ネイバーアイランド特集 Vol.4 大自然に会いにいくオアフ島休暇(3/3)
オアフ島でも十分に自然に触れることはできるけど、ネイバーアイランドまで足をのばせば、よりスケールの大きな自然と出会うことができる。リゾート地のマウイ島に、活火山があるダイナミックなハワイ島、緑豊かなガーデン・アイランドのカウアイ島、観光客がほとんど訪れないラナイ島にモロカイ島と、同じハワイ諸島とはいえども、各島の風景はバラエティ豊か。旅の目的や一緒に出かけるメンバーも考慮して、ぴったりくる島を選びたい。ハワイ王国時代の面影が感じられるような、手付かずの風景が広がる場所まで足を運んで地球の大きさを体感すれば、日頃のストレスも自然と消えてしまうはず。
島の中心であるラナイ・シティから未舗装の道を四駆自動車で45分ほど走った場所に、赤土の上に丸みを帯びた岩や石の塔が無造作に広がっている。周囲一帯の溶岩台地が長期間、雨風にさらされることで崩れてできた神秘的で壮大な景色に感動!道順はホテルで確認を。
- ラナイ・シティからポリフア・ロードを北西へ約45分。ポリフア・ビーチへ向かう途中
●郡庁所在地 ワイルク(マウイ島)
●人口 約3100人(2010年推計)
●面積 約364 km²
ハワイで最も人口の少ない島。信号が1つもなく、舗装道路はわずか48km。熱帯雨林が生い茂る道なき道を進むマンロー・トレイルやロマンティックあフロポエ湾など、ありのままの自然が楽しめる一方で、大規模なリゾートホテルやゴルフコースもあり、様々な楽しみ方が可能。
ハワイ諸島に数多くあるビーチの中で最もながい、約5kmの砂浜が南北に続く海岸。島の中心地から西方向に約1時間ほど舗装されていない道路をドライブすると到着する。人の姿が少ないため足跡がついていない砂浜を独占できるかも。映画のロケ地として使われることも多い。
- モロカイ空港から460号、カルア・コイ・ロードを通ってカルアコイ・ヴィラズ方向へ
●郡庁所在地 ワイルク(マウイ島)
●人口 約7300人(2010年推計)
●面積 約670 km²
ラナイ島と並んで人口密度が低く、北海の海岸にそびえる世界有数の崖や、ハワイ最大の白い砂浜パポハク・ビーチなど、手付かずの自然が広がる静寂の島。ハワイ先住民が多く、ハワイの伝統文化が息づいている。フラの発祥地としても有名。
ハワイ語で「太陽の家」を意味する名前のとおり、神秘的なサンライズとサンセットが拝める。頂上付近の赤茶色の大地は別の惑星のような雰囲気。
- カフルイから37、377、378号線へ
- 808-572-4400
- ハレアカラ・ビジター・センターは5:00~15:00
- 不定休
- www.nps.gov/hale
●郡庁所在地 ワイルク
●人口 約14万5000人(2010年推計)
●面積 約1883.5 km²
敷地内のクレーターからマグマの熱で白く上がる煙を目にしたり、溶岩でできた大地の上を歩いたり、現在も続く火山活動を体感できる国立公園。
- ヒロ空港からハワイ・ベルト・ロード(11号線)を南西へ
- 808-985-6000
- キラウェア・ビジター・センターは7:45~17:00
- 不定休
- 車1台$10、バイク・自転車・歩行者各$5
- www.nps.gov/havo
●郡庁所在地 ヒロ
●人口 約18万5000人(2010年推計)
●面積 約10,432.5k㎡
「太平洋のグランドキャニオン」とも呼ばれる渓谷。切り立った険しい山々は全長約22km、谷底までの深さは最深部で約1100mとも言われる。
- リフエ空港より約50km。51、50、550A号線で約1時間40分
●郡庁所在地 リフェ
●人口 約6万7000人(2012年推計)
●面積 約1430 km²