【徹底解説】「APC Kiosk」って?ハワイ旅行で誰もが受ける入国審査と日本のパスポートについてご紹介!

【徹底解説】「APC Kiosk」って?ハワイ旅行で誰もが受ける入国審査と日本のパスポートについてご紹介!

旅行でハワイに行くときには到着空港でのイミグレーション、つまり入国審査が行われます。
今回は日本在住者がハワイ旅行に行くときに必ず通らなくてはならない入国審査についてお話しします。

ハワイの入国審査はこんな感じ

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ハワイに到着し飛行機を降りると最初に待っているのが入国審査です。

アメリカ合衆国の出入国管理局では入国審査の電子化が進められ、ダニエルKイノウエ空港でも「APC Kiosk」という端末で入国審査が行われています。

このAPC Kioskはとても優れもの。

日本語の質問形式で入国審査が進み、指紋のスキャンと顔写真の撮影が行われます。

順調に入国審査が終了すると顔写真が印刷されたレシートのようなペーパーがプリントアウトされるので、これを持って今度は入国審査官のいるブースに向かいます。

審査官にパスポートとプリントされたペーパーを渡すと「何日滞在するのか」や「何をしに来たのか」などの質問をいくつか受け、問題が無ければパスポートにスタンプと審査官のサインが記され、入国審査は無事終了となります。

世界最強!日本のパスポート

入国審査で使うのがパスポート。
日本のパスポートには5年間有効な黒い表紙のものと10年間有効な赤い表紙のものがあります。

成人している方はどちらのパスポートを取得するのかを自由に選べますが、乳幼児から未成年の場合は5年間有効なパスポートのみとなっています。

この日本のパスポートですが、世界最強だということをご存じでしょうか。

日本のパスポートは入国にビザを必要としない協定を締結している国が最も多く、その数なんと191カ国!

イギリスの調査会社が定期的に行っている、ビザなしで渡航が可能な国の数を「パスポートの強さ」とした調査で、日本のパスポートは3年連続して世界最強とされています。

それだけに日本のパスポートは偽造犯罪のターゲットにされやすくなっているので、ハワイを含めた海外旅行の際にはその管理に十分気をつけたいですね。

ハワイの入国審査であった偶然な出来事

以前のハワイ旅行の際、入国審査でこんなことがありました。

飛行機を降りてAPC Kioskで入国審査を行い、入国審査官のブースへ進んだところで、審査官からいきなり「去年もハワイに来ましたか?」と質問されました。

毎年ハワイに旅行に行っていたので、「昨年も来ましたよ」と答えると、審査官から少し驚くような答えが返ってきました。

「去年のあなたたちの入国審査も、僕が担当しているんだよ・・・」

そう言いながらパスポートを掲げ、彼が昨年押したスタンプとサインを指さしていました。偶然にも同じ型だったのですね。

その後もちろん滞在日数や旅行の目的なども聞かれ、無事ハワイ(アメリカ)に入国することができました。

一年に何度もハワイを訪れているような人なら珍しいことではないのでしょうが、審査官からこのように声をかけられたのは、長い間ハワイに旅していてはじめての体験でした。

ハワイ旅行で必ず必要になるパスポートと入国審査についてお話ししました。
「アフターコロナでの旅行は初ハワイ」という方で英語が苦手な方の中には、入国審査に不安を感じる方もいるのでは?

APC Kioskでは係員が待機しており、操作方法など分からないことがあれば教えてもらえます。

また、ブースにいる審査官が話す英語は決して難しいものではありませんし、日本語で質問してくれる審査官もいるので、慌てず落ち着いて対応してくださいね。

K@z
著者:K@z
LaniLaniでまとめ記事の執筆を担当しているフリーランス・ライターです。
毎年ハワイに渡るようになって、もう少しで10年目。
これまでの旅の経験や、まとめ記事では書けなかったこと。
ワークショップやカルチャーセンターで習ったウクレレやラウハラ編み、
ハワイアンキルトなどに関することも発信出来ればと考えています。
ハワイの画像のみをアップしているInstagramも更新中。

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