【徹底解説】レンタカーよりリーズナブル!?ハワイのカーシェアリング「HUI」
ハワイ旅行で好きなときに好きな場所へ移動できるレンタカーはとても便利なもの。しかし新型コロナの影響からハワイではレンタカーが不足し、レンタル料も高騰していました。今回はレンタカーよりリーズナブルに利用できるカーシェアリングサービスについてお話しします。
収まってきたハワイのレンタル料高騰
世界中で新型コロナのパンデミックが発生し、観光業はすべてストップし、ハワイへ観光客が訪れなくなりました。
その結果レンタカー業者は次々と閉店になり、40%以上のレンタカーが売却されてしまいました。
その後、陰性証明があればアメリカ本土からの観光客がハワイ旅行を楽しめるようになり、ハワイを訪れる観光客は劇的に増加しました。
ところがハワイではレンタカーの需要に対して供給が追いつかず、レンタル料はコロナ禍以前の2倍以上まで高騰しました。
ところがレンタカーの供給が徐々に追いついてきたため、ハワイのレンタカーのレンタル料はパンデミック前のレベルにまで落ち着いてきたようです。
短期間のレンタルならカーシェアリングHUIがお得!
ハワイでレンタカーを借りる際、空港で借りて滞在中の移動もすべてレンタカーで行いますか?
それとも必要なときに必要な時間だけレンタカーを借りるというスタイルでしょうか。
この、必要なときに、必要な時間だけレンタカーを借りるという方にお勧めしたいのが、今回ご紹介するカーシェアリングの「HUI(フイ)」です。
HUIは自動車メーカーのトヨタが2018年にスタートさせたカーシェアリングサービスです。
レンタルスポット「HUIステーション」は、ワイキキをはじめアラモアナやカカアコ、マノア、カイムキ、ダウンタウン、カポレイなど、オアフ島約70ヶ所に点在しています。
1時間単位で借りることができるため、とても経済的なサービスです。
予約・変更・キャンセルはアプリから楽々
HUIが気になってきた方も多いのではないでしょうか。
このカーシェアリングサービスではHUIステーションにもよるものの、ハイブリッドカーの「プリウス」や人気のセダン「カムリ」、ピックアップトラックの「タコマ」、SUVの「RAV4」など、さまざまな種類の車をレンタルすることができます。
予約や料金の支払い、さらには車の施錠もアプリから行うことができ、とても便利です。
利用登録をするためには「国際免許証保持者で25歳以上」、「運転免許取得後18ヶ月以上経過していること」、「過去18ヶ月間に軽度な違反が3件未満」、「過去36ヶ月間に重大な違反がない」などの条件をクリアしている必要があります。
事前にアプリから個人情報、日本の運転免許証番号、クレジットカード情報の事前登録をおこない、登録内容が承認されれば登録は完了します。
利用価格は1時間$9.95から、1日料金(8~24時間)では$79.95からが目安となり、これにはガソリン代や保険料も含まれ、返却時にガソリン満タンにする手間などもありません。
車内での飲食は可能ですが、乗車後の車内に汚れなどがあった場合は追加で費用を請求される場合があるので注意が必要。また、借りた車はレンタルしたHUIステーションへの返却が必要で、この辺りはレンタサイクルサービスBIKIとは少し異なっています。