【2021年開催】デュークス・オーシャンズ・フェストに行く前に知っておきたい!ハワイとサーフィンの歴史と人気イベントをご紹介
ハワイのマリンスポーツといえば、サーフィンと思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか。
また、ワイキキビーチに銅像が立っている「デューク・カハナモク」がサーフィンでハワイのロコたちだけでなく観光客にも知られているほどのレジェンド。
「現代サーフィンの父」と言われ、サーフィンがプロ・スポーツになるきっかけにもなりました。
そんなデューク・カハナモクを称えた祭典「デュークス・オーシャンズ・フェスト」は毎年8月に開催されています。
今回は、サーフィンの歴史について触れつつ、「デュークス・オーシャンズ・フェスト」についてご紹介します。
もくじ
サーフィンはハワイ語で「ヘエ・ナル」
サーフィンは、ハワイ語では、he’e nalu(ヘエ・ナル)と言います。
he’eは滑る、naluは波を表し、「波を滑る=サーフィン」を表しています。
有名なハワイアンソング「カイマナヒラ」の歌詞の中にも、ヘエ・ナルという言葉が出てきますね。
これは、ワイキキビーチでサーフィンをしている人たちを描いています。
きっとハワイアンにとって、大きなサーフボードを使って波に乗るサーファーの姿は、
波を滑るという表現の方がしっくりきたのでしょうね。
サーフィンは、もともとは神聖な儀式だった
1778年にキャプテン・クックがハワイにやって来た時には、もう国民的スポーツとして一般にサーフィンは広まっていました。
いつ頃からハワイでサーフィンが行われていたのかは、正式な記録がないので具体的には分かりません。
ただし、サーフィンは神話や伝説にも登場するので、古代から親しまれていたはずです。
ちなみに、サーフィンはもともと、神聖な儀式だったとも言われています。
カフナ(神官)が選んだ木にお供え物をし、チャントを唱えて切り倒し、ハーラウと呼ばれるカヌーハウスに運んで、ここで職人がボードを仕上げます。
また、王族が使うボードは特別で、王族しか許されない神聖な場所があったと言われています。
カメハメハ大王は優れたサーファーだったそうですよ。
サーフィンのちょっとした豆知識
サーフィンには、色っぽいお話もつきものだったようです。
古代では、サーフィンが上手な美男美女や、王子・王女が口説きのテクニックに使ったとか!
同じ波に乗った男女は、その日をラブラブに過ごす・・・なんて言い伝えもあったそうです。
ひとりでサーフボードで波に乗るマリンスポーツにも関わらず、自然とコミュニケーションが生まれるところもサーフィンの魅力のひとつかもしれません。
ハワイでは毎年恒例!「デュークス・オーシャンズ・フェスト/Dukes Ocean Fest」
オアフ島のワイキキで毎年行われているサーフィンイベントは「デュークス・オーシャンズ・フェスト/Dukes Ocean Fest」です。
デュークス・オーシャンズ・フェストは1週間から9日間にわたる大イベントで、オーシャンスポーツの祭典とも呼ばれているほどです。
期間中は、「遠泳」「パドルボートレース」「タンデムサーフィン」「ビーチバレーボール」など、さまざまな競技が開催されています。
残念ながら、新型コロナウイルスの影響により2020年の開催は中止となってしまいました。
ただし、運営側すでに2021年の日程が決まっていて、2021年の8月21日から29日に開催される予定。
大変な時期が続きますが、来年に向けて積極的に計画しているのもうれしいニュースですよね。
この時期にワイキキに行かれている方は、ぜひ見学してみてくださいね!
「デューク・カハナモク」については、以前のコラムもご覧くださいね。