アラモアナの白木屋跡地にデイブ&バスターズがオープン予定?
長きにわたり、ハワイで日本の食と文化を発信してきた白木屋ジャパンビレッジ。すでに閉店から3年が経つこの空きテナントに、新たなお店が出店する模様。今回はこの話題についてお届けします。
日本の食や文化を発信してきた「白木屋」
「白木屋ジャパンビレッジウォーク」、通称白木屋は、アラモアナセンターエヴァウィング1階にあったフードコート。
1959年から日本の食や文化を提供・発信し、ロコや旅行客達からたくさんの支持を得ていました。
2016年に大規模なリニューアルがおこなわれ、日本の門前町をイメージしたという店内には約50ものお店が出店し、座席数なんと900席という巨大なフードコートになりました。
美味しい料理を出すお店、ハワイではここだけにしか出店していないお店などもあり、特に$1でビールが楽しめるブースは評判でした。
ロコやハワイ在住の日本人、そして旅行客で賑わっていた白木屋でしたが、新型コロナの感染拡大を受けて休業を発表。
休業は2021年3月31日までと発表されていましたが、2021年1月にアラモアナセンターとのリース契約が打ち切られ、事実上の閉店となりました。
閉店した白木屋の跡地に「デイブ&バスターズ」が出店!?
契約打ち切りの裏には滞納家賃を巡り、アラモアナセンターとの間で法廷闘争にまで話がもつれたという事情がありました。
閉店から3年が経った現在もまだ空きテナント状態で、注目はその跡地にどのようなお店が入るのかということです。
2023年2月ワイキキショッピングプラザにフードホール「STIXアジア」がオープンした際には、白木屋跡地にも出店すると発表されていました。
ところが今ではSTIXアジアの公式サイトからもアラモアナのページは削除され、出店も白紙に戻されたようでした。
そんな中、現在ワードセンター内にある「デイブ&バスターズ」が白木屋の跡地を改修し、移転するための建築許可を申請したというニュースを地元メディアが報道しました。
デイブ&バスターズとは
今回白木屋跡地へ移転・出店する可能性があると報道された「デイブ&バスターズ」は、ゲームセンターとレストラン・バーを併設した、大人も楽しめるエンターテイメント施設です。
1982年にデイビッド・コリボーとジェームズ・バスター・コーリーによってダラスで誕生し、アメリカ国内に150店舗以上、カナダとプエルトリコに2店舗ずつお店が営業しています。
ハワイでは唯一となるお店を2001年、ワード地区にあるワードセンター内に出店。
1階はレストランとスポーツバーがあるフロア、2階はゲームセンターのフロア、屋上はカジュアルなバーフロアと3つのフロアから構成されています。
ネオンサインなど、派手な装飾をあまり見かけることの無いハワイで、まるでラスベガスのような派手なお店は、ロコ達にも大人気で、連日大勢のお客さんで賑わっているようです。
白木屋の跡地へ移転・オープンするかもしれないというニュースが流れたデイブ&バスターズ。次は今までデイブ&バスターズのあったワードセンターの空きテナントに、どんなお店が出店するのかに興味がわきますね。