あなたはどちらに行きたい?ハワイ島の「マウナケア」とマウイ島の「ハレアカラ」を比べてみました!

あなたはどちらに行きたい?ハワイ島の「マウナケア」とマウイ島の「ハレアカラ」を比べてみました!

ハワイ語で「白い山」という意味の名を持つハワイ島の「マウナケア」と、同じくハワイ語で「太陽の家」という意味の名を持つマウイ島の「ハレアカラ」
今回はハワイを代表するふたつの山を比較してみます。

ハワイ島の「マウナケア/Mauna Kea」

ハワイ島のマウナケアは標高4,205mを誇るハワイ州の最高峰です。
空気が澄んでいるため、頂上には世界11ヶ国、13基の天文台が設置されており、現在日本が14基目となる超大型望遠鏡の建設を進めています。
しかし山頂はハワイアンにとって聖地であり、最初の取り決めである13基を超える建設であることから反対の声が多く、現在建設はストップしています。

天文台のある頂上まで観光客でも行けますが、日没後30分以内には山頂から下りなければならない規則があるので、日没後は速やかに下山しましょう。
また、道が荒れており危険なため保険適用外となることから、レンタカーで行けるのは標高2,804mにあるオニヅカ・ビジターセンターまでです。
頂上付近は0度以下になることもあり、その名の通り冬期には雪も降ります。

マウナケア山頂/Mauna Kea Summit アクセス+店舗情報

マウナケア山頂/Mauna Kea Summit

住所:
Mauna Kea Access Rd., Hilo
電話番号:
808-961-2180
URL:
http://www.ifa.hawaii.edu/info/vis/

マウイ島の「ハレアカラ/Haleakala」

標高3,055mのハレアカラは、富士山に近い標高を持つ山でありながら、整備された登山道路と頂上には駐車場があるため自動車で頂上まで登れます。
日没後も頂上にとどまれるため、星空観測ツアーも頂上付近で行われます。

国立公園なので入場料が必要で、登山口にあるゲートで車両1台25ドル、オートバイ1台20ドル、徒歩・自転車などは1人12ドルを支払います(カードのみ)。
また、サンライズ目当てで早朝3:00から7:00の間に入山する場合、専用サイトから事前予約が必要となり、入場料とは別に車両一台につき1.5ドルが必要になります。
当日山頂まで登る時には、予約時に支払を済ませた証明(レシート)と、申込者本人であることを証明する写真付きIDが必要となります。

予約はこちらのサイトから行えます。
参照:Haleakala National Park Summit Sunrise Reservations

オプショナルツアーの参加者は、個人で入場料や早朝特別料金を支払う必要はありません。

ハレアカラ・ビジター・センター/Haleakala Visitor Center アクセス+店舗情報

ハレアカラ・ビジター・センター/Haleakala Visitor Center

住所:
Haleakala Hwy, Kula
電話番号:
+1 808-572-4400
営業時間:
8:00~15:00
定休日:
無休
URL:
https://www.nps.gov/hale/planyourvisit/hours.htm


どちらも魅力ある南国の単独峰

ハワイ島マウナケアの山頂の、世界各国が技術の粋を極めた13基の天文台が立ち並ぶ様は圧巻です。
また標高が高く空気も非常に澄んでいることから、サンセットの美しさは目を見張るものがあり、地球の影やマウナケア山の影が幻想的に見られます。

マウイ島のハレアカラは、二つの陥没カルデラが合体してできた広大なハレアカラ・クレーターと、その中にあるいくつもの噴石丘や、火星を思わせるようなダイナミックな火山の景色が魅力です。
ハレアカラは頂上で星を見られますが、マウナケアはオニヅカ・ビジターセンターまで下山しなくてはならず、星をみる標高はどちらもあまり違わなくなるため、新月であればどちらの山でも美しい星を観察できます。

サンライズが目的であれば、ハレアカラは頂上まで乗用車でアクセスできるので便利です。
マウナケアはオプショナルツアーへの参加が必要なものの、ツアー自体の選択肢が少ないことから、サンライズが目的ならハレアカラをおすすめします。

マウナケアもハレアカラも日本の富士山と同じくらいの高さを持つ独立峰です。
気をつけていても高山病になることもあるので、体調を整え、ハワイに到着した日の登山はなるべく避けましょう。

K@z
著者:K@z
LaniLaniでまとめ記事の執筆を担当しているフリーランス・ライターです。
毎年ハワイに渡るようになって、もう少しで10年目。
これまでの旅の経験や、まとめ記事では書けなかったこと。
ワークショップやカルチャーセンターで習ったウクレレやラウハラ編み、
ハワイアンキルトなどに関することも発信出来ればと考えています。
ハワイの画像のみをアップしているInstagramも更新中。

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