素晴らしい自然と豊かな歴史を持つハワイでは、個性的なアクセサリーを手に入れることができます。そこで今回はハワイらしさ満点で毎日でも身につけたくなるブレスレットをご紹介します。

マーティン＆マッカーサー～コアウッドアクセサリー／Martin & MacArthur～Koa Wood Accessory

ハワイでブレスレットを手に入れるなら、やさしいぬくもりが感じられるコアの木で作られたブレスレッドはいかがでしょう。
コアウッドはハワイに自生しているマメ科アカシア属の樹木のことで、古代ハワイでは王族達だけが持つことを許された特別なものでした。この高く育つ木は風に揺られることで内部にカーリー（トラ目）と呼ばれる模様が現れるため、その美しさから高級家具や工芸品などに用いられています。
一方で生長するまでおよそ50年かかるといわれているコアの木は、様々な理由でその生息数が少なくなり、今では伐採が厳しく制限された貴重なものとなっています。この美しい表情を持つ貴重なコアの木のブレスレット（バングル）を手に入れられるのが1961年に創業したマーティンアンドマッカーサーです。
お店にはコアの木だけで作られたシンプルなものからコアをビーズ状にして繋げたもの、またにゴールドなどの金属とコアを融合させたエレガントなものなどが揃っています。
お店はホノルルに15店舗、アラモアナセンターをはじめ、カカアコのワードセンターには旗艦店も営業しています。お気に入りのコア・バングルをマーティン＆マッカーサーで是非捜してみてくださいね。

キムララウハラショップ～ラウハラ細工／Kimura Lauhala Shop~Lauhala

素朴な素材を使って一つ一つ手作りされたラウハラ細工のブレスレットはいかがでしょう。ラウハラ細工はラウという木の葉で編んだ工芸品のこと。ハワイ語で葉のことをハラということから、ラウの葉で編んだ工芸品を「ラウハラ細工」と呼びます。
ハラの葉はとても丈夫であるいっぽう、柔らかくそれでいて耐久性があることから、乾燥させて編むという工芸がハワイをはじめとする太平洋の島々で作られていました。古代ハワイの時代には王様もラウハラで編んだマットで寝ていたことも知られている伝統工芸の一つです。このラウハラ細工は編むことはもちろん、枯れて落ちたラウの葉を集めることから始められる下準備にも手間のかかる作業が必要です。
ハワイ島にある「キムララウハラショップ」はキムラ・トモさんとヨシマツさん夫妻が1914年に創業した雑貨店でした。このカイルア・コナの山側にあるホルアロアという静かな村にあるお店は、今ではハワイでも有数のラウハラ細工専門店として知られています。
ひとつひとつ丁寧に編まれているラウハラ細工の中でも、手に入れやすい価格帯のブレスレットは暖かみが感じられる素朴な雰囲気の民芸品。ハンドメイドの素敵なブレスレットを身につけてみてはいかがでしょう。

ピュアストーンショップ～パワーストーンブレスレット／Pure Stone Shop ~Power Stone

癒やしとパワーを必用としているのなら、パワーストーンのブレスレットはいかがでしょう。昔からハワイは「その全てがパワースポット」と呼ばれる、不思議な力に満ちた島。またこの世に存在する全てのものに宿っているといわれるパワー「マナ」もハワイならではの神秘的な力です。
この神秘的な力を秘めたパワーストーンを手に入れられるのが、ワイキキショッピングプラザ1階にある「ピュアストーンショップ」です。エスカレーターの横にショーケースをコの字型に並べたお店の横には、開店前からパワーストーンを求めるお客さんが並んでいます。
このお店が人気があるのは、お店のオーナーのキャサリンさんが仕事や恋愛など、それぞれの希望に合わせてぴったりのパワーストーン選びをサポートしてくれるから。手のひらに乗せたパワーストーンにキャサリンさんが手をかざすと、自分に合っているものほど温かく感じるのが不思議です。
選んだ石の説明もしてもらえますが、「あなたはこのような人だから・・・」のアドバイスもピタリと当たって不思議です。他のお店で買ったパワーストーンも含めた付け方もアドバイスしてもらえ、お手入れの方法まで教えてもらえます。
夜は比較的混むので、日中に訪れるのがおすすめですよ。

フィリップ・リカード・ホノルル～ハワイアン・ジュエリー／Philip Rickard~Hawaiian Jewelry

ハワイアンジュエリーは正しくは「ハワイアン・エアルーム・ジュエリー」と呼ばれ、ハワイ語で「代々受け継がれるべきハワイ伝来の宝石」という意味を持ちます。その起源には諸説あるものの、いずれもリリウオカラニ女王にまつわるものが伝えられています。
　
ハワイアンジュエリーといえばそこに施された美しい彫りが魅力です。このモチーフはハイビスカスなどの花や植物、ホヌ（ウミガメ）などの海の生き物、さらに波など様々な形や模様があります。それぞれのモチーフは例えばハイビスカスには「幸せな未来」。ホヌには「幸せを運ぶ海の守り神」などそれぞれの意味を持っています。
このようなモチーフの意味を知った上で自分に似合うハワイアンジュエリーを探すのなら、「フィリップ・リガード」を訪れてみてはいかがでしょう。このお店を創業したフィリップ・リガード氏はハワイアンジュエリーを自ら調査、研究しその著書もある方。
お店で販売されているすべてのジュエリーは地金を作る工程から伝統的な掘りの作業まで一貫して自社で行われています。東京にも支社があり修理やクリーニングなどのアフターサービスの相談もできて安心です。
一生もののハワイアンジュエリーを探しにお店に出かけてみてはいかがでしょう。

今回はハワイの素敵なブレスレットをご紹介しました。毎日身につけていたくなるようなお気に入りをハワイでぜひ見つけてくださいね。