ハワイ・アーミー・ミュージアムが改修のため2022年12月まで休館に

ハワイ・アーミー・ミュージアムが改修のため2022年12月まで休館に

参照:Hawaii Army Museum 公式Facebook

ワイキキの西側にあるフォートデルッシービーチパーク内にあるハワイ陸軍博物館が年内一杯休館することになったので、今回はこの博物館についてお話しします。

ハワイ・アーミー・ミュージアムが老朽化の進む館内を改修

エッグスンシングス本店があるサラトガロードとハレクラニホテル前を通るカリアロードが交差する海側の建物の前に戦車やヘリコプターが並んでいるのを見かけことがありませんか。

この建物がハワイ・アーミー・ミュージアム、日本語でハワイ陸軍博物館です。

アメリカ陸軍の歴史資料などが見学できるこの博物館が2月13日(日)より、大規模改修工事のため、12月まで臨時閉館することになりました。

老朽化の進む館内の空調設備を、300万ドル(約3億4千6百万円)をかけて改修する予定と発表されています。

博物館の再開時期は2023年の初め頃が予定されていますが、現在の所具体的に営業再開日は未定となっています。

ハワイ・アーミー・ミュージアムとは

ハワイ・アーミー・ミュージアムとはどのような博物館なのでしょう。

この施設はアメリカ国内にある陸軍博物館のひとつで、アメリカ陸軍が運営し無料で見学ができます。

ハワイ・アーミー・ミュージアムの建物は、1911年にこの場所に設置されて実際に使われていたランドルフ砲台を再利用した細長いスペースに建てられました。

館内には第2次世界大戦を始め、朝鮮戦争やベトナム戦争など、太平洋地域で起こり、アメリカ合衆国が参戦した戦争に関するものなどを展示。

さらに太平洋戦争で日本の主力戦闘機であったゼロ戦などの模型や日本軍が使用していた武器なども並べられています。

ワイキキトロリーなどから見ることができるヘリコプターや戦車などは屋外に展示されている展示物の一部。

なかにはハワイ王国時代の1831年にパンチボウルに設置されていた大砲も展示されています。

博物館内のミュージアムショップは改装期間中も営業

ハワイ・アーミー・ミュージアムにはハワイ・アーミー・ミュージアム・ソサエティー(ハワイ陸軍博物館協会)が運営するミュージアムショップと、USAC(アメリカ陸軍工兵隊)パシフィック・リージョナル・ビジターセンターが併設されています。

こちらの2つの施設は改修工事が行われ博物館が閉館になっている期間も営業が続けられることになっています。

 

世界中から年間10万人もの見学者が訪れる人気スポット、ハワイ・アーミー・ミュージアム。パールハーバーにある戦艦ミズーリ記念館などと共に、戦争について深く考え、平和の大切さを感じさせてくれる施設の1つです。

アクセスにも便利な場所にありますので、次のハワイ旅行では改装が終わったこちらの博物館を訪れてみてはいかがでしょう。

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ハワイ・アーミーミュージアム/HAWAII Army Museum

住所:
住所:2131 Kalia Road, Honolulu
電話番号:
808-438-2821
営業時間:
2022年12月まで臨時閉館
URL:
https://hiarmymuseumsoc.org/
K@z
著者:K@z
LaniLaniでまとめ記事の執筆を担当しているフリーランス・ライターです。
毎年ハワイに渡るようになって、もう少しで10年目。
これまでの旅の経験や、まとめ記事では書けなかったこと。
ワークショップやカルチャーセンターで習ったウクレレやラウハラ編み、
ハワイアンキルトなどに関することも発信出来ればと考えています。
ハワイの画像のみをアップしているInstagramも更新中。

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