【最新のハワイのコロナ情勢】カウアイ島のリゾートバブル計画が一歩前進&「旅行前テストプログラム」がいよいよスタート!
皆さんこんにちは。
ナビちゃおハワイのmimiです。
ここ最近のハワイ情勢が忙しく変化しています。
今日はそんなハワイの今と今後の観光業再開の見通しをご紹介します。
もくじ
直近のコロナ陽性反応者の状況
ハワイ州の陽性反応者数は減っては増えるを繰り返しています。
■ 9/13:114人
■ 9/14:80人
■ 9/15:66人
■ 9/16:102人
■ 9/17:160人
リゾートバブル計画のその後
現在ハワイでは コロナウィルス感染拡大防止の対策として、ハワイに到着した人は観光客、在住者問わず14日間は 自宅、またはホテルの部屋から出ずに過ごすという「2週間自己隔離義務」が課せられています。
しかしその規則を破って外出する人達が多く、監視がますます厳しくなっている状態。
SNSなどに投稿された内容から市民が警察に通報する数もうなぎのぼりだとか。
そんな状況に目を付けたカウアイ島の市長さんが 「リゾートバブル」というスタイルを提案したのです。
カウアイ島に到着した渡航者は 、あらかじめ決められたリゾートに滞在して、部屋だけではなくリゾート内にかぎり 移動を許可されるというもの。
これであればリゾート内のプールやレストランも利用可能。
リゾートも売り上げアップ!という一石二鳥。
イゲ知事もこの案に賛成して計画の推進に署名しました。
どのように管理するのか
ではどのようにリゾート内にいるかどうかを確認するのか。
それは身に着けるGPS機器。
小さな時計のようなブレスレット型のGPSを装着し、決められたリゾートの外にでた場合はすぐにカウアイ警察に連絡が行くというシステム。
違反した場合 は5,000ドルの罰金と 1年以下の懲役が課せられます。
そのリゾートはいったいどこ?
利用できるリゾートには 何か所かが協力したいと申し出ているようで、現在協議を重ねているとのこと。
このシステムの最重要課題はそのリゾートの従業員の安全確保。
まだまだ色々な部分で話し合う必要があるため 開始までには 時間を要するということですが、10月末までに 稼働することを望んでいるということです。
「旅行前テストプログラム」の開始
ハワイ州と米国本土との間で検討されていた 「旅行前テストプログラム」
これが発表された今年6月は「ハワイにやっと行ける!」とネット上は大騒ぎに。
多くのサイトやテレビのニュースで「日本も含む」ような内容になっていたのため間違った解釈をされた方が続出。
テストできる提携機関が日本にはないことから、これは米国在住者向けのみであることがやっと周知されて騒ぎは収まりました。
当初2020年8月1日から開始する予定でしたが、 コロナウィルスの陽性反応者が増加したために断念。
つい先日、イゲ知事は10月1日以降もまだ開始できる状態ではないと語っていましたが、話が急展開。
9月16日(水)イゲ知事がこの「旅行前のテストプログラム」を10月15日から開始することを発表したのです。
今回も引き続き米国在住者向けです
このテストを行えるのは「CVS」と「Kaiser Permanente」の2機関のみ。
自分でサイトから予約をしてテストを受け、結果は2~3日ほどでわかる模様。
テスト費用は自費で139ドル。
ただし「Kaiser Permanente」で受ける場合は、会員であれば費用は無料とのこと。
このテストで陰性が証明出来た場合は「14日間の自己隔離義務」が免除されます。
日本にはこの2機関はないため、今回も米国在住者向けには変わりありませんのでご注意ください。
「Stay at home order/在宅オーダー」の緩和
そして9月23日まで延長された在宅オーダー。
それまで禁止されていたビーチ(泳ぐことやサーフィンは除く)、公園、トレイルなどの使用ですが、1人での使用なら可という内容になったため家族を持つ人たちから不満が続出。
世帯を持っていたらビーチや公園にも行けない!
多くの声が届いたのか、下記の規制内容の緩和が行われるとのこと。
■ 一人での利用に制限していたビーチ、公園、トレイルの利用を、家族(一世帯)なら5人以下での利用可能。
■ 小売業者は通常の半分のキャパシティで再開可能
ただしこの規制緩和は来週の木曜(9/24)からとなっているので、在宅オーダーが延長されるという意味にも取られている模様。
このニュースの今後の進展に注目が集まります。
速報が入り次第追記します。