ハワイのローカルの間では話題になっていた『モチサダ』とは?
ハワイの人に昔から愛されているマラサダ。フワフワの生地が美味しくて、いくつでも食べられそうなくらいハッピーになるハワイ定番のお菓子。もともとは、ポルトガルからハワイに伝わったもので、イースト菌で発酵させたパン生地を油で揚げて作ります。そのマラサダですが、最近もち粉で作った生地を使ったもっちりタイプの「モチサダ」が、ハワイのローカルたちの間で人気になっています。いくつかオススメのモチサダをご紹介しましょう。
カラフルでインスタ映え! チョコレート&バニラベーカリーのモチサダ
2014年にカイムキの12thアベニューにオープンした日系人姉妹がオーナーのベーカリー「Chocolate + Vanilla Bakery」。クッキー、マカロン、スコーン、ブレッドプリン、ブラウニー、パンナコッタ、カップケーキなどデザートがガラスケースに並んでいます。
このお店で人気のスイーツにモチサダがあります。 ここのモチサダを求めて遠方からやってくる人もいるほどです。その人気の秘密の1つに、カラフルで可愛らしい見栄えがあります。
パイナップル、いちごなど数種類のフレーバーがあります。中はモチモチ、外はカリッと揚がっていて、ふたつに割ると生地の色がとっても鮮やか!
ピンクやイエローなど女子心をくすぐる色で、インスタ映えするモチサダです。
チョコレート&バニラベーカリー/Chocolate+Vanilla Bakery
- 住所:
- 1115 12th Ave, Honolulu
- 電話番号:
- 808-737-2462
- 営業時間:
- 火曜~金曜11:00~18:00、土曜10:00~16:00
- 定休日:
- 日曜・月曜
カポレイの出店に通うモチサダラバーが続出!
カポレイにできた新しいショッピングモール、カ・マカナ・アリイの敷地内にあるフードワゴン、アンクルラニの「ポイモチ」。1992年に創業し、ポイ(タロイモ)を使ったモチボールが口コミで人気になりました。オーナーであり看板おじさんでもあったラニおじさんは亡くなってしまいましたが、今もご家族がそのお店を受け継ぎ続けています。
オリジナルのポイフレーバーのほかにも、リリコイ、マンゴ、グアバ、ココナッツ、パイナップル味があって、オリジナルは12個入りで$6、紫色の甘いグレーズがかかったものは$7。まるで「レナーズ マラサダ」のようなピンク色のボックスに入れて売っています。一般的なマラサダと比べると1つがとても小さいので、パクパク食べられてしまうほど!
一緒に並んでいたハワイの主婦のおばさまも「私、糖尿の疑いがあるんだけど、これだけは本当に中毒になるほど美味しいの! 毎日食べられちゃうわ!」とワクワクしながら並んでいました。私もマンゴとグアバを買ってみましたが、サイズもちょうどよくて、食べた感じも重すぎずクセになるモチボールです。
アンクルラニ・ポイモチ/Uncle Lani’s Poi Mochi
- 住所:
- 91-5431 Kapolei Pkwy, Kapolei
- 電話番号:
- 808-551-9961
- 営業時間:
- 月曜~土曜10:00~19:00、日曜10:00~18:00
- 定休日:
- 無休
コルドンブルー卒のシェフが作る幸せモチサダ
最後にご紹介するのは、主にイベントで販売している移動式ショップ「Hau’oli Pastry(ハウオリペイストリー)」のモチサダです。フランスの名門料理学校、コルドンブルーを卒業したペイストリーシェフが作るスイーツは、なんだかレベルが違うような気がします。
グルメローカルデザートがコンセプトのお店で、モチサダのほかに、注文によって特別なケーキやカップケーキ、リクエストによってファインダイニング風のデザートを用意するケータリングサービスも受け付けています。イベントに出店するときは、フライヤーを持参してその場で揚げたてを提供することも。
彼の作るモチサダは、オリジナルのプレーンと、タロの入った中が紫色のものの2種類。今後は、もう少し種類を増やして中にクリームを入れることも考えているそうです。
固定店舗がないのが残念ですが、オーダーすればカパフルで合流して作りたてのモチサダをピックアップすることが可能です。12個入り$14のパックがお得。ハワイのスイーツファンだったら、ぜひお試しを!
ハウオリペイストリー/Hau’oli Pastry
- 電話番号:
- 808-627-5676
- 営業時間:
- 不定
- 定休日:
- 不定