「令和」初日、ハワイは「レイ・デー」!

「令和」初日、ハワイは「レイ・デー」!

アロハ!

5月1日に日本の元号が「令和」に変わりますね。
世界的には5月1日を「メーデー(May Day)」、そしてハワイでは「レイ・デー(Lei Day)」と呼ばれています。
今回はそんなレイ・デーにちなんで、ハワイの大切な文化の一つである「レイ」のお話を紹介します。

レイ

レイは「花輪」と訳されることが多いですが、花だけでなくタネや実・葉・貝、そして現代ではリボンや紙など様々な素材で作られています。

古くからレイは神聖なものとされていて、植物でレイを作るときはその植物に許可を得るための歌(チャント)を唱えて素材を集めました。
贈る人を想い、心を込めて作られたレイは、特別な関係を示すシンボルとしての意味もあります。
個人で花を集める所からのレイ作りはちょっぴり大変なので、現代ではレイを購入して記念日やお祝い、親愛の印に贈るものとして広く親しまれています。

レイの種類

レイは前と後ろが同じくらいの長さになるように掛けるものです。
そして、首(レイアー・イー)だけでなく、頭(レイ・ポー)や手首、足首(クペエ)にもつけられます。
また、輪にしないで首にかけるオープン・レイもあります。特に妊婦の方は、赤ちゃんの首に巻き付かないようにオープン・レイにしてすることが多いようです。

さらに、一種の魔除けやお守りのような役割もありました。
中には王族のみが身につけられるレイもあり、そういったものは髪の毛とクジラの骨製で作られていました。
鳥の羽根で作った「レイフル」と呼ばれる王族を表すレイもあったそうです。
広く様々な場面で使われてきたからこそ、誰もが好きなハワイの文化になったのかもしれませんね。

不吉なレイ?

レイに使われる植物には意味があります。
例えば、「ハラ」という植物で作ったレイはこれから活躍する人に贈るレイではありません。
というのも、「ハラ」という言葉に「過ぎ去った」「終わった」などの意味があるため。
他にも、ハラはカポという魔術の女神を連想させることからハラのレイは不吉なイメージを持たれることもあるそうです。
しかし、ハラの持つ「終わった」という意味合いから、卒業式や修了式にはお祝いとして贈られるレイでもあります。

同じ植物のレイでも吉と凶、どちらの意味もあるのが面白いですね。

レイの意味

「レイ」という言葉には「花輪」の意味だけでなく、恋人、夫や妻、兄弟姉妹、子供、親しい友達など大切な人たちを表します。
それだけでも、レイがハワイ文化では非常に重要なものであることが分かります。
そんな大事なレイを、もしハワイで受け取ることがあったなら、とっても光栄なことですね。

レイ・デー


参照:City and County of HONOLULU

ハワイ文化の象徴であるレイを讃える「レイ・デー」には、ハワイ各地でイベントが開催されます。

ホノルルでは、カピオラニ公園でレイ・クイーン、レイ・プリンセスの任命式やレイ・コンテストフラ、ハワイアンミュージックのステージやレイ・スタンドやフードブースなど朝9時から1日楽しめます。

「レイ・デー」 アクセス+店舗情報

「レイ・デー」(カピオラニ公園)

住所:
3840 Paki Ave, Honolulu,
営業時間:
9:00~17:30
URL:
http://www.honolulu.gov/cms-dpr-menu/site-dpr-sitearticles/1685-lei-day.html

マルヒア・コジマ
著者:マルヒア・コジマ
ロケラニ・ハワイアン・カルチャー・ラボ主宰 ふと手にした"マナ・カード ハワイの英知の力"をきっかけに古代ハワイへの探求がはじまり、今や古代だけでなく、ハワイの文化・歴史・神話・雑学を、大学の特別講義や各地のカルチャースクールなど、飛び回り語っています。ありがたいことに、はや14年。 約5,000件のサンプルから統計を取った、独自のマナ・カードの解釈を理論的に教えており、日本だけでなく現地ハワイにも生徒を持つマナ・カード講師の顔と、 そのマナ・カードを使ったセラピーでは、世界各地にクライアントが存在する、行列の出来る熱血マナ・カードセラピストでもあります。 古代ハワイの叡智(フナ)を残していく事に情熱を傾けています。 ブログ  マナ・カードとハワイアンカルチャー インスタグラム

関連する記事