JALホノルル線の機内食を資生堂パーラーが手がける!
日本航空の人気路線であるホノルル線の機内食を資生堂パーラーが担当することが8月18日に発表された。2016年9月1日より成田-ホノルル、中部-ホノルル、関西-ホノルルの3路線のプレミアムエコノミークラス、エコノミークラスで提供。
資生堂パーラーは、1902年(明治35年)に日本初のソーダ水とアイスクリームの製造販売を行う「ソーダファウンテン」として、銀座で創業した老舗。1928年に本格的な西洋料理が楽しめるレストランが開業して以来、幅広い世代に愛され続けてきた。
株式会社資生堂パーラー代表取締役社長、鈴木真氏は「日本航空様サイドより、今回の企画をご提案いただいた際に、搭乗客の皆様から資生堂パーラーの機内食が食べたいという、多くのリクエストが寄せられていることを知りました。そういうことであれば、ぜひともお受けしようと思いました」と語った。
資生堂パーラーは、2012年にJALの国内線ファーストクラスの機内食を担当した経験もあり、今回で二度目。それだけ搭乗客からの信頼が厚いという証拠でもある。
メニューのコンセプトは「ごはんに会う洋食」。9月~11月の秋メニューでメインとなるのは資生堂パーラーを代表する一品、ビーフシチュー。野菜がたっぷり溶け込んだデミグラスソースは、芳醇な甘みの跡に牛肉の生み出す奥深いコクが広がっていく一品。添えられたターメリックライスとの相性も抜群。他にもベーコンキッシュ&ポテトサラダ、フレッシュサラダと、こだわりを感じる料理がラインナップ。さらにデザートには、資生堂パーラーの店舗で販売しているものにパイナップルフレーバーを加えたオリジナルのチーズケーキを用意。トロピカルな味わいは、すでに南国に降り立った気分にさせてくれるはず。
今後も、季節ごとにメニューは変わっていく予定。開業当時から続いている伝統的なオムライスをはじめ、資生堂パーラーならではのメニューをベースとした機内食を順次提供していく。
ハワイ旅行はJAL便にのって、1ランク上の機内食を味わってみては?
同日の記者発表では、実機に乗り込んで機内食の試食会が行われた。CAからの機内食配膳もあり、フライトさながらの雰囲気
シェフが、「何度もあきらめそうになった」と語るほど試行錯誤して生まれた第1弾の機内食