても安心は禁物。
テストは完璧ではなく、リスクを最小限に抑えるもの。
現在ハワイでは、店内に入る際にのマスク着用義務や、他人との距離を取るソーシャルディスタンシングの実施は続行されています。
バスに乗る際にもマスク着用が義務づけられています。
現在のハワイの様子
一時は感染を抑え込んだかのように見えたハワイでしたが、6/18には久しぶりに感染者が2桁の18人に、また翌日には27人に増加しました。
その後、また1桁にもどりましたが、本日6/24には再度16人に。
小さな規模での集団感染が発生しているとのことで、なかなか落ち着かないハワイです。
このような感染者の増加は、多くの店舗などが再開したりビーチを開放したことも一つの要因であるとも考えられるため、関係者は想定内と語っていましたが、州外からの観光客を受け入れることにより、暫くは感染者増加も予想しているということです。
ハワイ経済の復興のためには必要な観光客の招致。
さらに観光客を増やしたい観光業と、コロナウィルスを抑え込みたい州当局の温度差はまだ埋まりそうにありません。
ハワイ渡航の再開にあたって
ハワイ州では20万人以上の住民が失業を申請しています。
食料配布なども頻繁に行われている状況です。
多くのお金を持ってハワイにくる旅行者を狙った犯罪が発生する可能性も否めません。
もし日本からハワイへの渡航再開が許可された場合、防犯対策は万全に。
犯罪は人通りの少ない場所とは限らず、ワイキキの雑踏の中でも発生しているのをご存知でしょうか。
そのようなニュースは日本で報道されません。
ナビちゃおハワイでは、ハワイの事件や事故などのニュースを速報でお届けして注意を呼び掛けています。
ハワイ旅行の前に目を通していただき、楽しく安全な渡航になりますように。
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皆さまのハワイ旅行が、今後も楽しいものになりますように。