
ハワイ州、屋内でのマスク着用義務継続も「セーフアクセス・オアフプログラム」は3月6日に撤廃
Aloha!
長い間、ハワイのオアフ島で実施されていた「セーフアクセス・オアフプログラム」が終了することが発表されたのでお知らせいたします。
「セーフアクセス・オアフプログラム」が撤廃!
オアフ島では、2021年9月13日より「セーフアクセス・オアフ / Safe Access Oahu」プログラムが実施され、レストランやバー、ジム、映画館や図書館、その他の施設を利用する際にはワクチン接種証明書もしくは陰性証明書の提示が必要とされていますが、ホノルル市のリック・ブランジアーディー市長は「これからは新型コロナウイルスと共存する生活を始める時が来た」と述べ、3月6日以降に失効を迎える「セーフアクセス・オアフ」プログラムを延長せずに終了すると正式に発表しました。
これにより、多くの飲食店では、客足の回復を期待できると既に大喜びです!
なお、2月21日より、マウイ郡では、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、「セーフアクセス・オアフ」プログラム同樣、レストラン、バー、スポーツジム等の利用者はワクチン接種証明書、または陰性証明書を提示しなければ入場をできないという規制をしておりましたが、マウイ郡内での新型コロナウイルスの感染者が急速に減少しているため、2月21日より提示措置案を撤廃しております。
米国で相次ぐマスク着用義務の撤廃
米国では新型コロナウイルスの感染者数と入院者数が着実に減少していることを受け、ハワイ州以外の米国49の州が屋内マスクの義務を既に廃止、または廃止の計画を発表しました。
ハワイ保健省によると、ハワイの住民の75%以上がワクチンを2回接種していると公開されています。
これは米国の割合より10%高く、コロナウイルスの感染者数は2月5日から2月18日までに64%も減少しているとのことですが、「ハワイ州保健局のチャー博士は、屋内でのマスクの着用義務が感染防止策の最後の制限になると考えている」と、述べていました。
そんな中、デービッド・イゲ知事もハワイでは屋内でのマスク着用義務を継続すると先週、発表をしました。
過去にCDC(アメリカ疾病対策センター)よりマスク着用の必要はないと発表された直後にデルタ株により感染者が急増してしまった米国でしたが、ハワイ州はその間も屋内でのマスク着用の規制が継続していたため、新型コロナウイルスの急速な感染拡大を防ぐことができました。
その結果、新型コロナウイルスによる死者が2番目に低い州となっています。
ハワイ島では新型コロナ感染対策が全て撤廃
ハワイ島のミッチ ロス郡長は新型コロナウイルスのパンデミックが定着した2020年3月以降に実施されて来たハワイ島内の全ての制限の終了を発表しました。
ただし、デービッド イゲ知事の屋内マスク着用義務や、旅行時の要件は継続されます。
また、ハワイ州・郡の職員は依然としてワクチン接種もしくは定期的な新型コロナウイルス検査は義務づけられます。
個人的には屋内でのマスク着用義務が撤廃されるにはまだ少し不安があったので、今回の決定に少し安堵していますが、ハワイの人々も徐々に新型コロナウイルスとの共存生活に慣れて来て、週末には大勢の人々がビーチや公園で楽しむ姿が見られます!
今後は飲食店にもお客が増えて、少し活気が戻って来ることを嬉しく思います!