有名人も足を運ぶ本格焼き鳥居酒屋

ハワイ大学の近く、サウスキングストリートにある「炭火焼き 鳥久」。ハワイの街ではあまり見かけない、大きな提灯が目印だ。陽が傾いてきたころ、原地に住む日本人や地元の人々が集まり出し、香ばしい匂いが立ち込めるとともに徐々に賑わいを増す。

日本食が恋しくなった旅行者にも、鳥久はおすすめだ。日本から仕入れた備長炭を使用し、日本人の職人がじっくり焼き上げた本格的な焼き鳥は、日本人の舌をきっと満足させてくれるはず。事実、鳥久は多くの芸能人やプロ野球選手が足を運ぶことでも有名である。カウンター12席、テーブル席30席を用意する落ち着いた店内には、恋人とのデート、友だちとの女子会、家族連れなど、毎晩あらゆるグループが舌鼓を打っている。

焼き鳥 は1本からオーダー可能、おなじみのおつまみメニューも

焼き鳥（1本＄1.95〜）は、ねぎま、レバー、砂肝、ささみ、手羽先など、種類豊富。さらに味付けは、タレか塩を選ぶことができる。しいたけ、トマト、オクラなど、野菜の串焼きも多く取りそろえている。迷ったら、盛り合わせ（6本＄12、9本＄18）もオーダー可能だ。オーダーは用紙に記入して店員さんに渡すだけ。

その他、店主のおすすめは毎日仕込む鶏ガラ出汁を使用した「とり鍋」（＄19.80）。とりもも、つくね、キャベツ、えのき、しいたけ、豆腐、にんじん、ニラが入ったボリュームたっぷりの鍋だ。また、自家製ラー油冷奴（＄4.30）や、カリッと揚げたポテトにスイートソースのかかったジャワイアンポテト（＄5.30）もおすすめ。たこわさ（＄3.50）や揚げ出し豆腐（＄4.90）など、日本の居酒屋の定番メニューも。

別の店で飲んだ後、自家製の鶏ガラスープラーメンやお茶漬けで締めるのもGOOD。必ずラーメンで締めるというファンも多く、隠れた人気メニューだ。

焼き鳥に合うお酒も豊富

鳥久は、お酒の種類も豊富だ。アサヒ、サッポロ、サントリー、オリオンなど、日本の銘柄のビールも取りそろえている。さらに、麦・芋焼酎、獺祭や久保田などの日本酒、さらにはカリフォルニアワインを中心とする焼き鳥に合う赤・白ワインも。

ハワイに来て焼き鳥で1杯やりたくなったら、鳥久を訪れてみよう。料理やお酒の質はもちろん、まるで日本にいるかのような居心地の良さにもきっと満足できるはず。