「LOVE’S Bakery／ラブズベーカリー」

皆さんこんにちは。

ナビちゃおハワイのmimiです。

このマーク、ハワイでよく見かけますよね？

皆さんもよくご存じの「LOVE’S Bakery」です。

今日はその意外な秘密に迫ります。

LOVE’S Bakeryの始まり

LOVE’S Bakeryの歴史は、スコットランド出身のロバートラブさんが開いたというパン屋が、1851年6月にオーストラリアのシドニーからハワイのホノルルに到着した時から始まりました。

ロバートさんは妻と3人の息子と一緒に、アメリカの船で80日間の航海をした後、1851年6月19日にホノルルに到着しました。

1851年7月12日、ロバートさんはホノルルでパンの小売店の免許を取得し、1853年にヌアヌアベニューに最初の「Love’s Biscuit&Bread Co.」をオープンしました。

ロバートさんは、食用にならなくなった帆船のパンを「焼き直す」こと、およびハードタックと呼ばれるハードビスケットを販売することに。

1924年は事業を拡大し、イウィレイ地区に2番目の店舗をオープン。

1943年7月にカパフル通りに新しい工場をオープンしましたが、1968年にITT Continental Baking Companyに買収されました。

LOVE’S Bakeryであまり知られていない事

その後1981年に再び別会社に買収されることに。

買収したのは日本の第一パンです。

屋号もその時「Daiichiya-Love’s Bakery／ダイイチヤラブズベーカリー」に変更されました。

1990年に工場がカパフルから現在のカリヒに移転。

そして、2008年には地元の経営者が第一パンから買い取り、パン屋の所有権はハワイに戻りました。

Love’sは現在、206種類のパン、70種類のパンとロールパン、14種類のケーキを製造、販売しており、これらの製品はオアフ島のみならず、マウイ島、カウアイ島、モロカイ島、ビッグアイランドにも空輸され、食料品店、軍事基地、レストラン、学校、病院などに届けられています。

可愛いらしいパッケージ

スーパーの中でもひときわ目をひくパッケージデザイン。

日本の食パンより小ぶりで薄いので、色々な食材を挟んで楽しめます。

白パンと全粒粉があります。

ドンキのパンも「LOVE’S」のもの

意外と知られてないと思うのですが、ハワイのドンキホーテブランドのパンは「LOVE’S Bakery」のものです。

次回ドンキに行かれた際に見てみてくださいね。

工場に併設されたアウトレットショップ

カリヒにある「ラブズベーカリー」の工場。

ここにはアウトレットショップが併設されています。

賞味期限が近くなったパンが格安で販売されています。

もちろんアウトレット品だけではなく、工場からの出来立てのパンも購入できます。

アウトレットショップはカネオヘとハワイ島にも

カリヒの工場の他にもカネオヘとハワイ島のヒロにもアウトレットがあります。

カネオヘのアウトレット

46-028 Kawa Bay A1,Kaneohe
(808) 235-5171

月～金: 9:00～18:00
土曜: 8:30～16:30
日曜: 9:00～14:00

ハワイ島ヒロのアウトレット

500 Manono Street,Hilo
 (808) 935-3191

月火水金: 7:30～17:00
木曜: 9:00～16:30
土曜: 8:00～15:30
日曜: 8:00～14:00

以前はダウンタウンのロスドレス前あたりにあったのですが、今はなくなってしまったようです。

上のスリフトショップの看板はダウンダウンにあった時のものです。

ジョニーロケッツのバンズは・・・・

日本に未上陸のハンバーガーショップ「Johnny Rockets／ジョニーロケッツ」

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ここのバンズは「ラブズベーカリー」のパンを使用しているとのこと。

知らない場所でもラブズのパンを食べているんですね。

懐かしいプラスティックバッグ

ハワイでは日本よりも早くプラスティックバッグの廃止が行われました。

2017/7/24にはホノルル市長がオアフ島のビニール袋（プラスティックバッグ）禁止法案に署名しており（ここをクリック）、オアフ島では2018年7月1日から紙袋とビニール袋（プラスティックバッグ）が有料になりました（ここをクリック）

昔のLOVE’Sのプラスティックバッグです。

こんな些細な事も懐かしく思えるようになってしまったんですね。