【ハワイを楽しむ50の方法】Vol.11 心を解き放ち海に身をゆだねる

【ハワイを楽しむ50の方法】Vol.11 心を解き放ち海に身をゆだねる

 

常夏の陽射しを受けてキラキラ輝き、エメラルドブルーに澄んだハワイの海。ダイバーでなくとも、クリアな海に身をゆだねて魚たちと遊んでみたくなる。マスクをつけて海中をのぞけば、まるで別世界。ブルーにイエロー、ハワイならではの色とりどりのトロピカルフィッシュたちが、眼前を舞い踊りながら泳いでいく……。

ハワイ諸島には、オーストラリアのように島を取り囲む巨大リーフがあるわけではないが、サンゴ礁は海岸線に沿って発達し、各島に絶好のスノーケリングスポットがある。

なかでも有名な場所が、オアフ島のココヘッドの南にあるハナウマ湾だ。ワイキキから車で30分も走れば、吸い込まれそうなブルーの水をたたえた美しい湾に到着する。スノーケリングセットは、レンタルショップで借りられるので心配ない。

海底には、太陽の光を受けてユラユラとゆらめく波模様が。どこからともなく、黄色のボディに縞々やドット模様のチョウチョウウオがやってきてダイバーの横を泳いでいく。魚たちに囲まれていると自然とリラックスし、心も体も解放されていくはず。また、カメとの遭遇もお楽しみ。ハワイ諸島にはカメが多く、港やビーチで見かけることもあるほどだ。

オアフ島でもう1カ所、忘れてならないのはカネオヘ湾だろう。ワイキキから車で40分ほどのところにあるこの湾は、ハワイでも有数のスノーケリングスポットとして人気がある。湾内には潮の流れによって体積した砂が帯状に伸びるサンドバーと呼ばれる地形があり、サンゴ礁はこの周辺に広がっている。

カネオヘのサンゴ礁には、色とりどりの魚はもちろんカニやロブスター、ときにはイカやタコなど多様な生き物が生息し、ダイバーの目を楽しませてくれる。水中でパンを与える餌付けをするのも楽しいはず。ワイキキからはツアーが出ているので、各ホテルのアクティビティ・デスクでチェックしてみよう。

キイロハギの群れ

ハワイではラウイ・パラと呼ばれる。群れで泳いでいると非常に目立つ。いつまで見ていても飽きない美しさだ

 

 

 

(C)HTA/Tor Johnson

ハワイのサンゴ礁

チョウチョウウオをはじめ、さまざまな生物が生息している。自然保護の観点から眺めるだけで、サンゴには触れないようにしよう

 

キャプテンブルース 天国の海R Captain Bruce

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