影が消える?!ハワイの不思議な自然現象をご紹介!

影が消える?!ハワイの不思議な自然現象をご紹介!

ハワイで年に2回だけの、不思議な現象が起きる季節がやってきました!
日本では経験することができないハワイの自然現象をご紹介します。

影が消える怪現象「ラハイナ・ヌーン」

lahainanoon_1

上記の写真で、ペットボトルの影がどこにもできていないのがわかるでしょうか?
これが「ラハイナ・ヌーン」と呼ばれる不思議な現象です。

太陽がハワイの真上を通過することにより5月と7月に起こる現象で、この自然現象は、1990年にオアフ島のビショップ博物館のコンテストで「ラハイナ・ヌーン」と名付けられました。

「ラハイナ」はハワイ語で「残酷・灼熱の太陽」という意味で、「ヌーン」は英語で「正午・絶頂」などの意味から、「灼熱の太陽が一番真上にくる昼」という訳。

真上から太陽の光が当たるため、物や人の影が真下にできることで、昼間なのに影がないかのように見え「影が消える」と言われる珍しい現象です。

2020年の「ラハイナ・ヌーン」はいつ?

lahainanoon_2

ラハイナ・ヌーンの発生は、場所によって日にちと時間が異なります。
各エリアと発生時間は以下の通りです。

  • 【カウアイ島リフエ】 5月30日12時30分7月11日12時43分
  • 【オアフ島ハレイワ】 5月28日12時30分7月14日12時38分
  • 【オアフ島ホノルル】 5月20日12時29分7月15日12時38分
  • 【モロカイ島カウナカカイ】 5月25日12時25分7月17日12時24分
  • 【ラナイ島ラナイシティ】 5月23日12時25分7月18日12時34分
  • 【マウイ島ラハイナ】 5月24日12時24分7月18日12時32分
  • 【マウイ島ハナ】 5月23日12時21分7月18日12時30分
  • 【ハワイ島ヒロ】 5月18日12時17分7月24日12時27分
  • 【ハワイ島カイルアコナ】 5月17日12時20分7月24日12時31分

発生日と時間は毎年変わるので、気をつけてくださいね。

ビショップ博物館HPでもチェックできます。

今こそハワイの見どころをチェックしておこう!

lahainanoon_3
参照:County of Hawaii COVID-19 Resources

ハワイ州全体で新型コロナウイルスの新規感染者がゼロの日があったり、カウアイ島やハワイ島では感染者がゼロの日が続くなど、対策が厳しい州なだけあり成果を上げています。

そのため、少しずつではありますが経済活動を再開させる動きが出ています。
しかし、観光業には慎重な様子もあり、ロックダウン解除は5月末から6月30日まで再度延長となりました。

日本もこのまま感染者が減っていけば、ハワイに行くことができ、7月半ばに発生するラハイナ・ヌーンに間に合うかもと期待していたのですが、残念ながら少し厳しそうですね。

毎年ラハイナ・ヌーンを宣伝していますが、あまりメジャーにならないのは、少し地味な現象だからかもしれません。
しかし、日本では経験できない現象なので、5月か7月にハワイに行く時は、ぜひラハイナ・ヌーンの日をチェックしてみてください。


マルヒア・コジマ
著者:マルヒア・コジマ
ロケラニ・ハワイアン・カルチャー・ラボ主宰 ふと手にした"マナ・カード ハワイの英知の力"をきっかけに古代ハワイへの探求がはじまり、今や古代だけでなく、ハワイの文化・歴史・神話・雑学を、大学の特別講義や各地のカルチャースクールなど、飛び回り語っています。ありがたいことに、はや14年。 約5,000件のサンプルから統計を取った、独自のマナ・カードの解釈を理論的に教えており、日本だけでなく現地ハワイにも生徒を持つマナ・カード講師の顔と、 そのマナ・カードを使ったセラピーでは、世界各地にクライアントが存在する、行列の出来る熱血マナ・カードセラピストでもあります。 古代ハワイの叡智(フナ)を残していく事に情熱を傾けています。 ブログ  マナ・カードとハワイアンカルチャー インスタグラム

関連する記事