もっと早く行けばよかった！ ハナウマベイ！
オアフ島の秘境！
1年半のハワイ在住期間を終えて、日本に帰国した今、ハワイのすべてが恋しいのは言うまでもありません。しかしその中でもハワイのここが最高だった！と、離れてから改めて感じたポイントをお伝えしていきたいと思います。まず一番に思い浮かぶのは、ここ。ハワイ滞在期間が残り数か月になった頃、やっと行けたオアフ島の秘境、ハナウマベイ！
ハナウマベイには早朝から行くべし！
朝6時からオープンするため朝早くから行かないと駐車場が満車になってしまい、さらにはワイキキ市内から22番バスで約1時間・・・など、ワイキキに住んで仕事もして、しかも車を持っていなかった私にはハードルが高くなかなか行くチャンスがありませんでした。しかし帰国の間際、ここだけは！とお友達に連れて行ってもらい、念願が叶いました。
6時半にワイキキを出発して、7時頃に到着すると、駐車場も結構埋まっていたような記憶があります。早く出発するに越したことはありません。せっかく行って、入れなかった・・・ということがないように、朝一で行くことをおすすめします。他の海と違って、最初にオリエンテーションのビデオを観たり、海に入る前に準備時間があるので、そのつもりでいると良いでしょう。
ハナウマベイは、死火山の噴火口に海水が流れ込み出来上がった自然の産物。馬蹄型の海を山が取り囲み、その景色はまるで山が海を守っているような秘境スポット。この美しさをもっと早く知っていれば、何としてでも行っていたなぁ・・・という場所です。ハワイに住んでいる人は、なんと無料ですしね！
海の透明感が違う！
ハナウマベイは、自然保護区として国で管理されているだけあって、オアフ島の他の海ともまた違う美しさが広がります。カイルアビーチを初めて見たときの感動も忘れ難いですが、丸く囲まれた海を一望でき、上からの眺めも絶景で上から見ても海の透明感がわかります。馬蹄型のため波が少なく穏やかなので、透き通った透明感がどこまでもいつまでも続くのです。
そのため、シュノーケリングにぴったり！シュノーケリングが好きになったのは、ハナウマベイでの体験のおかげです。海の中の世界を初めて見られたのもこの時でした。
シュノーケリングをするにはこれ！
写真でしか見たことがなかったブルーの世界が目の前に広がり、魚と一緒に泳ぐなんて技術のいることだと思ってました。けれど重いボンベや特別な技術がなくても、ここなら海の世界の中を垣間見ることができます。
持ち物は
これさえあれば、準備万端！レンタルブースで、シュノーケリンググッズはレンタルもできます。
他にあると便利なのは、
屋根がある場所はほとんどないので、水分補給・体調管理は万全に！また自然保護区のため、水溶性の日焼け止めは禁止されています。ラッシュガードなどで日焼け対策をするとよいかも。ロッカーはありますが、思う存分海を堪能するためにも極力荷物は少なく、必要最低限で身軽に！が基本です。
準備ができたら、いざ、海の中へ！
水族館や写真でしか見たことがない、色鮮やかな熱帯魚がすぐ目の前を泳いでいる、あの景色はもう一度、いや、二度三度と体験したい！と今でも忘れられない思い出です。波も穏やかなので、シュノーケルを着けているとどこまででもいつまででも潜っていられる。こんな経験、初めてでした。泳いでいると砂が舞って目の前が白くなって何も見えなくなり、音も自分の呼吸の音だけ。なんともいえない、それまでに感じたことのない世界が広がります。
音も聞こえない、足もつかないと一瞬怖くなってパニックになったりもしましたが、怖い魚がいるわけでもないし落ち着けば大丈夫。静かに待っていると舞っていた砂も落ち着き、視界が開けてきます。ハワイに住んでいたのに波酔いする、波恐怖症の私はなかなかマリンスポーツを楽しめずにいました。泳ぐのは好きなので、海に入りたいなと思いつつも波に流されてしまうのも怖い。そんな海初心者の私ですが、もっと早くここに来ればよかったー！と心から実感しました。荒波を乗り回す、海上級者には物足りないかもしれませんが、お子様連れやシュノーケリング好きにはとても快適に、有意義に過ごせる場所だと思います。
さきほども少し触れましたが、自然保護区のため禁止事項があります。この美しい海をいつまでも保つため、ルールを守りいつまでも変わらない美しく安全なハナウマベイであってほしいと切に願います。数ある美しいビーチの中でも、また行きたい場所No,1のハナウマベイ。美しい自然と人、海の生き物が共存しているこの場所で、楽しい時間を過ごしていただきたいと思います。
運が良ければ、海の守り神とされているホヌ（海カメ）と一緒に泳ぐこともできるかも！
- 著者：Yuka
- Hawaii生活を経て、現在は日本に帰国し、キュレーターとして活動中。
“離れて想うHawaiiの魅力”を発信していきます。
ナチュラリストとして、自然を感じ、ありのままを楽しむ、
シンプルでナチュラルなハワイの魅力をお伝えします♬