【5月13日現在】ハワイ州で新型コロナウイルスの動向!ロックダウン緩和の方向にあり

【5月13日現在】ハワイ州で新型コロナウイルスの動向!ロックダウン緩和の方向にあり

新規感染者数がハワイ州全体でゼロの日も出てきたハワイ。
自宅待機令(Stay‐at‐home order)からやや緩和された自宅待機推奨令(Safer‐at‐home order)になりました。

ここに来て、様々な規制が緩和されつつあります。
今回は5月にはいってからの、ハワイの新型コロナウイルスに関する動向をご紹介します。

ハワイで4月末からの新型コロナウイルスに関する動向


参照:ハワイ州観光局ホームページ

ハワイ州全体の新規感染者数が一桁の日が続いたことなどもあり、オアフ島のカーク・コールドウェル市長は感染リスクの低い経済活動の規制緩和の承認をハワイ州イゲ知事に要請し、5月1日に一部再開が決まりました。

ただ、観光業については新型コロナウイルス第2波の警戒もあり慎重な姿勢を示しています。

イゲ知事の規制緩和発表を受けてオアフ島では、4月30日から5月18日まで一部不動産関連、一部自動車関連、公営・民間ゴルフ場のガイドラインに沿った営業や一対一の家庭教師や音楽のレッスンなど個人サービス、墓参りなどが許可されました。

また、イゲ知事はショッピングモールの7日からの営業再開を承認されました。
 
カウアイ島とハワイ島の小売店は7日より再開、準備に時間が必要ということでオアフ島は15日からマウイ島は11日より再開。
もちろん、外出時はマスク着用でソーシャルディスタンスに気をつけての行動となります。

ライフセイバーもビーチに戻りました。ソーシャルディスタンスを守りながら人命も守ります。

カウアイ島の様子に注目

カウアイ群
参照:カウアイ郡ホームページ

4月末に新規感染者数ゼロを記録したカウアイ島は5月7日に夜間外出禁止を解除、小売店の営業が再開されました。

カウアイ島といえばカウアイ郡のデレク・カワカミ郡長が忙しい合間を縫って、ステイホームを呼びかけるために動画をこまめにアップしています。
動画の内容はダンスや工作、クッキング、ワークアウト手品などステイホーム・カウアイを合言葉に様々なステイホームの工夫とメッセージを島民に送り続けている人気の郡長です。

デレク・モニカ・カワカミ郡長のFacebookはこちら

その他の動向

hawaii-covid19
参照: Hawaii Covid-19ホームページ

ピクニックやキャンプなどのアクティビティはまだ禁止ですが、州立公園も一部再開されています。
ビーチではウォーキングやランニング、サーフィンなどは許可されていて、座ったり止まったりは禁止されています。

順調に進んでいるハワイ州の新型コロナウイルス対策ですが、ハワイの皆様の努力の賜物ですね。

ある調査(WalletHub)によると、ハワイ州はアメリカでもっとも新型コロナウイルス対策が厳しい州という結果がニュースになりました。

このCOVID-19の感染拡大を防ぐための様々な対策が功を奏している反面、ハワイは失業率がうなぎ上り。
経済活再開を求める抗議集会が5月1日、ホノルルの市庁舎前で行われ約100名以上が集まるという事もありました。

ハワイのメインである観光業の営業再開は早くても7月と予想されています。
経済活動再開と感染拡大防止の兼ね合いは世界的に難問ですね。

今のところ感染拡大に対しては成功しているハワイですが、懸念なのはここのところハワイへの訪問者数が増加していることなので、訪問者は14日間の隔離を徹底するといいかもしれません。


マルヒア・コジマ
著者:マルヒア・コジマ
ロケラニ・ハワイアン・カルチャー・ラボ主宰 ふと手にした"マナ・カード ハワイの英知の力"をきっかけに古代ハワイへの探求がはじまり、今や古代だけでなく、ハワイの文化・歴史・神話・雑学を、大学の特別講義や各地のカルチャースクールなど、飛び回り語っています。ありがたいことに、はや14年。 約5,000件のサンプルから統計を取った、独自のマナ・カードの解釈を理論的に教えており、日本だけでなく現地ハワイにも生徒を持つマナ・カード講師の顔と、 そのマナ・カードを使ったセラピーでは、世界各地にクライアントが存在する、行列の出来る熱血マナ・カードセラピストでもあります。 古代ハワイの叡智(フナ)を残していく事に情熱を傾けています。 ブログ  マナ・カードとハワイアンカルチャー インスタグラム

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