【ハワイの人気スポットで従業員解雇】シーライフパークやポリネシアカルチャーセンターでも

【ハワイの人気スポットで従業員解雇】シーライフパークやポリネシアカルチャーセンターでも

新型コロナウイルスの再拡大によってなかなか観光業の全面的な再開ができずにいるハワイ州。
そんななか、様々な場所で従業員の解雇が続いています。

シーライフパーク ハワイで従業員を解雇

シーライフパーク

ハワイを代表する人気観光スポットである「シーライフパーク ハワイ」も、新型コロナウイルスの影響で3月17日から現在に至るまで休業中となっています。

休園が始まってから従業員の雇用は一時的に休職という形でなんとか守ってきたシーライフパーク。
しかし、いつ観光業が再開し施設を再開できるのか見通しが立たず、従業員の保険料などを支払い続けることが厳しくなり、7月末をもって従業員55名を解雇しています。

「シーライフパーク ハワイ」は景色がきれいな東オアフにあり、イルカやアシカなど海の生き物たちとふれあえる体験型のマリンパーク。

アメリカの映画『50回目のファーストキス』では、主人公が勤めているロケーションとしてスクリーンに登場しました。

イルカと触れあったり、イルカにつかまって一緒に泳いだりすることができる「ドルフィンプログラム」が観光客に人気の施設だっただけにとても残念です。

ポリネシアカルチャーセンターでも

ポリネシア文化センター

東京ドーム約3個分の広大な敷地で、伝統的な音楽やダンス、グルメ、体験イベントなど、ポリネシアンライフを満喫できることから、定番アトラクションのひとつとなっているポリネシアカルチャーセンター。

こちらもハワイ州内でのコロナウイルス感染拡大の影響で3月16日から閉園しています。

フキラウ・マーケットプレイスなど施設の一部は6月8日より再オープンしましたが、ポリネシアカルチャーセンターそのものは閉園が継続中です。

この閉園で観光客も減少し経営が難しくなってきたことから、9月に大型解雇が実施される予定であるということが解りました。

今回の大量解雇の対象になるのは、フルタイム従業員260人のうち約30%の75名から80名程度で、影響を受ける職種は環境サービス担当やセキュリティ担当、施設担当者など。

施設を運用する上でスキルが必要とされる従業員に関しては対象から外すことも検討されていますが、解雇は9月26日までに行われる予定です。

まだ個々の従業員に解雇は告げられていない模様で、対象となるのかそうではないのか、はっきり解るまで全従業員がつらいのではないでしょうか。

オアフ島北部のライエにあるポリネシアカルチャーセンターは、ハワイをはじめポリネシアの島々のルーツを体験できる、日本人観光客にも人気のあるテーマパーク。

2019年の営業成績と同程度まで戻るのには、2025年までかかるのでないかと衝撃的な分析結果も発表しています。

さらにDFSグループでも従業員解雇のニュースが

DFSグループ

ワイキキにあるTギャラリアby DFSをはじめ、ダニエルKイノウエ空港やカフルイ空港などにある免税店であるDFSグループでも、9月1日から193名の従業員の解雇が発表されました。

Tギャラリアby DFSなど、現在もなお休業が続いていますが、解雇の対象とならない従業員についても10月末までの休職が決定しています。

トップオブワイキキやリケリケドライブインなどの老舗店や、サンドピープルなどの人気店も閉店に追い込まれているハワイ。

通信販売などで応援することが精一杯で、なんともやるせない気持ちになります。

どこのお店が閉店したというニュースや、今回のようにどこの従業員が解雇されたというニュースを見たり聞いたりするたびに、1日も早くハワイのコロナウイルス感染が落ち着き、多少の不便はあってもハワイに出かけ、ハワイを応援したいという思いが募ります。

K@z
著者:K@z
LaniLaniでまとめ記事の執筆を担当しているフリーランス・ライターです。
毎年ハワイに渡るようになって、もう少しで10年目。
これまでの旅の経験や、まとめ記事では書けなかったこと。
ワークショップやカルチャーセンターで習ったウクレレやラウハラ編み、
ハワイアンキルトなどに関することも発信出来ればと考えています。
ハワイの画像のみをアップしているInstagramも更新中。

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