日本では入手が難しい「ラウハラ」の道具や材料はハワイのココで手に入ります!
ハワイの伝統工芸の一つラウハラ編み。技術や根気が必要となる作業ですが、道具や材料を手に入れるのもかなり難しいものがあります。
そこで今回はラウハラを趣味にしている僕が材料や道具をどこで手に入れたのかをお話ししましょう。
マイナーなラウハラ編みは道具や材料の調達も一苦労
日本で人気があり、比較的気軽に学べるハワイアンカルチャーといえば、フラ、ウクレレ、ハワイアン・キルトの3つではないでしょうか。
同じハワイアンカルチャーでもラウハラは日本で学べる機会がほとんどありません。
またラウハラ作品は通信販売などで購入することもできますが、道具や材料は手に入れるとなるとかなりハードルがあがります。
最近ではハワイでもラウハラを編む人が少なくなってきているというのですから、日本では仕方がないことなのかもしれません。
ナ・メア・ハワイで偶然出会ったラウの葉のロール
最初にラウハラの材料を手に入れたのは偶然見つけた通信販売でした。
もう一度同じ通信販売で購入しようとしたものの、ずっと「SOLD OUT」となっていて、手に入れることができません。
そんなときにハワイ旅行に出かけてラウの葉のロールを見かけたのが、当時まだワードウェアハウスにあった「ナ・メア・ハワイ(Na Mea Hawaii)」。
こちらはハワイの伝統文化を肌で感じることができる商品を取りそろえているセレクトショップです。
店内でラウの葉を見つけたときには商品であると信じられずお店のディスプレイなのかと思ったほど。
お店のスタッフに聞いてみると「販売していますよ」との返答で、2ロールを購入しました。
現在はワードセンターに移転していますが、ラウの葉のロールをはじめブレスレットなどのラウハラ作品も販売されています。
ハワイ島ヒロのセレクトショップで念願のラウハラ・ストリッパーを購入
ラウハラを自分で編むようになって一番困ったのが、ラウの葉を均等な幅に裂く「ラウハラ・ストリッパー」という道具でした。
1枚ずつに折ったカッターナイフの刃を自作のベースに固定した「お手製」ものを使っていましたが、しっかりと刃を固定できず良くけがをしていました。
ハワイ島へ旅行し、ヒロにあるおしゃれなセレクトショップ「ハナホウ」を訪れたときのこと、ふと見たショーケースにコア製のラウハラ・ストリッパーを発見したのです。
長い間欲しかったものだったのでとても嬉しくなって即買いです。
スタッフとお話ししていたら、ラウハラをやっている人は珍しいといわれ、お店のオーナーさんであるミシェルさんが開催されているワークショップに誘われてしまいました。
こちらのお店はカイルア・コナに近いホルアロアにある「キムラ・ラウハラショップ」と肩を並べるほどラウハラのアイテムが豊富なお店です。
次回ハワイ島に行ったらもう一度ハナホウにいき、買い物だけでなく今度はミシェルさんのワークショップに参加したいと思っています。
ハワイの職人が作った美しいラウハラ編みも素晴らしいですが、自分で編めばより愛着がわくものです。まずはロイヤル・ハワイアン・センターで行われているようなラウハラ編みワークショップに参加して、ハワイの伝統工芸を体験してみませんか。