年末に新型コロナウイルス新規感染者数が過去最多の3,484名を記録したハワイ
Aloha!
早いもので、ついに大晦日がやって来ましたね。今年もハワイ旅行を諦めた方も沢山いらっしゃったと思います。
一日でも早く安心してハワイ旅行を楽しめる日が来ることを願っておりますが、12月に入り、新型コロナウイルス感染者数が急激に増えて来てしまったハワイ。現在の状況をお知らせしたいと思います。
新型コロナウイルス感染対策をする住民たち
サンクスギビングが過ぎると、少しずつ新型コロナウイルス感染者数が増えることを多くのハワイ住民が予想をしていて、年末前に12歳未満のお子さんや、3回目のワクチン接種をする人たちの姿を目にするようになりました。
私が招待されたクリスマスパーティーでは、友人宅にお邪魔してすぐにPCR検査キットを使用するなど感染対策がばっちり行われ、お陰で安心してパーティーを楽しむことができました。
1日あたりの新型コロナウイルス感染者数が過去最多
しかし、残念ながら住民たちの予感は的中し、サンクスギビング、ホノルルマラソンの開催、クリスマスとイベントごとが増えるに連れ、12月中旬から急激に感染者が増加し、12月30日に発表された1日あたりの新型コロナウイルス新規感染者数が過去最多の3,484名となりました。
内訳はオアフ島が2,680名、ハワイ島242名、マウイ島334名、カウアイ島147名、モロカイ島21名、ラナイ島1名、59名のハワイ住民が州外で感染。
オミクロン異変株の感染急増が原因のようですが、ハワイ州では、1日の新規感染者が3,000名を超えたのが今回が初めてだったので、住民は驚きを隠せません。
現在、無料のPCR検査場の数が増えておりますが、それでもどこも長蛇の列ができている状況です。
また、ハワイアン航空では、従業員の新型コロナウイルス感染増加により人員が不足していてクリスマスとクリスマス・イブの2日間で11便が欠航しましたが、12月30日にはハワイ州内の島間25便のフライトを含む27便の約3倍近くが欠航となりました。
ワイキキビーチのニューイヤー花火
今回、ハワイ郡(ハワイ島)だけが新しい制限を設けられ、屋内の集まりが25人から10人に制限されました。
ただ、ハワイ政府としては「年末年始は規制を強化するタイミングではない」という考えを示し、他は規制強化をされることがない為、大晦日にワイキキビーチではニューイヤーの花火が2年ぶりに打ち上がる予定となっています。
ホノルル市長のリック・ブランジャルディ氏は自分たちの判断で自分たちを守り、外出を自粛するように呼びかけていて、既にナイトクラブなどでは大晦日のイベントを自主的にキャンセルをしているお店もあります。
尚、今後入院患者数が増えた際には規制を強化することも考えているそうです。
本来なら心弾む年末年始ですが、残念ながら買い物へ行くのも躊躇してしまう現状となっているハワイです。2022年こそ明るいニュースがやって来ることを願っております!
皆様、良いお年をお迎え下さい。