【9月9日現在】ハワイの「在宅指示(Stay at home order)」が延長~今後の見通しは
皆さんこんにちは。ナビちゃおハワイのmimiです。
本日、ハワイの新たな指示が明らかになりましたのでご報告させていただきます。
最近のハワイのコロナウィルスの様子
一時、陽性反応者を0人まで抑え込みましたが、あっという間に再増加し300人台が続いたハワイ州。
最近の厳しい制御が功を奏しかなり減少してきています。
■ 9/5:221人
■ 9/6:164人
■ 9/7:105人
■ 9/8:66人
それでもつい先日のレイバーデー周辺には、ビーチで座ったり、寝転んだり、中にはバーベキューまでするグループもいて規則違反が多発。
まだ規則を守る意識の少ない人たちがいるのも事実です。
在宅命令の延長
9/8(火)に在宅命令(Stay at home order)を9/23まで延長すると発表されました。
今回の在宅命令は9/10に解除される予定でしたが、陽性反応者の減少をできるだけ維持したいという願いのようです。
しかし現在禁止されているビーチへの立ち入り(泳ぐ、サーフィンなどする場合は除く)、トレイル、公園の利用は1人のみでの利用に限り可能となります。
これらは同じ世帯でもあっても複数人での利用は引き続き禁止です。
利用しているグループが家族か他人同士かの判断がし難いというのが理由だとか。
また同世帯以外の人(親戚や友人など)と夕食を共にしたり訪問することも引き続き禁止事項とのこと。
在宅命令の詳細に関しましては下記をクリックしてご覧ください。
■ 9/23までの「在宅命令延長」の内容詳細~在ホノルル日本国総領事館より
今後の方針は・・・
9/23までの在宅命令が終了するまでに、ハワイの経済再開に向けての話し合いをイゲ知事は行う予定。
一度抑え込んだ陽性反応数が規則を緩めたことにより激増した経験があることから、かなり慎重になっている模様。
ただし、何も対策していないわけではありません。
収入が無く家賃を支払えない人達がホームレスになるのを避けるため、9月末までは家主に立ち退きを行わせないよう指示を出しています。
そのために基金を使用して家賃の支払いを行う措置も。
もちろん条件はかなり厳しいですが、食事の配布(これは条件なし)なども含めハワイは色々な対策が施されていると思います。
ハワイ経済の立て直し
課題が沢山ありすぎて、政府の対策も追いつかない様子。
■ 陽性反応者の減少、維持
■ レストランのイートインや小売業者の営業再開
■ 学校での授業再開
■ 渡航者の増加時の対処
8/1から開始されるはずだった「旅行前プログラム(ここをクリック)」の実施も延長が繰り返され、現時点でも実施されておりません。
ハワイ経済の立て直しには観光業の再開も不可欠ですが、現在の状況を見ると渡航者を歓迎するにはまだ難しい環境かもしれません。
ただ一歩ずつ前に進んでいることは確かですね。
今後の動向を注意深く見守りたいと思います。
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