「この木なんの木~」で知られる大きな木が間近で見られる公園「モアナルア・ガーデン・パーク/Moanalua Garden Park」
CMでお馴染みの巨木がそびえる市民の憩いの場
「この木なんの木~」というCMで知られる大きな木が間近で見られる公園。ホノルルではビーチやショッピング三昧で過ごしがちだが一度思い出したら無性に行きたくなる場所だ。ホノルルから車で30分のところに位置し、もちろんザ・バスでのアクセスもできる。ここの土地は実はハワイの歴史的な場所で、もともとはカメハメハ王家の所有地だったそう。
公園内には今でもカメハメハ5世の別邸が残っており、その隣にはハワイには欠かせないタロイモ畑がある。この小さな畑は初めてオワフ島を訪れた人々による栽培の名残なのだとか。ハワイ産だけでなく、世界中から集めた植物が生い茂り、日本や中国といった東洋風の庭園もある。多民族の共存共栄を掲げていた王家の意思が反映された、由緒ある公園というわけだ。
写真はマスト!あの気になる木を探して遊ぼう
公園に一歩足を踏み入れると、まぶしいほどに緑がいっぱい。美しい芝生の上をこどもたちが元気に駆けまわり、ロコたちが木陰でのんびり過ごす、ゆったりしたハワイ時間が流れている。CMの木はモンキーポッド(アメリカネム、日本では通称「ねむの木」)という中南米を原産とする豆科の植物。
シダに似た形の枝葉は日の出にあわせて開き、午後になると閉じるそう。樹齢100年以上、高さ約25m・幅約40m・木の幹の円周が約7mという数字だけでもその大きさに驚く。見ればすぐ発見できると思ってしまうが、モンキーポッドは園内にいつくかあり、それぞれかなり巨大。どれがあの有名な木なのか探してみるのも意外と楽しい。見つけたらベストアングルで写真を撮ろう。下から見上げるモンキーポッドも圧巻!いろんな角度から眺めてみるとおもしろい発見があるかも。
ここでしか買えないレアなお土産をゲット!
年2回、5月と11月には大樹からとは思えない繊細な花を咲かせるのも見所のひとつ。この時期にハワイ旅行をするなら忘れずに訪れたい。あのCMソングできいていた花を見れば大物芸能人にでも会ったかのような優越感も味わえるだろう。世界中の植物が生い茂る園内には、山小屋風のかわいらしいショップも。
モンキーポッドをモチーフにしたユニークなペンやビーチタオル、マグカップ、トートバッグなどオリジナルグッズを扱っている。ほかでは入手できないだけに、普通では満足できない友人へのお土産にぴったり。
日本人なら年齢問わず、ついテンションが上がってしまうモアナルア・ガーデン・パーク。芝生で寝転んだり、木陰でテイクアウトのハンバーガーを食べたり、緑に囲まれてのんびり過ごすのもいいのでは。
モアナルア・ガーデン・パーク/Moanalua Garden Park
- 住所:
- 2850 A Moanalua Road, Honolulu
- 電話番号:
- 808-833-1944
- 営業時間:
- 7:30~日没30分前
- 定休日:
- 無休 ※天候、公園整備などで入園できない場合もあり