ハワイの雨季に開催「アロハ・フェスティバル」

ハワイの雨季に開催「アロハ・フェスティバル」

参照:alohafestivals

Aloha!

最近秋らしくなってきましたね。

日本は春夏秋冬の四季がありますが、ハワイには雨季と乾季の2つの季節があります。
今回は雨季に開催する「アロハ・フェスティバル」についてご紹介します!

収穫祭「マカヒキ」が始まり

雨季前には、古代から収穫祭のような習慣がありました。

約4か月間続くその収穫祭は、ハワイ語で「マカヒキ」と呼ばれ、
豊穣の神ロノがハワイへ戻ってくると信じられていました。

その期間中は、戦争や儀式などは中止になり、収穫を神に還元し、
人々はフラやゲームなどに興じることができる楽しい期間でした。

今年のテーマは「Nā moʻolelo Ukulele/ウクレレ・ストーリー」


参照:bishopmuseum

古代のマカヒキにならい、毎年9月の秋に開催されるハワイ州最大のイベントが「アロハ・フェスティバル」。
このお祭りには、ハワイの文化や歴史、フラやハワイアンミュージックを後世に伝える、
というテーマが毎年あります。

73回目の今年のテーマは
「Nā moʻolelo Ukulele ウクレレ・ストーリー」

1947年にホノルルで「アロハ・ウィーク」として始まったこのイベントは初回は7日間の開催でした。
やがてその期間が1か月となり、1991年にはイベント名が「アロハ・フェスティバル」に変更になりました。

ロイヤル・コート就任式から開催


参照:alohafestivals

アロハ・フェスティバルは、オアフ島がメインでイベント開催されます。

まず始めに、ハワイ諸島の島々各島の名誉あるロイヤル・コート(王室メンバー)が選出されます。

ハワイ文化(特に王族)に詳しく、なおかつハワイアンの血をひいている、
などの条件を満たしたボランティアから、それぞれの島を代表する「王」、「王女」、「プリンス」、プリンセス」が選ばれます。

古代の王族の服装や髪の毛のレイ、ヘルメット、マントなどを身につけ、
王族就任の儀式が執り行われるのが「8月31日」。

ロイヤルハワイアンホテル中庭で開催される「ロイヤル・コート就任式」から約1か月の間フェスティバル開催されます。

アロハフェスティバルグッズ


参照:@alohafestivals
毎年この時期に販売される
「アロハフェスティバルリボン」や「パワーバンド」を購入すると
割引が受けられたり、抽選会に参加できます。

アロハフェスティバルリボンは、1950年代に財政難から
イベント開催が危ぶまれた時に資金集めのため販売されるようになり、
このイベントを支えた経緯があります。

最近ではリボンの他にパワーバンドも販売されていました♪

その他にも、その年のTシャツやキャップなどの、記念グッズ販売もされます。

その他にもイベントが盛りだくさん!


参照:alohafestivals

9月21日:19:00〜21:30
ワイキキ ホオ ラウレア Waikīkī Hoʻolauleʻa
ワイキキのカラカウア通りで設置されたステージでフラやハワイアンミュージック他、ライブが行われ、
通りではクラフトやアート、フードブースなどが出店され、毎年盛大に開催されてます。

9月28日:9:00~12:00
アロハフェスティバルのメインイベント「フローラル・パレード」が開催。

アラモアナ・ビーチパークからワイキキを通りカピオラニ公園まで、
フロート(山車)や各島の代表が馬に乗って行進するパウライディング、
ロイヤルハワイアンバンドなどが行進します。

全米3位の豪華で盛大なパレードは見応えありますよ。

マルヒア・コジマ
著者:マルヒア・コジマ
ロケラニ・ハワイアン・カルチャー・ラボ主宰 ふと手にした"マナ・カード ハワイの英知の力"をきっかけに古代ハワイへの探求がはじまり、今や古代だけでなく、ハワイの文化・歴史・神話・雑学を、大学の特別講義や各地のカルチャースクールなど、飛び回り語っています。ありがたいことに、はや14年。 約5,000件のサンプルから統計を取った、独自のマナ・カードの解釈を理論的に教えており、日本だけでなく現地ハワイにも生徒を持つマナ・カード講師の顔と、 そのマナ・カードを使ったセラピーでは、世界各地にクライアントが存在する、行列の出来る熱血マナ・カードセラピストでもあります。 古代ハワイの叡智(フナ)を残していく事に情熱を傾けています。 ブログ  マナ・カードとハワイアンカルチャー インスタグラム

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