1月18日はハワイが発見された日!ハワイがサンドイッチになった日の歴史

1月18日はハワイが発見された日!ハワイがサンドイッチになった日の歴史

Aloha mai kākou!

1月はハワイの歴史にとって重要な日が何日かあります。
そんな中のひとつ、1778年1月18日は、ハワイが発見された日。

キャプテン・ジェームス・クックと、彼にまつわるお話を紹介します。

太平洋の孤島ハワイ

ハワイ諸島は、海底(ホットスポット)から出るマグマが成長して島になりました。
そこへ、太平洋の他の島々の人が海を渡ってハワイ諸島へたどり着き、ハワイアンの元祖となったのです。

広い広い太平洋にぽつんと存在するハワイの島々は、長い間、外の世界に知られることはありませんでした。

そう、彼が来るまでは。

ハワイ発見

1778年1月18日。

イギリス人の海軍士官である、「ジェームス・クック/James Cook」(通称キャプテン・クック/Captain Cook)がハワイを発見し、カウアイ島のワイルアに上陸しました。
西洋人が初めてハワイの土地に降り立った日です。

クックの上司であり、時の海軍大臣はサンドイッチ伯という人でした。
トランプ遊びが大好きで、時間の節約のためにおかずをパンに挟んで食べたため「サンドイッチ」の語源になったと言われていますが、真偽のほどはわかりません。

クックは、発見したハワイ諸島を彼の名前にあやかり「サンドイッチ諸島」と名付けました。
1月18日は、ハワイ諸島がサンドイッチ諸島になった日でもあるのです。

クックは優れた探検家であり、海洋図製作者であったため、彼のハワイ発見後は西洋の船がハワイへどんどん来るようになります。

割と最近まで、サンドイッチ諸島=ハワイでした。
古地図や古地図の描かれたアロハを見つけたらチェック!

クック再び

クック一行はすぐハワイを離れて、目的地アメリカへと向かいます。

そして、次にハワイを訪れたのは翌年の1779年1月17日、ハワイ島のケアラケクア湾でした。
この時はひと月近くハワイ島に停泊。

ちょうど古代ハワイでは、ロノという豊穣の神がハワイへ戻ってくると信じられている「マカヒキ」と呼ばれるシーズン中でしたので、クック一行がロノ神と間違われて大層なもてなしをうけた、という話もあります。

クック一行は2月になって、次の目的地へと出発。
ところが、高波でマストが折れてハワイ島へ戻って来てしまいます。

「あれ?神さまじゃなかったの?」と当時のハワイアンが思ったかどうかわかりませんが、クック側とハワイアン側に揉め事が起き、クックはハワイ島で命を落としました。
1779年2月14日のことでした。

クックにまつわるもの

太平洋のあちこちに名を残す偉大なキャプテン・クックがハワイ島で命を落としたことは、あまり知られていません。

ハワイ島のケアラケクア湾にはモニュメントが建てられていますし、湾の近くにはキャプテン・クックという場所もあります。
カウアイ島のワイルアには彼の銅像と、オアフ島ダウンタウンのイオラニ宮殿の敷地内にクック碑なるものもあります。

オアフ島のビショップ博物館には、クックがハワイ島へやって来た時ハワイ島を治めていたカラニオプウ王(カメハメハ王の叔父)が、クックにプレゼントした羽根製のマントとヘルメットが、巡り巡って237年ぶりにハワイに戻って来ています(ニュージーランドの博物館から10年契約で借りています)。

もしかしたらクックが身につけたかもしれないマントとヘルメット。

ハワイへ行ったらぜひ博物館へも行ってみてくださいね!
ビショップ博物館公式HP

では、また!
A hui hou!

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マルヒア・コジマ
著者:マルヒア・コジマ
ロケラニ・ハワイアン・カルチャー・ラボ主宰 ふと手にした"マナ・カード ハワイの英知の力"をきっかけに古代ハワイへの探求がはじまり、今や古代だけでなく、ハワイの文化・歴史・神話・雑学を、大学の特別講義や各地のカルチャースクールなど、飛び回り語っています。ありがたいことに、はや14年。 約5,000件のサンプルから統計を取った、独自のマナ・カードの解釈を理論的に教えており、日本だけでなく現地ハワイにも生徒を持つマナ・カード講師の顔と、 そのマナ・カードを使ったセラピーでは、世界各地にクライアントが存在する、行列の出来る熱血マナ・カードセラピストでもあります。 古代ハワイの叡智(フナ)を残していく事に情熱を傾けています。 ブログ  マナ・カードとハワイアンカルチャー インスタグラム

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