古き良きハワイ ホノカア周辺で立ち寄るべきスポット5選

古き良きハワイ ホノカア周辺で立ち寄るべきスポット5選

ハワイ島の北東のローカルタウン「ホノカア」。2009年に公開された日本映画、『ホノカアボーイ』の舞台となった古き良き日系人が多い街だ。オールドハワイの面影を残しながらも、どこか日本人にとっても親しみやすい雰囲気がある。そんなホノカア周辺を訪れたら立ち寄りたいスポットを5つ紹介しよう。

テックス・ドライブイン/TEX Drive In

テックス・ドライブイン/TEX Drive In

ハワイ島でマラサダといえば「テックス・ドライブイン」ではないだろうか。ポルトガルの「テイシェイラ(Texeira)ファミリー」が1969年に創業した老舗ドライブインで、この店のマラサダはハワイ州全体でもトップクラスと言われるほど。マラサダとはポルトガル語で「おおざっぱ」や「ぶさいく」を意味する、イースト菌で発酵させた生地を油で揚げ粉砂糖やシナモンをまぶしたお菓子で、ポルトガルからの移民者によってハワイに伝えられたという。

テックス・ドライブイン/TEX Drive In

テックス・ドライブイン/TEX Drive In

広い駐車場から「テックス・ドライブイン」の店内に入ると、正面には注文カウンターがあり、その横にあるガラス張りのキッチンでは美味しそうなマラサダが調理され熱々の揚げたてを提供してくれる。この店のマラサダは四角い形で、プレーンのほかグアバやパイナップル、カスタードやチョコレートなど10種類ほどのフレーバーを選べ、大きめでふっくらとして食べ応え十分。さくっとした歯触りと、もちもちとした生地の食感を楽しめる。

ドライブインの名の通りマラサダの他にもプレートランチをはじめとした食事メニューも充実し、地元産牛肉100%を使ったロコモコやハンバーガーや、オーガニックの野菜を使ったラップサンドなど量も味も納得できるものを食べられる。テイクアウトしてドライブしながら食べるのも良いが、イートインもできる。屋外のテラス席で広々とした海を見ながらのんびりとマラサダを楽しむのもよいだろう。

テックス・ドライブイン/TEX Drive In アクセス+店舗情報

テックス・ドライブイン/TEX Drive In

住所:
45-690 Pakalana St. Hwy 19 Honokaa
電話番号:
808-775-0598
営業時間:
6:00~20:00
定休日:
無休
URL:
http://www.texdriveinhawaii.com/japanese.htm

ホノカア・ピーブルズ・シアター/Honoka’a People’s Theatre

ホノカア・ピーブルズ・シアター/Honoka'a People's Theatre

1930年に日系移民のタニモト家がさびれゆくホノカアの街を案じて建てた劇場が「ホノカア・ピーブルズ・シアター」。地元住民に娯楽の場として親しまれてきたが1988年に閉館した。1990年に売却されたあとリノベーションが行われ、映画や音楽イベントが開かれる場所として再オープンした。映画『ホノカアボーイ』で岡田将生さんが演じる主人公レオが、映画技師としてアルバイトする映画館として描かれている場所としても有名だ。

この映画館には「ホノカア・ピーブルズ・シアター・カフェ」が併設されており、のんびりとしたホノカアでは珍しく朝7:00から19:00までと長時間営業している貴重なカフェである。食事のメニューにはベーグルサンドやパニーニなどの本格的なものが揃い、飲み物もエスプレッソやイタリアン・ソーダなどレパートリー豊かだ。それぞれの料理メニューには誰もが知るであろう往年の名画のタイトルがつけられているが、掲示されている黒板には料理の名前が書かれておらず、具材が書かれているだけなので少し注文がしにくい。日本語のメニューが用意されており、こちらにはそれぞれの料理の名前が書かれているので解りやすい。

ホノカア・ピーブルズ・シアター/Honoka'a People's Theatre

雰囲気は昔の映画館そのままだが、最新の映画が上映されているどこか不思議な映画館。のんびりと「ホノカア・ピーブルズ・シアター」で映画を見るのもこの場所の楽しみ方のひとつかもしれないし、「ホノカアボーイ」の世界感をより身近に感じられるかもしれない。

ホノカア・ピーブルズ・シアター/Honoka'a People's Theatre アクセス+店舗情報

ホノカア・ピーブルズ・シアター/Honoka’a People’s Theatre

住所:
45-3574 Mamane St, Honokaa
電話番号:
808-775-0000
営業時間:
7:30~19:00 、土曜・日曜 8:00~20:00
定休日:
月曜
URL:
http://honokaapeople.com

カフェ・イルモンド/Cafe IL Mondo

カフェ・イルモンド/Cafe IL Mondo

ハワイを訪れるイタリア人も絶賛する、ママネ・ストリートに面した、焼きたてピザが人気のイタリア料理店「カフェ・イルモンド」。ホノカアで19年に渡り地元の人々や観光客に愛されているこの店のオーナーは、セルジオさんと奥さんのディーナさん。オーナーの母親の味をベースにしたナポリ料理を目当てに多くの客が訪れるこのレストランは、以前の場所からホノカア・ピーブルズ・シアターの隣へと移転した。

明るく落ち着いた雰囲気の店内にはステンドグラス調の照明がしつらえられ、奥には職人がピザを焼く石窯が見える。4人で使える丸テーブルや、10人で賑やかに食事ができる長方形のテーブルは木製で、カウンターの奥には数々のお酒も置かれている。入り口の外にあるテラス席には屋根があり、ビッグアイランドの強い日差しを避けて快適に食事を楽しめる。

カフェ・イルモンド/Cafe IL Mondo

カフェ・イルモンド/Cafe IL Mondo

ピザやパスタはもちろん、ピザ生地に具を包んで2つ折りにしてオーブンで焼いたカルツォーネなど、本格イタリアンを楽しめる。ホノカアやビッグアイランド、ワイピオなど、ハワイに関する名前がつけられピザはふっくらと焼き上げられ、もちもちとした食感。ビッグアイランドのローカルタウンでこのピザが味わえるのはちょっとした驚きでもある。移転して広くなった「カフェ・イルモンド」は、レストルームももはやトイレとはいえないほど広く綺麗で気持ちよく使える場所。美味しいイタリアンと居心地のよい店内で快適な時間を過ごせる「カフェ・イルモンド」、ホノカアを訪れたなら一度は立ち寄りたいレストランだ。

カフェ・イルモンド/Cafe IL Mondo アクセス+店舗情報

カフェ・イルモンド/Cafe IL Mondo

住所:
453580 Mamane St, Honokaa
電話番号:
808-775-7771
営業時間:
11:00~14:00、17:00~20:00
定休日:
日曜
URL:
http://www.cafeilmondo.com

シンプリー・ナチュラル/Simply Natural

シンプリー・ナチュラル/Simply Natural

ホノカアで最も古くから営業を続ける、ママネ・ストリート沿いにある人気のヘルシーカフェ「シンプリー・ナチュラル」。映画「ホノカアボーイ」でも描かれていた有名店だ。店内はそれほど広くないが、明るい雰囲気で、壁には大きめのアートが掛けられている。注文はカウンターでオーダーするセルフスタイルで、オーガニックの野菜や果物を使ったスムージーやサンドイッチが人気。

パンは「ダークスイート・ライ(ライ麦)」、「ローズマリー・ハーブ」、「ガーリック・フォカッチャ」の3種類あり、サンドイッチをオーダーする時にどれか1つを選べる。この店で一番人気のサンドイッチメニューは、とろりと溶けたチーズの上にツナとトマトがのっている「スパイシーツナメルトサンドイッチ」。このオープンサンドは店を訪れるたくさんのロコが注文するポピュラーなメニュー。

シンプリー・ナチュラル/Simply Natural

その他にも、1970年頃日系アメリカ人の夫婦がハワイ島ヒロで創業した「ヒロ・ホームメイド・アイスクリーム」や、マンゴーやパパイアのスムージーも人気の品だ。オーダーから調理まですべて切り盛りしているオーナーのリズさんは、「ホノカアボーイ」の原作者の吉田玲雄さんとも親交があり、「日本が大好き!」と言う親日家。料理が出てくるまでに時間がかかることもあるが、ここは人も時間もゆっくりと流れているホノカア。のんびりと待っている時間さえも楽しみに変わるレストランだ。

シンプリー・ナチュラル/Simply Natural アクセス+店舗情報

シンプリー・ナチュラル/Simply Natural

住所:
45-3625 Mamane St.,Honokaa
電話番号:
808-775-0119
営業時間:
8:30~16:00、日曜11:00~15:30
定休日:
無休

ワイピオ渓谷/Waipio Valley

ワイピオ渓谷/Waipio Valley

ホノカアを訪れたのならハワイ島の絶景のひとつ「ワイピオ渓谷」まで足を伸ばしてみてはどうだろう。240号線のママネ・ストリート~ホノカア-ワイピオ・ロードを走れば、展望台の駐車場まで10分から15分ほどで到着する。ワイピオとはハワイ語で「曲がりくねる水」の意味。谷は水が豊かな場所で落差390メートルのヒイラヴェの滝をはじめ、谷底には綺麗な水が流れる川やタロイモ畑が広がっていることからこう名づけられた。

王家の谷とも呼ばれ「マナ」と呼ばれるスピリチュアルパワーに満ちた場所で、カフナ(予言者)の予言によって、ハワイ島の実力者からその命を狙われていた幼少期のカメハメハ一世が、母親から別れて身を隠したのもこの「ワイピオ渓谷」である。1946年と1979年には大津波に襲われたものの、この谷に暮らす人々の中から一人の犠牲者も出なかったのは「マナ」によって守られたからだと伝えられている。時間が許すならぜひとも谷底へ降りることをお勧めしたい。

ワイピオ渓谷/Waipio Valley

ワイピオ渓谷/Waipio Valley

誰もが最も快適に谷底に行けるのは、「ワイピオバレー・アートワークス」から1日に4便出ているワイピオバレー・シャトル。12人乗りの4WDワゴン車でガイドの説明(英語)を聴きながら谷底まで行け、展望台からはみられないヒイラヴェの滝や、美しいタロ畑、野生の馬や美しい草花など見所は数多くある。観光客の中には谷底までハイキングする強者もいるようだ。いずれにしてもこの「ワイピオ渓谷」を訪れるのなら、神聖な場所である事を頭に入れた上で訪れたいハワイアンのヒストリカルスポットだ。

ワイピオ渓谷/Waipio Valley アクセス+店舗情報

ワイピオ渓谷/Waipio Valley(ワイピオバレー・アートワークス)

住所:
48-5416 Kukuihale Road Kukuihale
電話番号:
808-960-1804(ワイピオバレー・シャトル日本語予約代行)
営業時間:
9:00~15:00
定休日:
日曜
URL:
https://www.waipiovalleyshuttle.com/jp/

今なおオールドハワイの面影を残すホノカアの街。端から端まで歩いても1時間かからない小さな街ではあるがその魅力は計り知れない。直行便が就航して旅しやすくなったハワイ島、是非足を伸ばしてホノカアエリアを訪れて欲しい。もしかすると「ホノカア・ボーイズ」のレオやマライアに出会えるかもしれない。

関連する記事