楽園ハワイのカルチャーに触れる!歴史を体感するオアフのスポット5選
主要な8つの島からなるハワイ。島ごとに独自の文化が広がっているが、ハワイの歴史を学びたいのであれば、アロハ・スピリットが今なお残るオアフがおすすめだ。ハワイ王朝の栄枯盛衰に悲しい戦争の名残と、様々な顔を持つハワイ。ダウンタウンエリアには博物館や美術館が多く点在するので、ぶらりと歩きながら歴史に触れてみてはいかがだろうか。
もくじ
Bishop Museum/ビショップ・ミュージアム
カメハメハ王家最後の直系子孫の夫、チャールズ・リード・ビショップ氏が設立したハワイ州最大の博物館。カメハメハ・スクールの敷地内に建設されたが、その後移転と拡張を繰り返したことで、現在のような広大な博物館へと姿を変えてきた。
館内には19世紀のハワイ王朝伝来の美術工芸品のほか、3000年前のポリネシアの歴史を辿る貴重な品々が展示。約200万点以上の展示品が所蔵されている。
ビショップ・ミュージアムは、ツーリストの観光スポットとしてだけでなく、ハワイの子どもたちが伝統文化に触れる教育機関としての役割も果たしている。1日4回、日本語によるギャラリーツアーが行われるほか、古代ハワイの人々の暮らしに触れるカルチャープログラムも随時開催中。カルチャープログラムは前日午後3時までの予約が必須となるため、参加希望の方は公式サイトまたは電話での予約を忘れずに。公式サイトも電話もどちらも日本語に対応しているので、英語が苦手な方でも安心だ。
Bishop Museam/ビショップ・ミュージアム
- 住所:
- 1525 Bernice StreetHonolulu,
- 電話番号:
- (808) 847-3511
- 営業時間:
- 9:00〜17:00
- 定休日:
- 11月の第4木曜日(サンクスギビング)・12月25日
- 料金
- 大人$22.95 子供(4~12歳)$14.95 シニア(65歳以上)$19.95
- LaniLani掲載のSHOP記事
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Bishop Museam/ビショップ・ミュージアム
Iolani Palace/イオラニ宮殿
ハワイ王朝の面影が残る街ダウンタウン。ここに鎮座しているのが、アメリカで唯一現存するパレス「イオラニ宮殿」だ。36万ドル(当時のレート)という莫大な資金が投入された豪華絢爛な宮殿は、ハワイ王朝7代目のカラカウア王の命により建造。当時最先端とされた電気設備に水洗トイレと、ハワイ王朝の最盛期を感じることができる。
また、シャンデリアと金の調度品が輝く”王座の間”は、まさに皆がイメージする宮殿そのもの。贅を尽くした内装は、圧巻の一言だ。
チケット料金はツアー内容によって異なるが、おすすめは毎日11:30〜開催されている日本語ツアー。1882年の宮殿完成から1893年のハワイ王朝の崩壊までの歴史を、日本語にて詳しく説明してくれる。
日本語ツアーは事前予約制のため、公式サイトもしくは電話にてお問い合わせを。どちらも英語のみの対応となっているので、予約が不安な方はツアーデスクにお願いすると良いだろう。
Iolani Palace/イオラニ宮殿
- 住所:
- 364 S.King St.Honolulu,
- 電話番号:
- 808-522-0822
- 営業時間:
- 月〜土9:00〜16:00(チケット購入〜15:45)
- 定休日:
- 日曜
- 料金
- 大人$21.75 子供(5~12歳)$6 幼児(0〜4歳)無料
- LaniLani掲載のSHOP記事
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Iolani Palace/イオラニ宮殿
Battleship Missouri Memorial/戦艦ミズーリ記念館
“アメリカ最後の戦艦”と言われている「戦艦ミズーリ」が係留されているのは、パールハーバー内のフォード島。楽園といったイメージが強いハワイだが、戦争の歴史があったことを忘れてはならない。
アメリカでは”マイティ・モー”の愛称で知られる戦艦ミズーリは、米軍の主戦艦として第二次世界大戦・朝鮮戦争・湾岸戦争に出動。神風特攻機がミズーリに衝突した際の話など、日本の歴史に関連する話題も詳しく聞くことができる。
戦艦内は階段や急勾配の場所が多いため、サンダル・パンプス・ミニスカートといった服装では、入場を断られる可能性も。スニーカーなどの歩きやすい靴と動きやすい服装で出向くことをおすすめする。
こちらの記念館では、”スタンダードツアー”と”探険家ツアー”の2種類の日本語解説付きツアーが開催中。探検家ツアーは通常料金にプラス$25と少々高めだが、一般公開されていない射撃管制室・機関室・アナログコンピューターなどの特別な場所を見学することが可能。戦艦好きならずとも、一度参加してみてはいかがだろうか。
※2017年9月ごろまで、戦艦ミズーリ上層構造部の補修工事中。
Battleship Missouri Memorial/戦艦ミズーリ記念館
- 住所:
- 63 Cowpens St,Honolulu,
- 電話番号:
- 808-455-1600
- 営業時間:
- 9月〜5月8:00〜16:00 6月〜8月8:00〜17:00
- 定休日:
- 11月の第4木曜日・12月25日・1月1日
- 料金
- 大人$27 子供(4〜12歳)$13
- LaniLani掲載のSHOP記事
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Battleship Missouri Memorial/戦艦ミズーリ記念館
Peal Horber/パールハーバー
パールハーバーと聞くと、太平洋戦争を思い浮かべる方も多いはず。せっかくハワイに訪れたのであれば、日本とハワイのシリアスな歴史に少し触れてみてみるのも旅の醍醐味ではないだろうか。
パールハーバーには先に紹介した戦艦ミズーリだけでなく、今なお海底に沈む戦艦アリゾナにボウフィン潜水艦パーク・太平洋航空博物館と、膨大な資料が展示されたヒストリカルな場所が集結。どの資料も日本の歴史に深く関連するものばかりとあって、ハワイで日本の歴史を再発見する日本人も多いのではないだろうか。
公式サイトでは、これら全ての博物館・記念館が見学できる”パールハーバーパスポート”が販売されているが、その他にも各旅行会社が開催するパールハーバーツアーもあり。認定車両にてぐるりと全ての建物を巡るツアーもあるので、時間を有効に使いたい方はこちらを検討すると良いだろう。
パールハーバー内はセキュリティの関係から、かばんなどの持ち込みは一切禁止。入り口の手荷物預かり所を利用することとなるので注意しよう。
Peal Horber/パールハーバー
- 営業時間:
- 8:00〜17:00(各施設によって異なる)
- 定休日:
- 11月の第4木曜日・12月25日・1月1日
- 料金
- パールハーバーパスポート 大人$65 子供(4〜12歳)$35
- LaniLani掲載のSHOP記事
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Peal Horber/パールハーバー
The USS Arizona Memorial/アリゾナ記念館
真珠湾攻撃によって撃沈された戦艦アリゾナ。パールハーバーに沈むその戦艦の上に慰霊施設として建設されたのが「アリゾナ記念館」である。
今では真珠湾攻撃そのものを記念する観光施設となっており、毎年100万人以上のツーリストが来訪。パールハーバー上に建設された海に浮かぶ記念館からは、水没した戦艦アリゾナと、そこから漏れ出るオイル”アリゾナの涙”を見学することができる。
こちらの記念館はアメリカ海軍が運行するボートでしか上陸が許されておらず、入場は毎日4500人までと決められている。そのため入館を希望するのであれば、アリゾナ記念館ビジターセンターにて、ボートの整理券を入手しなければならない。日によっては午前中で整理券が無くなることもあるため、整理券の確保はお早めに。各旅行会社が企画するパールハーバーツアーのなかには、アリゾナ記念館への入館が保証されたものもあるため、こちらも検討してみてはいかがだろうか。
The USS Arizona Memorial/アリゾナ記念館
- 住所:
- 1 Arizona Memorial Place, Honolulu,
- 電話番号:
- (808) 422-3399
- 営業時間:
- 8:00〜15:00(ビジターセンターは7:00〜17:00)
- 定休日:
- 11月の第4木曜日・12月25日・1月1日
- 料金
- 無料
- LaniLani掲載のSHOP記事
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The USS Arizona Memorial/アリゾナ記念館
ハワイと聞くと、ショッピングやビーチでのアクティビティといったイメージが強いが、実は歴史を感じる場所も多い。ハワイ王朝のきらびやかな文化も太平洋戦争の暗い影も、どちらもハワイが経験してきた歴史である。ハワイの人々が今なお大切にしているルーツや文化を、一緒に体感してみてはどうだろう。