【徹底解説】愛煙家必見!ハワイのタバコに関する決まり事
喫煙に関する法律が最も厳しいといわれるハワイ。タバコを吸える場所など、日本とはかなりその規則が違います。うっかりしてタバコを吸ってしまい罰金刑などにならないよう、もう一度ハワイのタバコに関する決まり事を確認しておきましょう。
愛煙家のみなさん、必見ですよ。
ハワイの喫煙年齢とタバコの購入について
日本とハワイではタバコに関する法律が異なります。
ハワイ州では法律により、電子タバコを含むタバコのすべての購入年齢を21歳以上と定めています。
21歳未満にタバコを販売するのは法律違反で、タバコの所持や喫煙も禁止されています。
このように年齢が20歳からタバコの購入や喫煙ができる日本とは異なっているため注意が必要です。
タバコの購入年齢が21歳以上というのは全米でもハワイを含む6州のみ。
また、以前ハワイ州議会ではタバコの購入年齢を段階的に引きあげ、最終的に100歳とする案も出ていたほど。
日本のように自動販売機によるタバコの販売は行われておらず、販売は対面のみで、生年月日などが分かる身分証明が必要となっています。
タバコが吸えない場所
2006年、ハワイ州では喫煙場所に関する厳格な法律を施行しました。
その後、2016年には電子タバコもこの法律に含まれるように法改正が行われています。
ハワイで全面禁煙区域に定められているのは大勢の人が利用する場所です。例えば空港建物内、TheBusやトロリー、タクシーの車内、バス停など。
レストラン、バー、クラブでは室内席はもちろん、屋外の席でも禁煙です。
スーパーマーケットなどショッピングセンターのほか、動物園、水族館、美術館などの施設に加え、スタジアムやスポーツ施設、ビーチや市営公園、国や州が所有する建物内での喫煙も禁止されています。
さらに建物の出入口や開閉できる窓から約6m圏内は禁煙区域になっているので注意が必要です。
禁煙場所での喫煙が発覚した場合、違反者への罰金額は初回の違反で上限$100。
1年以内に再度違反した場合は$200。
さらに1年以内に3回目の違反をした場合、最高$500まで引き上げられます。
タバコが吸える場所
ハワイでタバコを吸うことができるのは、基本的に屋外です。
灰皿が設置されている場所が喫煙所の目印です。
歩きタバコに関する法律はありませんが、歩きタバコの火により他人にやけどを負わせるなど、迷惑をかけることもあるので十分注意してください。
ホテル内はラナイも含めて基本的に喫煙が禁止されていますが、総客数の20%まで認められている喫煙可能な部屋では、タバコを吸うことができます。
また、ホテルの屋外に喫煙エリアが設けられている場合もあるので、事前にホテルのフロントで確認しておくと良いでしょう。
タバコを吸うことができる年齢や、喫煙が禁止されている場所など、ハワイの喫煙に関する決まりは日本とはかなり異なっています。うっかりタバコを吸ってしまい、罰金を取られることのないよう、十分注意してくださいね。