日本人に出会わない?オアフの観光スポット「パールハーバー/Pearl Harbor」をご紹介
オアフ島は、どこに行っても日本人ばかり。
かといって、人が行かないような場所はキケンだし…
という声を聞きます。
ですが、日本人にも関係のある観光スポットであり、ツアーも出ているのに日本人にほぼ会わない、そんな場所があります。
太平洋航空博物館パールハーバー/Pacific Aviation Museum Pearl Harbor
それは、エヴァ地区のパールハーバー(真珠湾)。
戦艦ミズーリ記念館、太平洋航空博物館、ボートで向かうアリゾナ記念館、と実は見どころ満載。
ちなみに、パールハーバーと呼ばれる場所ではありますが、真珠は採れません。
ハワイ名はプウロア(長い丘)という地名です。
それにまつわる神話はまたいつか。
12月7日は慰霊祭
パールハーバーといえば、ハワイ時間1941年12月7日、日本軍が真珠湾攻撃を仕掛けた場所。
太平洋戦争の引き金になりました。
毎年ハワイでは、12月7日は重要な記念日で大々的に慰霊祭が行われています。
日本ではほとんどニュースになりませんが…
ただ今年は、来年3月までアリゾナ記念館の修復作業が続くため、米海軍の協力のもと、船上での式典が執り行われる予定だそうです。
(観光で行く場合、近くまでボートで行きボートから記念館を見学します。)
アリゾナは、日本軍の攻撃により沈んだまま。
その上に記念館が建てられており、船からは未だにオイルが流れ出ている様子が見られます。
日本軍の奇襲により、ハワイの日本人や日系人が収容所に送られたり厳しい立場に立たされたという歴史があります。
ハワイ好きなら、そういう歴史も知っておいてもいいのではないでしょうか。
パールハーバーの都市伝説
少し話は変わりますが、パールハーバーは、サメの女神カアフパハウに守られている、と昔からハワイアンに信じられていました。
1909年、その女神のすみかの上にアメリカ海軍が造船所を作ろうとしたため、ハワイアンは大反対。
もちろん、アメリカ海軍はそんなことお構いなし。
ところが、造船所建設は事故が多発し、費用もかさみ、完成も大幅に延期され、やっと出来上がったらまたもや爆発事故で建物全壊。
さすがに海軍もハワイアンの意見を聞き、ハワイの聖職者を呼んでお祓いをして、やっと造船所完成となった、という曰く付きの場所。
そしてその22年後、まさにその場所が真珠湾攻撃に遭ったのは偶然なのでしょうか?
そんな都市伝説も思い出しつつ、観光がてら歴史のお勉強に一度は訪れたい場所です。
太平洋航空博物館パールハーバー/Pacific Aviation Museum Pearl Harbor
- 住所:
- Ford Island, 319 Lexington Blvd. Honolulu
- 電話番号:
- (808) 441-1000
- 営業時間:
- 8:00~17:00
- 定休日:
- 1/1、感謝祭、12/25
- 料金:
- 大人: 25ドル、子供(4~12歳): 12 ドル